- ナンバリング作品:I-XI(ローマ数字)
- モンスターズシリーズ
- 1:M1
- 2:M2
- 3:M3
- キャラバンハート:MCH
- ジョーカー:MJ
- ジョーカー2:MJ2
- ジョーカー2プロフェッショナル:MJ2P
- テリーのワンダーランド3D:MT3D
- イルとルカの不思議なふしぎな鍵:M23D
- ジョーカー3:MJ3
- ヒーローズシリーズ:H1、H2
- アニメ作品
ゲームハードについては、個々のハードについて以下の通り表記する。
●FC - ファミリーコンピュータ
●SFC - スーパーファミコン
●GB、GBC - ゲームボーイ、ゲームボーイカラー
●PS - PlayStation
●PS2 - PlayStation 2
●DS - ニンテンドーDS
●3DS - ニンテンドー3DS
●PS4 - PlayStation 4
●Switch - Nintendo Switch
特記ないものはオリジナル版︵またはリメイク版も含め共通︶。﹁リメイク版﹂はハードを限定せず全てのリメイク作品で共通していることを指す。また、iOS版・Android版については同一であるため、﹁スマートフォン版﹂とする。
オーケストラ版ではゲーム中で使われるオリジナルの楽曲とはキーが異なる場合がある。リメイク版では楽曲のアレンジやキーはオーケストラ版に基づくようになることが多いが例外もある。
派生アニメ作品でも、ゲーム作中の音楽がアレンジされて使用されている。
1989年から1990年および1991年に放映された『ドラゴンクエスト』(日本アドシステムズ(NAS)制作、フジテレビ系)では、すぎやまは「原作音楽」の担当としてクレジットされており、I~IIIのアレンジ楽曲が使用された。なお、ゲームのアレンジ楽曲はCD化されていない。
他はミッキー吉野が作曲したオリジナル楽曲が使用された。それらの楽曲が「組曲ドラゴン伝説」と題したCDとしてアポロン音楽工業より発売された。
DRAGON QUEST -ダイの大冒険-(1991年版)
編集
1991年から1992年まで放映された﹃DRAGON QUEST -ダイの大冒険-﹄︵東映動画制作、TBS系︶では、I~IVのアレンジ楽曲が使用された。アレンジは松尾早人と武内基朗。スギヤマ工房が音楽制作を担当している。作中の音楽は大半がゲーム楽曲のアレンジによって占められ、バリエーションも多数ある。当時は組曲・交響組曲のアレンジでしか使われていなかった部分も使用されていた。劇場版第1作の﹁ダイの大冒険のテーマ﹂、同第2作の﹁アバン・愛のテーマ﹂など、すぎやま作曲のオリジナル楽曲もわずかに存在する。
CDはテレビシリーズ向けのサウンドトラックが1作、劇場版3作品ごとに各1作の計4枚が、日本コロムビアより発売された。
主題歌はオープニングにすぎやま作曲の書き下ろし作品が、エンディングはIIのエンディングテーマ﹁この道わが旅﹂に歌詞をつけた楽曲︵曲名は同名︶が採用された。主題歌は劇場版第2作、第3作でも使用されている。
※ 2020年から2022年まで放映された新規製作版﹃ドラゴンクエスト ダイの大冒険﹄︵東映アニメーション制作、テレビ東京系︶では、主題歌・劇伴など全て完全新規製作されたアニメ用の楽曲︵作曲は林ゆうき︶なので本項目では取り扱わない。詳しくは当該項目先を参照のこと。
︻アポロン音楽工業︼
●† 組曲 ドラゴンクエスト イン・コンサート︵BY30-5173 1987年10月21日︶ - 東京弦楽合奏団演奏。第1回ファミリークラシックコンサート︵1987年8月20日︶のライブ録音。サンサースの組曲が録音されているバージョンと、サンサースの組曲は録音されておらず代わりにすぎやまのトークが収録されているバージョンの2種類がある。演奏曲目はI・IIより。
●† ドラゴンクエスト イン・ブラス︵BY30-5201 1988年7月5日︶ - 小野崎孝輔編曲、東京佼成ウインドオーケストラ演奏。I〜IIIの楽曲の吹奏楽による演奏。
●† ドラゴンクエスト オン・エレクトーン︵BY30-5204 1988年9月21日︶ - 井上晴夫・小寺久美子演奏。I〜IIIの楽曲のエレクトーン演奏。
●† 組曲 ドラゴンクエスト ライブ・コンサート︵BY30-5206 1988年10月21日︶ - ファミリー・クラシック・オーケストラ演奏。第2回ファミリークラシックコンサート︵1988年9月26日︶のライブ録音。演奏曲目はI〜IIIより。
●† ドラゴンクエスト オン・ピアノ Vol.I︵APCG-4004 1989年8月10日︶ - 小森谷裕子演奏。I・IVの楽曲のピアノ演奏。
︻アポロン︼
- † ドラゴンクエストのうた ドラゴンクエスト・ベストソング・セレクション(PSCR-5009 1993年5月26日) - ドラゴンクエストシリーズの楽曲に、女性デュオ「ルーラ」による歌をつけたアルバム。楽曲はI〜IIIとVより。
●† 交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂ライヴ・ベスト -音楽の宝箱-︵SRCL-2735 1994年11月2日︶ - 東京交響楽団演奏。第8回ファミリークラシックコンサート︵1994年8月24日︶のライブ録音。演奏曲目はI〜Vより。
●ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏
●† 交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂ベスト・セレクション 〜ロト編〜︵SRCL-3565 1997年7月21日︶ - I〜IIIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
●† 交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂ベスト・セレクション 〜天空編〜︵SRCL-3566 1997年9月21日︶ - IV〜VIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
●† 交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂ベスト・セレクション 〜ロト・天空編〜︵SRCL-7331・2 1997年9月21日︶ - 上記2組のアルバムをMDにして発売されたもの。
︻SPEビジュアルワークス︼
●ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏
●† 交響組曲﹁ドラゴンクエストI・II﹂︵SVWC-7062 2000年8月23日︶ - Iの全曲とIIの﹃聖なるほこら﹄を除いた楽曲を収録。
●† 交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂ザ・ベスト︵SVWC-7074 2001年3月23日︶ - I〜VIIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
●† 交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂ザ・ベスト2︵SVWC-7134・5 2002年3月20日︶ - 第1作からVIIまでのうち﹁ザ・ベスト﹂に未収録の曲より選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
●† 交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂コンプリートCD-BOX︵SVWC-7150〜72003年1月22日︶ - I〜VIIの全曲︵演奏当時にオーケストラ版が存在していた楽曲のみ︶をCD7枚に収めたCD-BOX。
●† ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集1︵SVWC-7101〜3 2001年12月5日︶ - FC版のI〜IVのゲーム音源と、I〜VIIの携帯電話着信メロディ版を収録。ゲーム音源はすべてFC版当時発売された各作品のオーケストラ演奏CDに収録されていた﹁オリジナル・サウンド・ストーリー﹂を収録している。
●† ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集2︵SVWC-7104〜62002年1月9日︶ - SFC版I~III、V・VIのゲーム音源を収録。VはSFC版当時発売されたオーケストラ演奏CDに収録されていた﹁オリジナル・サウンド・ストーリー﹂を収録している。
●† ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集3︵SVWC-7107〜9 2002年2月6日︶ - GB版I~III、PS版IV・VIIのゲーム音源を収録。
︻アニプレックス︼
●† 弦楽四重奏による﹁ドラゴンクエスト﹂︵SVWC-7302・32005年12月7日︶ - マティアス・ムジクム・カルテット︵NHK交響楽団の選者︶演奏。演奏曲目はI〜VIIより。
●高橋敦・小田桐寛之編曲、東京メトロポリタン・ブラス・クインテット演奏
●† 金管五重奏による﹁ドラゴンクエスト﹂︵SVWC-7338 2006年2月22日︶ - 演奏曲目はI〜VIIIより。
●† 金管五重奏による﹁ドラゴンクエスト﹂Part.II︵SVWC-7496 2007年10月24日︶ - 演奏曲目はI〜VIIIより。
●† 金管五重奏による﹁ドラゴンクエスト﹂Part.III 〜ア・ラ・カルト〜︵SVWC-7607 2009年2月4日︶ - 演奏曲目はIII〜VIIIとモンスターズ、少年ヤンガスより。
- † 吹奏楽組曲 ドラゴンクエスト 第1集(OTA-0003 2003年8月5日) - 「イン・ブラス」にデジタルリマスターを施し再リリースしたバージョン。
●ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団演奏
●交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂ベスト・セレクション 〜ロト編〜︵KICC-6310 2009年8月5日︶ - I〜IIIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
●交響組曲﹁ドラゴンクエスト﹂ベスト・セレクション 〜天空編〜︵KICC-6311 2009年8月5日︶ - IV〜VIより選曲した楽曲を集めたベストアルバム。
●弦楽四重奏による﹁ドラゴンクエスト﹂︵KICC-6312・3 2009年8月5日︶ - マティアス・ムジクム・カルテット︵NHK交響楽団の選者︶演奏。演奏曲目はI〜VIIより。
●金管五重奏による﹁ドラゴンクエスト﹂︵KICC-6314 2009年8月5日︶ - 高橋敦・小田桐寛之編曲、東京メトロポリタン・ブラス・クインテット演奏。演奏曲目はI〜VIIIより。
●ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集1︵KICA-1465〜7 2009年10月7日︶ - FC版のI〜IVのゲーム音源と、I〜VIIの携帯電話着信メロディ版を収録。ゲーム音源はすべてFC版当時発売された各作品のオーケストラ演奏CDに収録されていた﹁オリジナル・サウンド・ストーリー﹂を収録している。
●ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集2︵KICA-1468〜70 2009年10月7日︶ - SFC版I~III、V・VIのゲーム音源を収録。VはSFC版当時発売されたオーケストラ演奏CDに収録されていた﹁オリジナル・サウンド・ストーリー﹂を収録している。
●ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集3︵KICA-1471〜3 2009年10月7日︶ - GB版I~III、PS版IV・VIIのゲーム音源を収録。
●真島俊夫編曲、東京メトロポリタン・ウィンド・アンサンブル演奏
●吹奏楽による﹁ドラゴンクエスト﹂Part.I︵KICC-6337 2010年7月21日︶ - 演奏曲目はI〜IIIより。
●吹奏楽による﹁ドラゴンクエスト﹂Part.II︵KICC-6338 2010年9月22日︶ - 演奏曲目はIV〜VIより。
●ドラゴンクエスト/ソロ・ギター・コレクションズ︵KICC-6354 2014年7月23日︶ - 南澤大介編曲、演奏。演奏曲目はI〜Xより。
●どれだけ食えスト、どれだけ食えスト2 - FC版I〜DS版IXまでのナンバリングシリーズの楽曲を、番組の大半に起用。
●ニーベルングの指環︵リヒャルト・ワーグナー作曲︶ - 作曲を依頼されて最初の打ち合わせにてゲームの世界観を﹁中世ヨーロッパの騎士物語﹂とプログラマー・中村光一より説明された際に同曲が頭に浮かび、﹁クラシック音楽をベースにしよう﹂と基本コンセプトが固まったと、すぎやまが語っている[12]。
●トヨタ・アクア - ﹁冒険の旅﹂﹁おおぞらをとぶ﹂﹁そして伝説へ﹂﹁楽しいカジノ﹂がCM曲に採用された。
●香川照之の昆虫すごいぜ! - 番組内︵主に捕獲コーナー︶で楽曲が使われている。
●題名のない音楽会 - 2017年1月29日に﹁吹奏楽によるドラゴンクエストの音楽会﹂を放映した。すぎやまはVTR出演。﹃ジプシーダンス﹄演奏時には五嶋龍かヴァイオリンで参加した[13]。2021年10月23日、すぎやま死去後に﹁すぎやまこういちの音楽会 ~そして伝説へ﹂という追悼番組において、DQ楽曲や﹃亜麻色の髪の乙女﹄などを放送した[14]。
●お笑いネットワーク - 1990年代に一時期、オープニングに﹁序曲﹂、出囃子に﹁そして伝説へ﹂を使用していた。
●沸騰ワード10 - 日本テレビ系で放送されているバラエティー番組。﹁ガイドブックに載ってない沸騰島﹂のコーナーでは、同シリーズの楽曲が使用されている。
- ^ 冒頭のファンファーレ部分は「序曲XI」が使用されている