パラグライダー

パラグライダーで滑空、上昇気流に乗って上昇や下降するスポーツ。

: paraglider: Paragliding(FAI)
パラグライダー、神鍋高原にて

概要

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パラグライダー、チロルにて

1964

19664使[1]1978

日本

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198635232000m

1988NHK19921228263.18km19955

1200820081 201010015242010JHF

JHFJHF1986JHF

JHFJPA20031,000JPAJHFJPAweb

JHFJPAJHFJPAJHFJPA

飛行方法

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テイクオフ
 
装備
 
装備
テイクオフ
 
山の斜面に作られたパラグライダーの離陸ポイント

3FAI Sub-class O-3 20kg

6110136km/h20km/h60km/h

6m/s

JHFIPPI


安全性

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一般災害における事故(負傷)率
(平成13年度警察白書2000年度統計)
道路交通事故 9.1×10-3
山登り 5.0×10-6
船舶事故 1.4×10-6
モーターボート 3.5×10-7
パラグライダー 2.0×10-7
航空機事故 1.8×10-7
スクーバーダイビング 7.8×10-8
ハンググライダー 4.7×10-8

JHF199451610


資格(日本)

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JHF1986 (FAI)199319942003

1986
  • 1992年〜1994年 - パラグライダースクール協会 現在活動停止
  • 2003年〜 - 日本パラグライダー協会

IPPI技能証

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国際航空連盟が発行するパラグライダーの資格は「国際パイロット技能証」である。各国毎で航空法は異なり、パラグライダーも航空機の一種類と定め国家資格としている国もあれば、日本の様に統括団体を設けて民間の自主ライセンスという形式をとるこにとより間接的な指導監督を行っている国もある。海外でフライトを希望するのであれば、国際航空連盟/国際ハング・パラグライディング委員会が発行する国際パイロット技能証を取得することが望ましいとされる。国際パイロット技能証を取得すると国際航空連盟に加盟する世界100以上の国々でフライトすることが可能となる。なお、日本国で国際パイロット技能証の技能証を発行する権限を移譲されているのは統括団体であるJHFのみである。JHF技能証は国際航空連盟/国際ハング・パラグライディング委員会が定める技能証規程に基づいて発行されるため、JHFへの書類申請のみで国際パイロット技能証を取得することができる。

JHF技能証

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JHFJHFJHFJHFIPPIFAI12()JHF沿123

JHF-A



JHF-B

180

JHF-

NP36020m

JHF-

PPIPPI

JHF-

2

JHF-

XC

JHF-

JHF-

PSA技能証

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かつて、大手輸入代理店が中心になって立ち上げた“パラグライダースクール協会” が独自に発行していたパラグライダーの資格。しかし活動を停止しておりこのライセンスでフライト可能なエリアは非常に少なくなっている。

JPA技能証

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特定非営利活動法人日本パラグライダー協会が独自に発行するパラグライダーの資格。詳細は特定非営利活動法人日本パラグライダー協会ウェブサイトを参照。

JHFレスキューパラシュートリパック認定証

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JHFはレスキュパラシュートの正しい使用方法、ハーネスへのセッティング方法、リパック方法を普及させるためにレスキューパラシュートに関する技能認定証を発行している。技能検定会の受験資格は、JHFパイロット技能証以上の取得者で、継続的にレスキューパラシュートのリパックを実施し、過去一年以内に20個以上のリパック実績のある者とされ2010年現在で全国に100人以上の認定合格者がいる。 受験審査としてリパック実績ログの提出、試験内容としては実技検定と学科検定の二つが実施される。検定内容は国際航空連盟が定める国際レスキューパラシュートリパック規定を満たす必要がある。

講習制度(日本)

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JHFJPA2



JHFJHF
JHF



JPA

フライヤー登録

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JHF JHF

競技

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 / JHF JHF

JPAJPAJPAPWC JPAPWCJPAweb

競技の種類

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GPSGPS

























記録

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世界記録

(2005年3月現在FAI公認記録)

日本記録

(2005年3月現在(財)日本航空協会公認記録)

直線距離 423.4 km
  • 日付:2002年6月21日
  • パイロット:William GADD(カナダ
  • コース:テキサス州Zapata - South of Ozona
  • 機体:Gin Boomerang Superfly
263.18 km
  • 日付:1992年12月28日
  • パイロット:峰岸正弘(東京
  • コース:南アフリカ共和国クルマン地区
  • 使用機体:UP International KATANA FR51
アウトアンドリターン 213.8 km
  • 日付:2003年6月12日
  • パイロット:Primoz SUSA(スロベニア
  • コース:Soriska Planina(スロベニア)
  • 機体:Gradient Avax RSE
182.48 km
  • 日付:1992年12月28日
  • パイロット:峰岸正弘(東京)
  • コース:南アフリカ共和国クルマン地区
  • 機体:UP International KATANA FR49
獲得高度 4,526 m
  • 日付:1993年1月6日
  • パイロット:Robbie WHITTALL(イギリス
  • コース:Brandvlei(南アフリカ)
  • 機体:Firebird Navajo Proto
4,548 m
  • 日付:1996年1月1日
  • パイロット:峰岸正弘(東京)
  • コース:南アフリカ共和国クルマン地区
  • 機体:エアーウェーブ アルトXM

日本人選手の成績

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選手の名前 性別 記録
岩崎拓夫 男性
  • パラグライディング ジャパンリーグ 2017年総合優勝[2]
  • 2018年 ジャカルタ アジア大会 クロスカントリー団体男子 金メダル[3]
扇澤郁 男性
  • パラグライディング ジャパンリーグ 総合優勝(1991年、1992年、1998年、1999年、2000年)
  • パラグライディング日本選手権 優勝(1994年、2003年)
  • パラグライディング世界選手権に日本代表として連続出場(1993年、1995年、1997年、1999年、2001年、2003年)
  • パラグライディングワールドカップ 4位入賞(2007年茨城大会、1995年フランス大会)
  • 2007年 レッドブル X-Alps 2007 5位入賞
川地正孝 男性
  • 2003年 第8回世界選手権(ポルトガル)第3位
  • 2004年 第1回アジア選手権(韓国)優勝
辻強 男性
  • 2000年 ワールドカップスペイン 優勝
  • 2003年 フランス選手権 3位
田中美由喜 女性
  • 1988年 ヨーロッパ選手権(フランス)女子3位
  • 1991年 世界選手権(フランス)女子2位
  • 1993年 世界選手権(スイス)女子3位
  • 1995年 世界選手権(日本)女子2位
  • 1996年 ワールドカップスペイン・女子1位
  • 2001年 世界選手権(スペイン)女子3位
神山和子 女性
  • 2000年 ワールドカップブラジル・女子優勝
平木啓子 女性
  • 2004年 第一回アジア選手権・女子3位
  • 2009年 ワールドカップスーパーファイナル・女子優勝
  • 2018年 ジャカルタ アジア大会 クロスカントリー団体女子 銀メダル[4]
福岡聖子 女性
  • 2008年 アクロバティック ワールドカップファイナルランキング・男女総合8位、女子1位
山下敦子 女性
  • 2017年 世界選手権(セルビア)女子1位[5]
  • 2018年 ジャカルタ アジア大会 クロスカントリー団体女子 銀メダル[4]
  • 2018年 パラグライディング ジャパンリーグ女子総合優勝[6]

メーカー

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2021FALHAWKUP
  • ADVANCE(スイス)
  • Aerodyne(フランス)
  • Airwave(オーストリア)
  • APCO(イスラエル)
  • AXIS(チェコ)
  • BGD(オーストリア)
  • FALHAWK Co Ltd(日本)
  • Flight Design(ドイツ)
  • Flow(オーストラリア)
  • FreeX(ドイツ)
  • GIN(韓国)
  • GRADIENT S.R.O.(チェコ)
  • ICARO(ドイツ)
  • INDEPENDENCE(ドイツ)
  • ITV(フランス)
  • KGS(日本)
  • NOVA(オーストリア)
  • OXY WING(現OVAL THREE LTD.)
  • OZONE(フランス)
  • RIPPLE(日本)
  • Sky Paragliders(日本)
  • Skywalk(ドイツ)
  • SOL(ブラジル)
  • Sungliders(韓国)
  • SWING(ドイツ)
  • TEAM 5(オーストリア)
  • UP(ドイツ)
  • U-Turn(ドイツ)
  • WIND VALLEY Ltd
  • Windtech(スペイン)
  • Wings of Change(ドイツ)
  • 第一興商(関連事業部 スカイレジャー課、閉鎖; 日本)
  • FUJIKURA(藤倉航装)(日本)
  • 株式会社カシヤマ(日本)
  • ケンベック(日本)
  • 小林重力研究所
  • ザクト (ZACT)
  • ジール(日本)
  • ストームワークス(日本)
  • たかとり(日本)

脚注

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(一)^ 2015 - 

(二)^ 2017. 2018124

(三)^ JOC. 2018126

(四)^ abJOC. 2018126

(五)^ PWCA. 2018125

(六)^ 2018. 2018126

関連項目

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使

外部リンク

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