国立図書館

明確に国が設立した図書館

国立図書館(こくりつとしょかん)は、国家やそれに準ずる機関により設置、運営される図書館である。対応する英語のナショナル・ライブラリーNational Library)とほぼ同義である。

イギリスの国立図書館である大英図書館

定義

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National libraries[1]

3. 2a
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nation

[1]

国立図書館の機能

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国立図書館の基本的な役割・機能は、ユネスコの定義にあるように、国内で出版・流通した全ての図書館資料となりうる出版物を収集、保存して一国の網羅的な図書館コレクションを構築し、自国の文化遺産としてこれを保存するとともに、利用者の要求に応じて資料の提供を行うことである。この収集のために、国立図書館は法律やそれに準ずる規則などによって定められた納本制度が納本の対象とする納本図書館に指定されている。

ただ、各国の国立図書館は、その設置形態や所管が国ごとに異なるため、その実際の活動内容や主たる設置目的は、国ごとに大きく違いがある。明治時代初期の日本における東京書籍館(のち東京図書館)がそうであったように、図書館事業の未成熟な国では、国立図書館と銘打った図書館の業務が図書館の先進国における一般の公共図書館のそれとほとんど違わない場合もある。

書誌の作成と調整

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調

国内・国際協力

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ISBN・ISSNナショナル・センター

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ISOISBNISSNISBNISSNISBNISSN

ISBNISSN

参考文献

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脚注

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注釈

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  1. ^ ヘブライ大学の図書館は、イスラエルと世界の全ユダヤ人のナショナル・ライブラリーと規定している。

出典

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  1. ^ 図書館統計の国際的な標準化に関する勧告」とは、1970年(昭和45年)の第16回ユネスコ総会で採択された「Recommendation concerning the International Standardization of Library Statistics」の和文仮訳名である。

外部リンク

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主な国立図書館のオンラインカタログ

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