安曇村
日本の長野県南安曇郡にあった村
安曇村(あづみむら)は、長野県の中部(中信地方)南安曇郡にあった村。
あづみむら 安曇村 | |||||
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廃止日 | 2005年4月1日 | ||||
廃止理由 |
編入合併 安曇村、四賀村、奈川村、梓川村 → 松本市 | ||||
現在の自治体 | 松本市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 |
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地方 | 中部地方(甲信越地方) | ||||
都道府県 | 長野県 | ||||
郡 | 南安曇郡 | ||||
市町村コード | 20464-1 | ||||
面積 |
401.50 km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
2,474人 (推計人口、2005年3月1日) | ||||
隣接自治体 | 大町市、穂高町、堀金村、三郷村、梓川村、奈川村、波田町、高山市 | ||||
村の木 | シラカバ | ||||
村の花 | ミズバショウ | ||||
村の鳥 村の獣 |
ライチョウ カモシカ | ||||
安曇村役場 | |||||
所在地 |
〒390-1592 長野県南安曇郡安曇村1061-1 ![]() | ||||
座標 | 北緯36度10分59秒 東経137度47分05秒 / 北緯36.18311度 東経137.78478度座標: 北緯36度10分59秒 東経137度47分05秒 / 北緯36.18311度 東経137.78478度 | ||||
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ウィキプロジェクト |
地理
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●山‥乗鞍岳、穂高岳、槍ヶ岳、焼岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳、大滝山、霞沢岳
●高地‥上高地、乗鞍高原
●川‥梓川、小大野川、前川[要曖昧さ回避]、島々谷川
●湖‥梓湖、大正池、牛留池
●長野県中信地方の西部にあり、西側を岐阜県高山市︵旧丹生川村、上宝村︶に接する。松本市街からは西方にあたる。
●村西側の岐阜県境は北アルプス飛騨山脈の最南端にあたり、焼岳や乗鞍岳といった火山をはじめ、他にも穂高岳、槍ヶ岳といった高山が多い。このうち焼岳を除く3座は何れも標高3,000m以上の高山であるが、とりわけ乗鞍岳は標高2,702mの畳平までバス又はタクシーで行けるために﹁日本で一番手軽に登れる3,000m級の山﹂として知られる。その東麓には大昔に流出した溶岩により乗鞍高原が形成されている。
●火山に近いことから村の各地に温泉が存在する一方、村全体が山間部に位置しているため比較的雪も多く、豪雪法上の豪雪地帯の指定も受けている。
●信濃川や犀川の上流にあたる梓川が、上高地北方を源流に東へと流れている。梓川には東京電力の発電用のダムが3つあり、上流から奈川渡ダム、水殿ダム、稲核ダムという。
●松本と高山を結びさらに福井へつながる国道158号が梓川に沿って東西に走っており、高山市との境界にある安房峠東側で中部縦貫自動車道の安房トンネルにつながっている。江戸時代には通称飛騨道︵ひだみち︶︵明治期に入ってから野麦街道と呼ばれた︶が通っており、稲核村の枝郷であった橋場には、1870年︵明治3年︶まで番所が置かれていた[1]。
隣接している自治体
編集(廃止時点)
行政
編集- 廃止時の村長:上松正文(2004年9月5日就任)
- 前村長の筒木千俊が、経営する旅館の温泉偽装事件で引責辞任したことを受けて、出馬・当選。
歴史
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●17世紀後半 - 筑摩郡稲核︵いねこき︶村、大野川村が安曇郡に移る。
●1874年︵明治7年︶9月5日 - 上野組入4ヶ村と呼ばれた筑摩県安曇郡大野川村・島々村・稲核村・大野田村が合併して安曇村となる。
●1876年︵明治9年︶8月21日 - 長野県の所属となる。
●1878年︵明治11年︶1月4日 - 郡区町村編制法の施行により、南安曇郡の所属となる。
●1889年︵明治22年︶4月1日 - 町村制の施行により、安曇村が単独で自治体を形成。
●2004年︵平成16年︶7月31日 - 白骨温泉の入浴剤着色問題で、村長の筒木千俊が辞任︵温泉偽装問題︶。
●2005年︵平成17年︶4月1日 - 松本市に編入。同日安曇村廃止。
姉妹都市
編集国内
編集海外
編集地域
編集地区町会
編集地区町会は次の9つがある(2014年現在、かっこ内は2014年4月1日の人口。松本市ホームページによる)。
教育
編集交通
編集道路
編集高速道路
一般国道
都道府県道
鉄道
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なし
●最寄りの駅は松本電気鉄道上高地線・新島々駅。
●大野田地区に隣接する東筑摩郡波田町前渕地区に、松本電気鉄道︵現在のアルピコ交通︶上高地線・島々駅があった︵1985年1月1日に廃止︶。同町赤松地区に新島々駅 (1966年赤松駅より改称) がある。
森林軌道
1960年代までに全て廃止されている。
●梓川島々谷森林軌道︵島々地区︶
●前川森林軌道︵大野川地区︶
●前川池ノ沢森林軌道︵大野川地区︶
名所・旧跡
編集脚注
編集- ^ 『安曇村誌 第2巻歴史上』666ページ、『安曇村誌 第3巻歴史下』16ページ
関連項目
編集外部リンク
編集- 支所・出張所 - 松本市