使4

編成の規模

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演奏家の人数は合計で12人から21人程度であり、例えば、第1ヴァイオリン6人、第2ヴァイオリン5人、ヴィオラ4人、チェロ4人、コントラバス2人、計21人などである。さらに、大規模なオーケストラにおける弦セクションと同程度の規模の場合もあり、その場合はそれぞれ16・14・12・10・8人の計60人などという編成もある。弦楽合奏曲は指揮者なしで演奏することもある。

歴史

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19

202

管弦楽の一部としての弦楽合奏

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リムスキー=コルサコフは自著『管弦楽法原理』の中で、オーケストラのなかで弦楽器がもっとも基本的で、かつ「聴き疲れしない」音色である、といったことを述べている。

また、管弦楽団の編成としての弦楽器パート一式(一般に第1および第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの5パートからなる)を指して弦五部と呼称される。管楽器・打楽器パートなどは、それぞれの楽器名と数が示される例が多いことに対し、「弦五部」で一括されていることが特徴的である。

有名な作曲家と作品

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弦楽のための作品

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弦楽合奏曲への編曲

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弦楽器のみの重奏からの編曲

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22 - 112

3

5

13

12Op.1





6調1

1Op.70bOp.70
2Op.79a12Op.79











11



14

2



8110












合唱曲からの編曲

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例は多くないが、無伴奏合唱曲から弦楽合奏曲へ編曲された例もある。

また、ヴィラ=ロボスの『ブラジル風バッハ第9番』に無伴奏合唱版がある。

その他

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2522

22

2

33

管弦楽作品の一部

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管弦楽の大曲の一部に弦楽合奏のみによる楽章などが設けられることもある。

関連項目

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