熊本県民の歌

第15回熊本国体実行委員会が制定した県民歌

熊本県民の歌」(くまもとけんみんのうた)は、日本熊本県1960年昭和35年)に開催された第15回国民体育大会(熊本国体)に際して第15回国民体育大会熊本県実行委員会が選定し、県に継承された県民歌である。作詞・坂井秀雄、作曲・出田憲二

熊本県民の歌

県民歌の対象
熊本県
(制定主体は第15回熊本国体実行委員会

作詞 坂井秀雄
作曲 出田憲二
採用時期 1960年2月13日
言語 日本語
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解説

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第十五回国民体育大会
熊本県実行委員会選定
熊本県民の歌」
伊藤久男コロムビア合唱団シングル
B面 「熊本県民の歌」行進曲(インストゥルメンタル
リリース
規格 SPレコード
ジャンル 都道府県民歌
レーベル 日本コロムビア(SPR1929)
作詞・作曲 作詞:坂井秀雄
作曲:出田憲二(#A)、滝本泰三(#B)

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196035213[3]SPSPR1929

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制定主体について

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本曲は県でなく熊本県体育協会などで構成される「熊本国体実行委員会」が制定主体となった経緯から、正式な都道府県民歌としてはカウントされない場合がある[5]。ただし、熊本県庁では電話の保留音に「熊本県民の歌」を使用しており、県統計協会が毎年発行する県民手帳にも県民歌と同様の扱いで「熊本県民の歌」が掲載されている[6]。また、熊本放送では長年にわたりテレビのオープニングとクロージングで「熊本県民の歌」を演奏していた。こうした使用実態より「正式な県民歌」か否については議論があるものの「事実上の県民歌」としての地位を獲得していると言える。

備考

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1984年(昭和59年)には「火の国旅情」が「県民の歌」として県のPRに採用されており[7]2012年平成24年)に熊本県民テレビ子会社のKKTエンタープライズが発売したミュージックビデオDVDが表題を「熊本県民歌・火の国旅情 〜全35番〜」としているため[8]、正式名称で「熊本県民の歌」と呼んだ場合には同曲と紛らわしくなる。そのため「熊本県民の歌」を区別する場合は歌い出しの部分を取って「大阿蘇」の別名で呼ばれる場合もある。

「火の国旅情」の位置付けについては「おもいで宝箱」と合わせて「熊本県のことを歌った歌として、広く親しまれている」とされており[9]、正式な「県民歌」と言うよりも「県民愛唱歌」に近い扱いである。

参考文献

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脚注

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(一)^ CD.  (). (20117). http://www.city.kikuchi.kumamoto.jp/var/rev0/0001/8079/20117616126.pdf 2012915 

(二)^ ab1959112012

(三)^ 19602146 

(四)^  .  (西). (20161216). https://mainichi.jp/articles/20161216/ddp/012/040/016000c 201768 

(五)^ (2012), p396

(六)^  (2013124). ︿. excite (): p. 3. https://www.excite.co.jp/news/article/E1358961906076/?p=3 201768 

(七)^ 

(八)^ KKTDVD  35

(九)^ (2012), p397

外部リンク

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