知多乗合株式会社(ちたのりあい)は、愛知県半田市に本社を置く名鉄グループバス事業者。通称は「知多バス」で、会社でも公式にこの通称を使用している[1]

知多乗合株式会社
Chitanoriai Co., Ltd.
本社建屋
種類 株式会社
略称 知多バス
本社所在地 日本の旗 日本
475-0862
愛知県半田市住吉町2丁目163番地の7
北緯34度54分23.5秒 東経136度55分53.2秒 / 北緯34.906528度 東経136.931444度 / 34.906528; 136.931444座標: 北緯34度54分23.5秒 東経136度55分53.2秒 / 北緯34.906528度 東経136.931444度 / 34.906528; 136.931444
設立 1943年昭和18年)6月12日
業種 陸運業
法人番号 8180001091831 ウィキデータを編集
事業内容 乗合バス事業・貸切バス事業
代表者 金森隆浩(代表取締役社長
資本金 1億円
主要株主 名鉄グループバスホールディングス 100%
主要子会社 知多自動車学校
外部リンク https://www.chitabus.co.jp/
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知多半島を中心に乗合バス事業・貸切バス事業を営み、コミュニティバスの運行受託も行う。本社に半田営業所を併設する。

沿革

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1943186 - 8

19991110 - 

20122441 - [2][3]

20224
211 - manacaIC[4]

71 - [1][5][6][7]HD[5][6]

営業所および現行路線

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2つの路線バス営業所と1つの貸切バス営業所を持つ。ただし、路線の半田営業所と貸切営業所は同一敷地内にあるため、実質的には営業所は2箇所である。また、半田営業所・貸切営業所の敷地内には自社のバス整備工場も併設している。他の営業所は給油や洗車の設備と事務所のみで、非常に簡素な構造となっている。2014年3月31日をもって内海管理所が廃止された。

半田営業所(住吉車庫)

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東ヶ丘団地線

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名鉄河和線 巽ヶ丘駅と東浦町阿久比町の東ヶ丘団地を結ぶ路線。平日は朝夕のみの運行で毎時3本、休日は終日毎時1〜2本の程度の運行である。

半田北部線

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名鉄河和線 知多半田駅と半田市北東部(乙川・亀崎方面)を結ぶ路線。かつての上池・有脇・亀崎線の経路を統一する形で2018年平成30年)10月1日から運行が開始された。終点の日本福祉大学などの亀崎地区から半田市地区路線バス「ごんくる」の亀崎・有脇線に乗り換え(乗継割引制度、一日乗車券あり)できる。

半田・常滑線

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  • 知多半田駅 - 青山駅 - 板山 - 常滑駅 - 中部国際空港(常滑駅発着便あり)
  • 日本福祉大学(半田キャンパス) - 知多半田駅 - 青山駅 - 板山 - 常滑駅

 341220183010[1]便202210

刈谷・中部空港線

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 JR JR 2022810431便

中部国際空港貨物地区循環線

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A -  -  - 

B -  -  - 

C -  -  -  - 便便

ACB13202210B
コミュニティバス
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沿線の各自治体からコミュニティバスの運行を受託している。詳細は各路線の記事を参照。

東海営業所(加木屋車庫)

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西391

()使K

201123210201224229201123212022211manacaIC[4]manaca

上野台線

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  • 太田川駅前 - 姫島 - 山中団地前 - 上野台 - 共和駅前(上野台発着便あり)
  • 太田川駅前 - 姫島 - 富木島小学校前 - 上野台

名鉄常滑線・河和線 太田川駅とJR東海道本線 共和駅を、東海市東部の上野台団地を経由して結ぶ路線。本線は朝夕は毎時1〜2本程度昼間は90分間隔、富木島小学校前経由の支線は朝夕のみ1時間に1本程度の運行。近年は太田川駅〜上野台間で減便傾向である。2016年(平成28年)10月のダイヤ改正までは支線も複数存在し、太田川駅前〜上野台間は毎時4本程度の運行であった。2020年4月のダイヤ改正では朝に姫島始発の便があったものを太田川駅前まで延伸した。太田川駅前付近のルートが駅の高架化工事に伴い変更になっている。

横須賀線

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名鉄常滑線 尾張横須賀駅とJR東海道本線・武豊線 大府駅を、国道155号線に沿って結ぶ路線である。平日朝は40分に1本程度、昼間以降及び休日は1〜2時間に1本の運行。東海市側で太田川駅前まで運行する便があったが、2016年(平成28年)に尾張横須賀駅までに短縮された。2020(令和2年)年より加木屋 - 大府駅間の系統が増便され、同区間は概ね毎時1本以上を確保している。

大府市内線

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JR東海道本線・武豊線 大府駅からウェルネスバレー地区の各施設を結び、一部は東浦町森岡台地区を経由し、大府駅に戻る路線である。ウェルネスバレー地区までは毎時1〜2本程度、森岡台へは朝夕を中心に運行されている。大府駅前を19:00以降に発車する便は、循環方向が逆(森岡台先回り)となる。名鉄バスから路線移管される前から大府駅前 - 森岡台は東浦線(2002年(平成14年)廃止)として運転されており東浦町の石浜住宅まで運行されていた。沿線に多く公共施設が立地することから、知多バスの中でも利用客の多い路線である。

朝倉団地線

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  • 朝倉駅前 → つつじが丘団地 → つつじが丘1丁目 → 朝倉駅前

名鉄常滑線 朝倉駅とUR都市機構朝倉団地(つつじが丘)を結ぶ路線である。減便が進んでおり、現在は朝夕のみ3本の運行。2014年(平成26年)以前は昼間も運行していた。

佐布里線

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  • 朝倉駅前 → つつじが丘団地 → 佐布里 → つつじが丘1丁目 → 朝倉駅前

名鉄常滑線 朝倉駅からつつじが丘を経由し、知多市佐布里地区を循環して朝倉駅に戻る路線である。朝倉駅前〜つつじが丘地区は朝倉団地線と重複する。概ね毎時1本の運行で、夕方は毎時2本となる。朝倉団地線の減便により佐布里地区を通過して朝倉駅前~つつじが丘地区で乗降する場合でも朝倉団地線と同一運賃になる特例が設定された。

岡田線

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  • 朝夕便:朝倉駅 -古見駅 - 東岡田
  • 昼便:朝倉駅 - つつじが丘1丁目(上り)/つつじが丘団地(下り)- イトーヨーカドー前 - 東岡田

名鉄常滑線 朝倉駅と知多市岡田地区を結ぶ路線である。朝夕と昼間で経路が異なる。朝便の上りおよび夕便の下りは毎時2本程度、それ以外は毎時1本程度の運行である。

かつては全便現在の朝夕便の経路で運行されていたほか、東岡田から先、名鉄河和線 知多半田駅へ行く便もあった。また昼便も、名鉄常滑線 朝倉駅から先古見駅口まで運行していた。

日長団地線

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名鉄常滑線 新舞子駅と日長台団地を結ぶ路線である。概ね毎時1本程度運行されているが、一部不等間隔となっている。

コミュニティバス
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沿線の各自治体からコミュニティバスの運行を受託している。詳細は各路線の記事を参照。

貸切営業所

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  • 愛知県半田市住吉町2丁目163番地の7
  • 貸切バスのみの所管。

廃止された所管系統

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200618630
 - 

 - 

200719930
 -  - 

200820930
 -  - 
 - 



200921331
西 - 西 -  - 


 -  -  - 

 -  -  -  - 

200921930
 -  - 西 - 

201022331
 -  -  - 


201123327



201325316
 - 
200618

201425331
  -  -  -  - 
西

201527430
 -  - 

 -  -  - 
 - 

201527930
 -  


201628331
 -  -  -  - 

 - 便

 - 西 - 

 - 


201830930

 -  -  - 

 -  -  -  - 

 -  -  -  - 
-[2]121102018101

201830930

JR -  -  -  -  - 西

 - 西
西



1522018101

201984

 -  -  - 
20122441121201984便

20224930

          

            
20155 便便120221


 -  -  - 
 沿便便便便1212020242022101

20235930

 -  -  - 
 沿1

2023101



200719331
 -  -  - 
1990

201224319
 -  -  - 


201628930
  -  - 

 -  - 
211

 - 



1329

NOxPM使201426331


 - 

 - 



200921331
 - 
西

201022101
西 - 

 - 
2退

 - 
17西

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主なターミナル

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車両

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一般路線車両

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2110使202210BYDJ6[8]EV

20132563

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  • 2013年(平成25年)10月に、南知多町海っ子バスの運行委託先が変更された際に、知多乗合に残った1台は、白地に側面の赤帯のみが施されている。フロントのCや側面のカモメマークはない。

他社からの移籍車は基本的に自社塗装へ塗り替えて使用する。ただし名鉄バスからの移籍車は、塗装はそのままで社名などのみを書き替えて使用することが多い。


200618200921FCHV-BUS120061839 - 322772232009211211

2017年(平成29年)から元都営バストヨタ・TFCB(S-B102。同時期に導入されたS-B101は名鉄バス豊田営業所に移籍している)がイオンモール常滑セントレアを結ぶシャトルバスとして運行している。なお、運賃を徴収しないため、乗合登録ではなく、貸切登録されている。2022年(令和4年)、同社公式Twitterにて5月29日で運行を終了することが発表された。[9]

貸切・高速車

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使UD

200416200416200719200921200416CHITA BUS

なお、名鉄バスから移籍した空港リムジン車両が複数在籍しているが、これらは社名など細部を修正したのみで、移籍前の塗装をほぼ踏襲している。

グループ会社

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脚注

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注釈

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  1. ^ 常滑線高架工事に伴う代替バスとして榎戸駅まで延長運転していた。
  2. ^ 以前は上池線、亀崎線はJR半田駅前を経由せず、亀崎線は中町経由だった。

出典

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(一)^ abcde - 沿 2023324

(二)^ 2441 2012321

(三)^  (PDF) 2441

(四)^ abmanacaIC. . 2022128

(五)^ ab -  2023324

(六)^ ab 20225112023324

(七)^ 202251120233242023324

(八)^ EV8  ( 2022/10/6)

(九)^ 2022529() Twitter2022513

(十)^  2023324

(11)^  2023324

(12)^  2023324

(13)^  2023324

関連項目

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外部リンク

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