manaca
manaca(マナカ)は、エムアイシーと名古屋交通開発機構が発行し、名古屋鉄道(名鉄)・名鉄バスと名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道・名古屋ガイドウェイバス・豊橋鉄道・愛知高速交通が発売するサイバネ規格のICカード乗車券である。
manaca | |
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通称 | マナカ |
導入 | 2011年 |
規格 | |
通貨 | 日本円 (最高チャージ金額20,000円) |
プリペイド機能 | あり |
有効期限 | 最終利用日から10年 |
自動チャージ | 専用クレジットカードに限り、名古屋市営地下鉄で可能。 |
取扱事業者 | |
販売場所 |
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ウェブサイト | https://www.manaca.jp/ |
名鉄グループのエムアイシーと名古屋市の外郭団体である名古屋交通開発機構の両者が商標権を所有(日本第5349678号ほか)している。規則上は両者で表記が異なる。
相互利用している他の交通事業者でも表記が分かれている[3] が、基本的に同一カードであり、本記事では原則として「manaca」表記に統一し、同カードについて詳述する。
概要
編集種類
編集利用可能交通機関
編集導入予定
編集相互利用
編集manacaマイレージポイント
編集manacaでは乗車カードとしての利用に応じてポイントを付与するマイレージサービス「manacaマイレージポイント」を採用している[60]。
ポイント付与の方法
編集マイレージポイントの利用方法
編集利用方法
編集乗継割引
編集以下の組み合わせで90分以内(電車からの乗り継ぎは最初の駅の入場時から、バスからの乗り継ぎはバスでの精算時から)に直接乗り継ぎを行いmanacaのストアードフェアにより決済を行った場合には、乗り継ぎ後の乗車に対して80円(名鉄バス同士、名鉄東部交通同士、岐阜バス同士、名鉄バス⇔名鉄東部交通の場合は40円)を割り引く制度がある[80][81][39][82][16][40][83]。これはトランパスで採用された乗継割引が引き継がれたものである。乗り継ぎは同一停留所・駅でなくてもよい(同一路線での往復も対象)が、タッチのミスでエラーになった場合、改札入場後に窓口で入場記録を取り消した場合などは対象外となる。蒲郡地区の名鉄バスから名鉄蒲郡線へ乗り継いで吉良吉田駅以遠へ行く場合は途中でmanaca非対応区間を経由するために一度乗車駅証明書をとったあとで吉良吉田駅ののりかえ改札口を経由することになるが、バスを降りてから吉良吉田駅までの所要時間が90分以内であれば割引の対象になる。なおTOICA等の他の交通系ICカードを利用した場合は、乗継割引の対象外となる。
- 名鉄バス(都心路線[84])⇔名鉄電車・名鉄バス・市営地下鉄・市バス・ゆとりーとライン
- 名鉄バス(都心路線以外。近距離高速バスを含む)・名鉄東部交通⇔名鉄電車
- 市営地下鉄⇔市バス・あおなみ線・ゆとりーとライン(高架区間)
- 市バス⇔市バス・あおなみ線・ゆとりーとライン(高架区間・平面区間)
- 豊鉄渥美線⇔豊鉄市内線
共同使用駅の取り扱い
編集非対応駅での利用
編集蒲郡線三河鳥羽駅 - 蒲郡駅間と広見線明智駅 - 御嵩駅間の各駅はmanaca非対応であり、manacaを使用して直接乗降することはできないが、manaca対応駅と非対応駅との間を乗車する場合は、新可児駅または吉良吉田駅の中間改札でmanacaの精算処理を行うことで実質的にmanacaの利用が可能である。
なお、これらの駅が発駅または着駅となるmanaca定期券は発行しない。
電子マネー機能
編集普及状況
編集名鉄たまルン・μstarポイントサービス
編集その他
編集2013年1月9日より、南山大学付属小学校でmanacaを利用して児童の登下校を保護者の携帯電話にメールで知らせる名古屋みまもりタッチというサービスが始まった。福岡市交通局が既に導入しているサービスに似ているが、名古屋みまもりタッチには年間「3,600円+消費税」の利用料金が掛かる。
導入の経緯
編集トラブル
編集関連項目
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集外部リンク
編集- manaca公式サイト(ドメイン名の登録者名は、旧社名の名鉄ICカード株式会社となっている)
- manaca 名古屋鉄道
- 名古屋交通開発機構