秋田ロケット実験場(あきたロケットじっけんじょう、Akita Rocket Range、略称ARR)は、秋田県由利郡岩城町(現・由利本荘市)の道川海岸にあった、東京大学生産技術研究所ロケット発射実験施設である。所在地から単に道川と呼称されることもある。

日本ロケット発祥記念之碑(秋田県道川海岸)

ペンシルロケット打ち上げ

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ペンシルロケット(国立科学博物館の展示)

AVSA195530412

鹿調宿便

300mm300

19553086141815322600m700m16.8

ベビーロケット打ち上げ

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ベビーT型ロケット(国立科学博物館の展示)

195530888231.2m80mm2

S300TR

19553012136km

カッパロケット打ち上げ

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195732195833IGY100km1956311AVSAK

500m195631924K-110km

1958339K-660km100kmIGY

新実験場建設へ

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IGY196035K-8200km300350km

1鹿1962372鹿196338129

K-8-10爆発事故

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300km196237524K-81019553019623788

退19623710

NAL-7ロケット打ち上げ

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1965年(昭和40年)5月及び9月航空宇宙技術研究所(NAL)は基礎データ取得を目的としてNAL-7ロケット計14機の打ち上げ実験を、東大が撤退した後の秋田ロケット実験場で行った。これはNALによる初めての打ち上げ実験であり、同時に秋田ロケット実験場で実施された最後の打ち上げ実験でもあった。その後NALの打ち上げ実験は種子島宇宙センター竹崎射場へと移行した。

現在の道川海岸

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現在の秋田ロケット実験場跡地には、当時の施設類は一切現存していない。岩城町が建立した「日本ロケット発祥記念之碑」のみが、日本の宇宙開発最初期の舞台であった歴史を今に伝えている。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯39度34分01.4秒 東経140度03分23.6秒 / 北緯39.567056度 東経140.056556度 / 39.567056; 140.056556