アルペス・コッティアエ
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9b/REmpire-alpes_cottiennes.png/300px-REmpire-alpes_cottiennes.png)
アルペス・コッティアエ︵ラテン語: Alpes Cottiae︶とは、古代ローマの属州の一つである。﹁アルペス﹂と名前の付く3つの属州の一つである。コッティアエの名前は現在も﹁コッティアン・アルプス﹂︵Cottian Alps︶として残っている。
アルペス・コッティアエ属州の西にガリア・ナルボネンシス、南にアルペス・マリティマエ、北にアルペス・ポエニナエの各属州、東はイタリア本土にそれぞれ面していた。州都はセグシウム︵Segusium、現‥スーザ︶に置かれた。
アルペス・コッティアエは紀元前1世紀まではリグリア人の支配下にあったが、初代ローマ皇帝アウグストゥスの時代にローマの従属国となった。ネロ帝の時期にローマ帝国の皇帝属州となり、皇帝の代理としてエクィテスのローマ人が属州総督に任じられた。