コンテンツにスキップ

「シシー・スペイセク」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
m まりなまる (会話) による ID:90117458 の版を取り消し
タグ: 取り消し 曖昧さ回避ページへのリンク
m編集の要約なし
 
(9人の利用者による、間の14版が非表示)
1行目: 1行目:

{{ActorActress

{{ActorActress

| 芸名 =Sissy Spacek

| 芸名 = Sissy Spacek

| ふりがな = シシー・スペイセク

| ふりがな = シシー・スペイセク

| 画像ファイル = SissySpacekHSHWOFAug2011.jpg

| 画像ファイル = SissySpacekHSHWOFAug2011.jpg

| 画像サイズ = 220px

| 画像サイズ = 220px
9行目: 9行目:

| 愛称 =

| 愛称 =

| 出生地 = {{USA}} [[テキサス州]]キトマン

| 出生地 = {{USA}} [[テキサス州]]キトマン

| 死没地 =

| 死没地 =

| 国籍 = {{USA}}

| 国籍 = {{USA}}

| 身長 =

| 身長 =

| 血液型 =

| 血液型 =

| 生年 = 1949

| 生年 = 1949

| 生月 = 12

| 生月 = 12
19行目: 19行目:

| 没月 =

| 没月 =

| 没日 =

| 没日 =

| 職業 = [[女優]]、[[歌手]]

| 職業 = [[俳優#性別での分類|女優]]、[[歌手]]

| ジャンル = [[映画]]

| ジャンル = [[映画]]

| 活動期間 = 1970年 -

| 活動期間 = 1970年 -
25行目: 25行目:

| 配偶者 = [[ジャック・フィスク]]（1974年 - ）

| 配偶者 = [[ジャック・フィスク]]（1974年 - ）

| 著名な家族 =

| 著名な家族 =

| 事務所 =

| 事務所 =

| 公式サイト =

| 公式サイト =

| 主な作品 = 『[[地獄の逃避行]]』<br />『[[キャリー (1976年の映画)|キャリー]]』<br />『三人の女』<br />『[[歌え!ロレッタ愛のために]]』<br />『[[ミッシング (1982年の映画)|ミッシング]]』<br />『ロンリー・ハート』<br />『[[JFK_(映画)|JFK]]』<br />『[[白い刻印]]』<br />『[[ストレイト・ストーリー]]』<br />『[[イン・ザ・ベッドルーム]]』<br />『[[ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜]]』

| 主な作品 = '''映画'''<br />『[[地獄の逃避行]]』<br />『[[キャリー (1976年の映画)|キャリー]]』<br />『三人の女』<br />『[[歌え!ロレッタ愛のために]]』<br />『[[ミッシング (1982年の映画)|ミッシング]]』<br />『ロンリー・ハート』<br />『[[JFK_(映画)|JFK]]』<br />『[[グラスハープ/草の竪琴]]』<br />『[[白い刻印]]』<br />『[[ストレイト・ストーリー]]』<br />『[[イン・ザ・ベッドルーム]]』<br />『[[ザ・リング2]]』<br />『[[美しい人 (2005年の映画)|美しい人]]』<br />『[[ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜]]』<br />『[[さらば愛しきアウトロー]]』<hr />'''テレビドラマ'''<br />『[[BLOODLINE ブラッドライン]]』

| アカデミー賞 = '''[[アカデミー主演女優賞|主演女優賞]]'''<br />[[第50回アカデミー賞|1980年]]『[[歌え!ロレッタ愛のために]]』

| アカデミー賞 = '''[[アカデミー主演女優賞|主演女優賞]]'''<br />[[第50回アカデミー賞|1980年]]『[[歌え!ロレッタ愛のために]]』

| 全米映画批評家協会賞 ='''[[全米映画批評家協会賞|主演女優賞]]'''<br />[[1976年]]『[[キャリー (1976年の映画)|キャリー]]』<br />[[1980年]]『歌え!ロレッタ愛のために』

| 全米映画批評家協会賞 = '''[[全米映画批評家協会賞|主演女優賞]]'''<br />[[1976年]]『[[キャリー (1976年の映画)|キャリー]]』<br />[[1980年]]『歌え!ロレッタ愛のために』

| 放送映画批評家協会賞 = '''[[放送映画批評家協会賞|主演女優賞]]'''<br />[[第7回放送映画批評家協会賞|2001年]]『イン・ザ・ベッドルーム』<br />'''アンサンブル演技賞'''<br/>[[第17回放送映画批評家協会賞|2011年]]『[[ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜]]』

| 放送映画批評家協会賞 = '''主演女優賞'''<br />[[第7回クリティクス・チョイス・アワード|2001年]]『イン・ザ・ベッドルーム』<br />'''アンサンブル演技賞'''<br/>[[第17回クリティクス・チョイス・アワード|2011年]]『[[ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜]]』

| AFI賞 = '''[[アメリカン・フィルム・インスティチュート|主演女優賞]]'''<br />[[2001年]]『イン・ザ・ベッドルーム』

| AFI賞 = '''[[アメリカン・フィルム・インスティチュート|主演女優賞]]'''<br />[[2001年]]『イン・ザ・ベッドルーム』

| ニューヨーク映画批評家協会賞 = '''[[ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞|主演女優賞]]<br />'''[[第46回アカデミー賞|1980年]]『歌え!ロレッタ愛のために』<br />[[第52回ニューヨーク映画批評家協会賞|1986年]]『ロンリー・ハート』<br/>[[第67回ニューヨーク映画批評家協会賞|2001年]]『[[イン・ザ・ベッドルーム]]』<br />'''[[ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞|助演女優賞]]'''<br />[[第43回ニューヨーク映画批評家協会賞|1977年]]『三人の女』

| ニューヨーク映画批評家協会賞 = '''[[ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞|主演女優賞]]<br />'''[[第46回アカデミー賞|1980年]]『歌え!ロレッタ愛のために』<br />[[第52回ニューヨーク映画批評家協会賞|1986年]]『ロンリー・ハート』<br/>[[第67回ニューヨーク映画批評家協会賞|2001年]]『[[イン・ザ・ベッドルーム]]』<br />'''[[ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞|助演女優賞]]'''<br />[[第43回ニューヨーク映画批評家協会賞|1977年]]『三人の女』
36行目: 36行目:

| ゴールデングローブ賞 = '''[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)|主演女優賞（ドラマ部門）]]'''<br />[[第59回ゴールデングローブ賞|2001年]]『イン・ザ・ベッドルーム』<br />'''[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)|女優賞（ミュージカル・コメディ部門）]]'''<br />[[1980年]]『歌え!ロレッタ愛のために』<br />[[第44回ゴールデングローブ賞|1986年]]『ロンリー・ハート』

| ゴールデングローブ賞 = '''[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)|主演女優賞（ドラマ部門）]]'''<br />[[第59回ゴールデングローブ賞|2001年]]『イン・ザ・ベッドルーム』<br />'''[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)|女優賞（ミュージカル・コメディ部門）]]'''<br />[[1980年]]『歌え!ロレッタ愛のために』<br />[[第44回ゴールデングローブ賞|1986年]]『ロンリー・ハート』

| 全米映画俳優組合賞 = '''[[全米映画俳優組合賞キャスト賞|キャスト賞]]'''<br />[[第18回全米映画俳優組合賞|2011年]]『ヘルプ ～心がつなぐストーリー～』

| 全米映画俳優組合賞 = '''[[全米映画俳優組合賞キャスト賞|キャスト賞]]'''<br />[[第18回全米映画俳優組合賞|2011年]]『ヘルプ ～心がつなぐストーリー～』

| その他の賞 = '''[[ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞]]'''<br />'''主演女優賞'''<br />[[1980年]]『歌え!ロレッタ愛のために』<br />'''キャスト賞'''<br />[[2011年]]『ヘルプ ～心がつなぐストーリー～』<hr />'''[[ハリウッド名声の歩道]]'''<br />[[2011年]] 映画産業への貢献、映画・演劇業界への業績に対して

| その他の賞 = '''[[ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞]]'''<br />'''主演女優賞'''<br />[[1980年]]『歌え!ロレッタ愛のために』<br />'''キャスト賞'''<br />[[2011年]]『ヘルプ ～心がつなぐストーリー～』<hr>'''[[ハリウッド名声の歩道]]'''<br />[[2011年]] 映画産業への貢献、映画・演劇業界への業績に対して

| 備考 = [[ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム]]

| 備考 = [[ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム]]

}}

}}

'''シシー・スペイセク'''︵'''Sissy Spacek''', 本名: Mary Elizabeth Spacek, [[1949年]][[12月25日]] - ︶は、[[アメリカ合衆国]][[テキサス州]]出身の[[俳優|女優]]である。[[アカデミー主演女優賞]]に6度ノミネート。﹃[[歌え!ロレッタ愛のために]]﹄︵1980年︶で同賞を受賞した。

'''シシー・スペイセク'''︵'''Sissy Spacek''', 本名: Mary Elizabeth Spacek, [[1949年]][[12月25日]] - ︶は、[[アメリカ合衆国]][[テキサス州]]出身の[[俳優|女優]]である。[[アカデミー主演女優賞]]に6度ノミネート、﹃[[歌え!ロレッタ愛のために]]﹄︵1980年︶で同賞を受賞した。[[ゴールデングローブ賞]]でも数々の賞にノミネートされている。


== 来歴 ==

== 来歴 ==

[[テキサス州]]キトマン出身。高校卒業後に歌手を目指してニューヨークに移る。ニューヨークではいとこの[[リップ・トーン]]と[[ジェラルディン・ペイジ]]夫婦と同居していた<ref name=tca>Stated on ''Inside the Actors Studio'', 2002</ref>。グリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスで弾き語りを1968年には"John, You've Gone Too Far This Time"という曲をレコーディングした<ref name=tca/><ref>[http://www.biography.com/search/article.do?id=9542445 ''Biography of Sissy Spacek]. Biography.com</ref>。歌いながらも写真のモデルになったり、[[アンディ・ウォーホル]]のファクトリー制作の映画にエキストラ出演するなどしていた。その後リップ・トーンの助けもあり、[[リー・ストラスバーグ・インスティテュート]]に入学し演技を学んだ。1972年に『[[ブラック・エース]]』で映画デビュー。

[[テキサス州]]キトマン出身。高校卒業後に歌手を目指してニューヨークに移る。ニューヨークではいとこの[[リップ・トーン]]と[[ジェラルディン・ペイジ]]夫婦と同居していた<ref name=tca>Stated on ''Inside the Actors Studio'', 2002</ref>。グリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスで弾き語りをして、1968年には"John, You've Gone Too Far This Time"という曲をレコーディングした<ref name=tca/><ref>[http://www.biography.com/search/article.do?id=9542445 ''Biography of Sissy Spacek]. Biography.com</ref>。歌いながらも写真のモデルになったり、[[アンディ・ウォーホル]]のファクトリー制作の映画にエキストラ出演するなどしていた。その後リップ・トーンの助けもあり、{{仮リンク|リー・ストラスバーグ・シアター&フィルム学院|en|Lee Strasberg Theatre and Film Institute}}に入学し演技を学んだ。1972年に﹃[[ブラック・エース]]﹄で映画デビュー。


1976年に公開されたホラー映画『[[キャリー (1976年の映画)|キャリー]]』での演技が高く評価され、[[アカデミー主演女優賞]]にノミネート<ref>{{cite web |url= https://www.youtube.com/watch?v=ePkEsHmwCZE | title= Faye Dunaway Wins Best Actress: 1977 Oscars | publisher= Oscars | date= 2009-2-4 | accessdate = 2020-12-16 }}</ref>、1980年、実在のカントリー歌手[[ロレッタ・リン]]の生涯を描いた『[[歌え!ロレッタ愛のために]]』で[[アカデミー主演女優賞]]を受賞<ref>{{cite web |url= https://www.youtube.com/watch?v=y0r7yq11OyU | title= Sissy Spacek Wins Best Actress: 1981 Oscars | publisher= Oscars | date= | accessdate = 2020-12-17 }}</ref>。

1976年に公開されたホラー映画『[[キャリー (1976年の映画)|キャリー]]』での演技が高く評価され、[[アカデミー主演女優賞]]にノミネート<ref>{{cite web |url= https://www.youtube.com/watch?v=ePkEsHmwCZE | title= Faye Dunaway Wins Best Actress: 1977 Oscars | publisher= Oscars | date= 2009-2-4 | accessdate = 2020-12-16 }}</ref>、1980年、実在のカントリー歌手[[ロレッタ・リン]]の生涯を描いた『[[歌え!ロレッタ愛のために]]』で[[アカデミー主演女優賞]]を受賞<ref>{{cite web |url= https://www.youtube.com/watch?v=y0r7yq11OyU | title= Sissy Spacek Wins Best Actress: 1981 Oscars | publisher= Oscars | date= | accessdate = 2020-12-17 }}</ref>。

1986年には『ロンリー・ハート』のベイブ役で2回目の[[ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)]]を受賞。

2001年、『[[イン・ザ・ベッドルーム]]』のルース・ファウラー役でも三度目のゴールデングローブ賞を含む数々の賞を受賞し、アカデミー主演女優賞にも再びノミネートされた。

2010年代以降も『[[さらば愛しきアウトロー]]』や[[ダスティン・ホフマン]]と共演した『サム&ケイト』など様々な映画に出演し、テレビドラマへの出演も積極的に行っている。

歌手としても1983年にアルバム『ハンギン・アップ・マイ・ハート』を発表している。


===私生活===

===私生活===
60行目: 68行目:

| 1973 || [[地獄の逃避行]] <br />''Badlands'' || ホリー ||

| 1973 || [[地獄の逃避行]] <br />''Badlands'' || ホリー ||

|-

|-

|rowspan="2"|1976 || [[キャリー (1976年の映画)|キャリー]] <br />''Carrie'' || キャリー ||

|rowspan="2"|1976 || [[キャリー (1976年の映画)|キャリー]] <br />''Carrie'' || キャリー || [[アカデミー主演女優賞]] ノミネート

|-

|-

| ロサンゼルス・それぞれの愛<br />''Welcome to L.A. '' || リンダ ||

| ロサンゼルス・それぞれの愛<br />''Welcome to L.A. '' || リンダ ||

68行目: 76行目:

| 1980 || [[歌え!ロレッタ愛のために]] <br />''Coal Miner's Daughter'' || [[ロレッタ・リン]] || [[アカデミー主演女優賞]] 受賞<br />[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)]] 受賞

| 1980 || [[歌え!ロレッタ愛のために]] <br />''Coal Miner's Daughter'' || [[ロレッタ・リン]] || [[アカデミー主演女優賞]] 受賞<br />[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)]] 受賞

|-

|-

| 1982 || [[ミッシング (1982年の映画)|ミッシング]] <br />''Missing'' || ベス・ホーマン ||

| 1982 || [[ミッシング (1982年の映画)|ミッシング]] <br />''Missing'' || ベス・ホーマン || [[アカデミー主演女優賞]] ノミネート

|-

|-

| 1983 || [[2つの頭脳を持つ男]] <br />''The Man with Two Brains'' || アニー || 声の出演

| 1983 || [[2つの頭脳を持つ男]] <br />''The Man with Two Brains'' || アニー || 声の出演

|-

|-

| 1984 || [[ザ・リバー (1984年の映画)|ザ・リバー]] <br />''The River'' || メイ・ガーベイ ||

| 1984 || [[ザ・リバー (1984年の映画)|ザ・リバー]] <br />''The River'' || メイ・ガーベイ || [[アカデミー主演女優賞]] ノミネート

|-

|-

| 1985 || [[目撃者マリー]] <br />''Marie'' || マリー ||

| 1985 || [[目撃者マリー]] <br />''Marie'' || マリー ||

79行目: 87行目:

|-

|-

| ロンリー・ハート <br />''Crimes of the Heart''|| ベイブ || [[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)]] 受賞<br />[[ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞]] 受賞

| ロンリー・ハート <br />''Crimes of the Heart''|| ベイブ || [[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)]] 受賞<br />[[ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞]] 受賞

[[アカデミー主演女優賞]] ノミネート

|-

|-

| 1990 || [[ロング・ウォーク・ホーム]] <br />''The Long Walk Home'' || ミリアム・トンプソン ||

| 1990 || [[ロング・ウォーク・ホーム]] <br />''The Long Walk Home'' || ミリアム・トンプソン ||

94行目: 103行目:

|rowspan="3"|1995|| ワイルド・メン<br />''The Good Old Boys '' || スプリング || テレビ映画

|rowspan="3"|1995|| ワイルド・メン<br />''The Good Old Boys '' || スプリング || テレビ映画

|-

|-

| グラスハープ/草の竪琴<br />''The Grass Harp'' || ヴェレナ ||

| [[グラスハープ/草の竪琴]]<br />''The Grass Harp'' || ヴェレナ ||

|-

|-

| 荒野の追跡者・ラレード通り<br />''Streets of Laredo'' || ロレーナ・パーカー || テレビ・ミニシリーズ

| 荒野の追跡者・ラレード通り<br />''Streets of Laredo'' || ロレーナ・パーカー || テレビ・ミニシリーズ
109行目: 118行目:

|-

|-

| 2001 || [[イン・ザ・ベッドルーム]]<br />''In The Bedroom'' || ルース・ファウラー || [[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)]] 受賞<br />[[ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞]] 受賞<br />[[インディペンデント・スピリット賞]] 主演女優賞 受賞

| 2001 || [[イン・ザ・ベッドルーム]]<br />''In The Bedroom'' || ルース・ファウラー || [[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)]] 受賞<br />[[ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞]] 受賞<br />[[インディペンデント・スピリット賞]] 主演女優賞 受賞

[[アカデミー主演女優賞]] ノミネート

|-

|-

| 2002 || [[エバーラスティング 時をさまようタック]] <br />''Tuck Everlasting'' || メイ・タック ||

| 2002 || [[エバーラスティング 時をさまようタック]] <br />''Tuck Everlasting'' || メイ・タック ||

130行目: 140行目:

|2012||[[デッドフォール 極寒地帯]]<br />''Deadfall''||ジューン・ミルズ||

|2012||[[デッドフォール 極寒地帯]]<br />''Deadfall''||ジューン・ミルズ||

|-

|-

|2015 - || [[BLOODLINE ブラッドライン]]<br />''Bloodline'' || サリー・レイバーン || テレビドラマ

|2015 - 2017 || [[BLOODLINE ブラッドライン]]<br />''Bloodline'' || サリー・レイバーン || テレビドラマ

|-

|-

|2018||[[さらば愛しきアウトロー]]<br />''The Old Man & the Gun'' || ジュエル ||

| rowspan="2" |2018||[[さらば愛しきアウトロー]]<br />''The Old Man & the Gun'' || ジュエル ||

|-

|[[ホームカミング (テレビドラマ)|ホームカミング]]

Homecoming

|母エレン

|テレビドラマ

|-

|-

|2022||[[天空の旅人]]<br />''Night Sky'' || アイリーン・ヨーク || テレビドラマ

|2022||[[天空の旅人]]<br />''Night Sky'' || アイリーン・ヨーク || テレビドラマ

|-

|2022||サム&ケイト<br />''Sam & Kate'' || ティナ ||

|-

|-

|}

|}
151行目: 168行目:

{{ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)}}

{{ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)}}

{{全米映画批評家協会賞 主演女優賞}}

{{全米映画批評家協会賞 主演女優賞}}

{{放送映画批評家協会賞 主演女優賞}}

{{クリティクス・チョイス・ムービー・アワード 主演女優賞}}

{{ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞}}

{{ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞}}

{{ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞}}

{{ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞}}

2024年6月17日 (月) 08:05時点における最新版

シシー・スペイセク
Sissy Spacek
Sissy Spacek
本名 Mary Elizabeth Spacek
生年月日 (1949-12-25) 1949年12月25日（74歳）
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 テキサス州キトマン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 女優、歌手
ジャンル 映画
活動期間 1970年 -
配偶者 ジャック・フィスク（1974年 - ）
主な作品
映画
『地獄の逃避行』
『キャリー』
『三人の女』
『歌え!ロレッタ愛のために』
『ミッシング』
『ロンリー・ハート』
『JFK』
『グラスハープ/草の竪琴』
『白い刻印』
『ストレイト・ストーリー』
『イン・ザ・ベッドルーム』
『ザ・リング2』
『美しい人』
『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』
『さらば愛しきアウトロー』
テレビドラマ
『BLOODLINE ブラッドライン』

 

受賞
アカデミー賞
主演女優賞
1980年『歌え!ロレッタ愛のために』
全米映画批評家協会賞
主演女優賞
1976年『キャリー』
1980年『歌え!ロレッタ愛のために』
ニューヨーク映画批評家協会賞
主演女優賞
1980年『歌え!ロレッタ愛のために』
1986年『ロンリー・ハート』
2001年『イン・ザ・ベッドルーム』
助演女優賞
1977年『三人の女』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
主演女優賞
1980年『歌え!ロレッタ愛のために』
2001年『イン・ザ・ベッドルーム』
放送映画批評家協会賞
主演女優賞
2001年『イン・ザ・ベッドルーム』
アンサンブル演技賞
2011年『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』
AFI賞
主演女優賞
2001年『イン・ザ・ベッドルーム』
ゴールデングローブ賞
主演女優賞（ドラマ部門）
2001年『イン・ザ・ベッドルーム』
女優賞（ミュージカル・コメディ部門）
1980年『歌え!ロレッタ愛のために』
1986年『ロンリー・ハート』
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2011年『ヘルプ ～心がつなぐストーリー～』
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
主演女優賞
1980年『歌え!ロレッタ愛のために』
キャスト賞
2011年『ヘルプ ～心がつなぐストーリー～』
ハリウッド名声の歩道
2011年 映画産業への貢献、映画・演劇業界への業績に対して
備考
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム
テンプレートを表示

シシー・スペイセク︵Sissy Spacek, 本名: Mary Elizabeth Spacek, 1949年12月25日 - ︶は、アメリカ合衆国テキサス州出身の女優である。アカデミー主演女優賞に6度ノミネート、﹃歌え!ロレッタ愛のために﹄︵1980年︶で同賞を受賞した。ゴールデングローブ賞でも数々の賞にノミネートされている。

来歴[編集]


テキサス州キトマン出身。高校卒業後に歌手を目指してニューヨークに移る。ニューヨークではいとこのリップ・トーンとジェラルディン・ペイジ夫婦と同居していた[1]。グリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスで弾き語りをして、1968年には"John, You've Gone Too Far This Time"という曲をレコーディングした[1][2]。歌いながらも写真のモデルになったり、アンディ・ウォーホルのファクトリー制作の映画にエキストラ出演するなどしていた。その後リップ・トーンの助けもあり、リー・ストラスバーグ・シアター&フィルム学院︵英語版︶に入学し演技を学んだ。1972年に﹃ブラック・エース﹄で映画デビュー。

1976年に公開されたホラー映画﹃キャリー﹄での演技が高く評価され、アカデミー主演女優賞にノミネート[3]、1980年、実在のカントリー歌手ロレッタ・リンの生涯を描いた﹃歌え!ロレッタ愛のために﹄でアカデミー主演女優賞を受賞[4]。

1986年には﹃ロンリー・ハート﹄のベイブ役で2回目のゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞。

2001年、﹃イン・ザ・ベッドルーム﹄のルース・ファウラー役でも三度目のゴールデングローブ賞を含む数々の賞を受賞し、アカデミー主演女優賞にも再びノミネートされた。

2010年代以降も﹃さらば愛しきアウトロー﹄やダスティン・ホフマンと共演した﹃サム&ケイト﹄など様々な映画に出演し、テレビドラマへの出演も積極的に行っている。

歌手としても1983年にアルバム﹃ハンギン・アップ・マイ・ハート﹄を発表している。

私生活[編集]


1974年に映画美術監督のジャック・フィスクと結婚[1]し、娘が2人いる。

主な出演作品[編集]

公開年 邦題
原題		 役名 備考
1972 ブラック・エース
Prime Cut		 ポピー
1973 未婚白書
The Girls of Huntington House		 サラ テレビ映画
1973 地獄の逃避行
Badlands		 ホリー
1976 キャリー
Carrie		 キャリー アカデミー主演女優賞 ノミネート
ロサンゼルス・それぞれの愛
Welcome to L.A. 		リンダ
1977 三人の女
3 Women		 ピンキー・ローズ ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞 受賞
1980 歌え!ロレッタ愛のために
Coal Miner's Daughter		 ロレッタ・リン アカデミー主演女優賞 受賞
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
1982 ミッシング
Missing		 ベス・ホーマン アカデミー主演女優賞 ノミネート
1983 2つの頭脳を持つ男
The Man with Two Brains		 アニー 声の出演
1984 ザ・リバー
The River		 メイ・ガーベイ アカデミー主演女優賞 ノミネート
1985 目撃者マリー
Marie		 マリー
1986 すみれは、ブルー
Violets Are Blue		 オーガスタ・ソーヤー
ロンリー・ハート
Crimes of the Heart		 ベイブ ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞 受賞

アカデミー主演女優賞 ノミネート

1990 ロング・ウォーク・ホーム
The Long Walk Home		 ミリアム・トンプソン
1991 いつも隣にいてほしい
Hard Promises		 クリスティン
JFK
JFK		 リズ・ギャリソン
1992 プライベート・マター/幸せの行方
A Private Matter		 シェリー テレビ映画
1993 アニーは愛された
A Place for Annie		 スーザン テレビ映画
マミー・マーケット
Trading Mom
1995 ワイルド・メン
The Good Old Boys 		スプリング テレビ映画
グラスハープ/草の竪琴
The Grass Harp		 ヴェレナ
荒野の追跡者・ラレード通り
Streets of Laredo		 ロレーナ・パーカー テレビ・ミニシリーズ
1996 スリーウイメン／この壁が話せたら
If These Walls Could Talk		 バーバラ・バローズ テレビ映画
1997 白い刻印
Affliction		 マージ
1999 タイムトラベラー/きのうから来た恋人
Blast from the Past		 ヘレン
ストレイト・ストーリー
The Straight Story		 ローズ・ストレイト
2000 沈黙の森
Songs in Ordinary Time		 マリー テレビ映画
2001 イン・ザ・ベッドルーム
In The Bedroom		 ルース・ファウラー ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞 受賞
インディペンデント・スピリット賞 主演女優賞 受賞

アカデミー主演女優賞 ノミネート

2002 エバーラスティング 時をさまようタック
Tuck Everlasting		 メイ・タック
2004 イノセント・ラブ
A Home at the End of the World		 アリス・グローヴァー
2005 美しい人
Nine Lives 		ルース
ザ・リング2
The Ring Two		 エヴリン
スタンドアップ
North Country		 アリス・エイムズ
アメリカン・ホーンティング
An American Haunting		 ルーシー・ベル
2007 ホット・ロッド/めざせ!不死身のスタントマン
Hot Rod		 マリー・パウエル
2008 フォー・クリスマス
Four Christmases		 ポーラ
2011 ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜
The Help		 ミセス・ウォルターズ
2012 デッドフォール 極寒地帯
Deadfall		 ジューン・ミルズ
2015 - 2017 BLOODLINE ブラッドライン
Bloodline		 サリー・レイバーン テレビドラマ
2018 さらば愛しきアウトロー
The Old Man & the Gun		 ジュエル
ホームカミング

Homecoming

母エレン テレビドラマ
2022 天空の旅人
Night Sky		 アイリーン・ヨーク テレビドラマ
2022 サム&ケイト
Sam & Kate		 ティナ

参照[編集]

  1. ^ a b c Stated on Inside the Actors Studio, 2002
  2. ^ Biography of Sissy Spacek. Biography.com
  3. ^ “Faye Dunaway Wins Best Actress: 1977 Oscars”. Oscars (2009年2月4日). 2020年12月16日閲覧。
  4. ^ “Sissy Spacek Wins Best Actress: 1981 Oscars”. Oscars. 2020年12月17日閲覧。

外部リンク[編集]

ウィキメディア・コモンズには、シシー・スペイセクに関連するカテゴリがあります。
1928–1940

1941–1960

1961–1980

1981–2000

2001–2020

2021–現在

1943–1960

1961–1980

1981–2000

2001–2020

2021–2040

1950–1960

1961–1980

1981-2000

2001–2020

2021–2040

1995 - 2000年

2001 - 2020年

2021 - 2040年

1935–1940

1941–1960

1961–1980

1981–2000

2001–2020

2021–2040

1969–1980

1981–2000

2001–2020

2021–現在

1975–1980

1981–2000

2001–2020

2021–現在

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=シシー・スペイセク&oldid=100755388」から取得