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{{Infobox スターウォーズ登場人物

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|caption = ダース・シディアスのポスターと、シディアスを演じたイアン・マクダーミド

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== 概要 ==

== 概要 ==


''''''[[ ()|]]'''''''''Sheev Palpatine'''[[#|]]2[[#|]][[]][[]][[ ()|]][[]]20[[#|]]9

''''''[[ ()|]]'''''''''Sheev Palpatine'''[[#|]]2[[#|]][[]][[]][[ ()|]][[]]20[[#|]]9


;旧三部作(オリジナル・トリロジー、エピソード4 - 6)

;旧三部作(オリジナル・トリロジー、エピソード4 - 6)

:シリーズ第1作『[[スター・ウォーズ_エピソード4/新たなる希望|エピソード4/新たなる希望]]』([[1977年]]公開)では直接の登場はないが、帝国軍[[デス・スター]]司令官[[グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン|ターキン]]総督がデス・スターの完成をもって「どの星系も、皇帝には逆らうことはできない」という発言を行うなど帝国のトップとして存在が示唆される。シリーズ第2作『[[スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲|エピソード5/帝国の逆襲]]』([[1980年]]公開)で初登場したが(演じたのはマージョリー・イートン)、同作では弟子の[[ダース・ベイダー]]が彼の手足となり帝国の恐怖を体現する象徴的存在として働いているため、劇中での出番は少ない。本格的な登場となったのはシリーズ第3作『[[スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還|エピソード6/ジェダイの帰還]]』([[1983年]]公開)である。同作で[[イアン・マクダーミド]]が初めて演じ、以降新三部作でも続三部作でも彼が演じている。エピソード5でもエピソード6でもその力の強大さが強調され、[[ヨーダ]]が今際の際に主人公ルークへ遺した言葉は「皇帝の力を侮るな」であった。また、ダース・ベイダーがルークに対して「お前なら皇帝にすら勝てる」と発言したのは、自身の力では皇帝には勝てないことを示しており、それゆえベイダーはルークを自身の下へ引き入れようとしていた。エピソード6において皇帝のフォース・ライトニングで殺されかけるルークの姿を見てジェダイの良心を取り戻したベイダーの捨て身の裏切りに遭ってデススターの反応炉に落とされた(死亡したと思われていたが、続三部作で再登場する)。

:シリーズ第1作『[[スター・ウォーズ_エピソード4/新たなる希望|エピソード4/新たなる希望]]』([[1977年]]公開)では直接の登場はないが、帝国軍[[デス・スター]]司令官[[グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン|ターキン]]総督がデス・スターの完成をもって「どの星系も、皇帝には逆らうことはできない」という発言を行うなど帝国のトップとして存在が示唆される。

:シリーズ第2作『[[スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲|エピソード5/帝国の逆襲]]』([[1980年]]公開)で初登場したが(演じたのはマージョリー・イートン)、同作では弟子の[[ダース・ベイダー]]が彼の手足となり帝国の恐怖を体現する象徴的存在として働いているため、劇中での出番は少ない。


:3[[ 6/|6/]][[1983]][[]]56調[[]]6姿


;新三部作(プリクエル・トリロジー、エピソード1 - 3)

;新三部作(プリクエル・トリロジー、エピソード1 - 3)

:シリーズ第4作『[[スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス|エピソード1/ファントム・メナス]]』([[1999年]]公開)では、ナブー選出の銀河共和国元老院議員だった彼が通商連合を操って惑星ナブーを危機に陥れ(敵の通商連合側で登場するときは黒いローブを着た謎の悪役「ダース・シディアス」として登場)、それを利用して元老院最高議長に就任する経緯が描かれた。同作ではシスの弟子として[[ダース・モール]]が登場。シリーズ第5作『[[スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃|エピソード2/クローンの攻撃]]』([[2002年]]公開)では共和国側の最高議長として君臨しつつ、ダース・シディアスとして敵方の分離主義勢力も操って自作自演のクローン大戦を起こし非常時大権を獲得する経緯が描かれた。同作では弟子として[[ドゥークー伯爵]](ダース・ティラナス)が登場。シリーズ第6作『[[スター・ウォーズ_エピソード3/シスの復讐|エピソード3/シスの復讐]]』([[2005年]]公開)では元老院議長パルパティーンこそがダース・シディアスだったことが明らかにされるとともに、[[アナキン・スカイウォーカー]]を暗黒面に堕としてダース・ベイダーとして弟子にし、ジェダイの反乱をでっちあげて銀河帝国の建設と銀河皇帝に即位する軌跡が描かれた。同作では本編映画作品で唯一ライトセーバーによる殺陣を披露し、実力のあるジェダイ騎士3人をそつなく退けさせたり、[[メイス・ウィンドゥ]]や、ヨーダと互角以上の戦闘を行うなど、その高い実力を見せた。

:シリーズ第4作『[[スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス|エピソード1/ファントム・メナス]]』([[1999年]]公開)では、ナブー選出の銀河共和国元老院議員だった彼が通商連合を操って惑星ナブーを危機に陥れ(敵の通商連合側で登場するときは黒いローブを着た謎の悪役「ダース・シディアス」として登場)、それを利用して元老院最高議長に就任する経緯が描かれた。同作ではシスの弟子として[[ダース・モール]]が登場。

:シリーズ第5作『[[スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃|エピソード2/クローンの攻撃]]』([[2002年]]公開)では共和国側の最高議長として君臨しつつ、ダース・シディアスとして敵方の分離主義勢力も操って自作自演のクローン大戦を起こし非常時大権を獲得する経緯が描かれた。同作では弟子として[[ドゥークー伯爵]](ダース・ティラナス)が登場。

:シリーズ第6作『[[スター・ウォーズ_エピソード3/シスの復讐|エピソード3/シスの復讐]]』([[2005年]]公開)では元老院議長パルパティーンこそがダース・シディアスだったことが明らかにされるとともに、[[アナキン・スカイウォーカー]]を暗黒面に堕としてダース・ベイダーとして弟子にし、ジェダイの反乱をでっちあげて銀河帝国の建設と銀河皇帝に即位する軌跡が描かれた。同作では本編映画作品で唯一ライトセーバーによる殺陣を披露し、実力のあるジェダイ騎士3人をそつなく退けさせたり、[[メイス・ウィンドゥ]]や、ヨーダと互角以上の戦闘を行うなど、その高い実力を見せた。



;続三部作(シークエル・トリロジー、エピソード7 - 9)

;続三部作(シークエル・トリロジー、エピソード7 - 9)

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==生涯==

==生涯==

=== ナブー時代 ===

=== ナブー時代 ===

[[パドメ・アミダラ]]と同じ惑星[[スター・ウォーズ惑星一覧#ナブー|ナブー]]のEderlathh Pallopidesという地方出身の人間であるが、家族や先祖、更には幼少時代に関する詳しい記録は一切残っておらず、「ナブー出身のシーヴ・パルパティーン」という経歴や名前すらも政治家としての必要性から便宜的に使った偽りの物である可能性もある。なお、『[[スター・ウォーズ_エピソード1/ファントム・メナス|エピソード1]]』の時点では50歳という設定がある<ref>扶桑社『スター・ウォーズ完全基礎講座 エピソード1篇』54頁</ref>。苦労の末に政治家への道に進んだものの、その道程は余り順風満帆ではなかったようである。特に若い頃は失態に次ぐ失態続きで、とても元老院議員、ましてや銀河の支配者になるとは誰も思ってなどいなかった。だが彼は、[[ジェダイ]]並みの類い希なる忍耐力を秘めており、シスたるにはもはや十分であった。その忍耐心は、自身の強固な権力欲に支えられていた。

[[パドメ・アミダラ]]と同じ惑星[[スター・ウォーズ惑星一覧#ナブー|ナブー]]のEderlathh Pallopidesという地方出身の人間であるが、家族や先祖、更には幼少時代に関する詳しい記録は一切残っておらず、「ナブー出身のシーヴ・パルパティーン」という経歴や名前すらも政治家としての必要性から便宜的に使った偽りの物である可能性もある。なお、『[[スター・ウォーズ_エピソード1/ファントム・メナス|エピソード1]]』の時点では50歳という設定がある<ref>扶桑社『スター・ウォーズ完全基礎講座 エピソード1篇』54頁</ref>。苦労の末に政治家への道に進んだものの、その道程は余り順風満帆ではなかったようである。特に若い頃は失態に次ぐ失態続きで、とても元老院議員、ましてや銀河の支配者になるとは誰も思ってなどいなかった。だが彼は、[[ジェダイ]]並みの類い希なる忍耐力を秘めており、シスたるにはもはや十分であった。その忍耐心は、自身の強固な権力欲に支えられていた。



彼がシスの道へと入った経緯も、その時期もはっきりとは示されていないが、『エピソード3』での自身の発言から、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#ダース・プレイガス|ダース・プレイガス]]というシス・マスターの下で修行を積み、両手同時にあらゆる武器を使い熟す高い戦闘能力や、人心を巧みに操る能力、フォース・ライトニングに代表される暗黒面のフォースなど、超絶的なシスの技を完全に会得した後、師の寝込みを襲って殺害し、自らシス・マスターとなったとする見方が有力である。なお謀殺したとはいえ、シディアスは師のプレイガスを「賢人(the Wise)」と評しており、自身のマスターとして、またシス卿としてその実力を認めていた様子が窺える。

彼がシスの道へと入った経緯も、その時期もはっきりとは示されていないが、『エピソード3』での自身の発言から、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#ダース・プレイガス|ダース・プレイガス]]というシス・マスターの下で修行を積み、両手同時にあらゆる武器を使い熟す高い戦闘能力や、人心を巧みに操る能力、フォース・ライトニングに代表される暗黒面のフォースなど、超絶的なシスの技を完全に会得した後、師の寝込みを襲って殺害し、自らシス・マスターとなったとする見方が有力である。なお謀殺したとはいえ、シディアスは師のプレイガスを「賢人(the Wise)」と評しており、自身のマスターとして、またシス卿としてその実力を認めていた様子が窺える。




退

退
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=== 元老院最高議長時代 ===

=== 元老院最高議長時代 ===


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そして時が過ぎ、彼のクローン大戦への布石が漸く効果を発揮する。共和国と度々衝突していた通商連合等を始めとする大規模な企業グループから成る[[スター・ウォーズ登場組織一覧#独立星系連合|独立星系連合]]が、惑星[[スター・ウォーズ惑星一覧#ジオノーシス|ジオノーシス]]で大量の[[バトル・ドロイド]]等の兵器を量産し、共和国との開戦が可能になっているとの報告がもたらされたのである。これを受け、「分離主義者達との戦争は最早避けられない状況であり、非常時には強力な権力が必要である」として、元老院の[[ジャー・ジャー・ビンクス]]代議員(パドメの代理)からパルパティーンに対し、'''非常時大権'''を与えるとの内容の動議が提出され、結果満場一致で可決された。だが実際には、パルパティーンがジャー・ジャーの人の良さに付け込んで根回しをし、無理やり提出させたと言っても過言ではないものであった。パルパティーンはこの権限をあくまで一時的なものとは断りながらも、早速共和国軍の創設を宣言し、手に入れたばかりの非常時大権を行使して、クローン軍を共和国の正規軍として採用し、こうして創設された共和国軍は、激戦地のジオノーシスで独立星系連合軍と交戦し勝利した。この戦いを発端に、後世に至るまで銀河史上まれに見る壮大な戦いとして歴史家に認識されているクローン大戦が勃発した。

そして時が過ぎ、彼のクローン大戦への布石が漸く効果を発揮する。共和国と度々衝突していた通商連合等を始めとする大規模な企業グループから成る[[スター・ウォーズ登場組織一覧#独立星系連合|独立星系連合]]が、惑星[[スター・ウォーズ惑星一覧#ジオノーシス|ジオノーシス]]で大量の[[バトル・ドロイド]]等の兵器を量産し、共和国との開戦が可能になっているとの報告がもたらされたのである。これを受け、「分離主義者達との戦争は最早避けられない状況であり、非常時には強力な権力が必要である」として、元老院の[[ジャー・ジャー・ビンクス]]代議員(パドメの代理)からパルパティーンに対し、'''非常時大権'''を与えるとの内容の動議が提出され、結果満場一致で可決された。だが実際には、パルパティーンがジャー・ジャーの人の良さに付け込んで根回しをし、無理やり提出させたと言っても過言ではないものであった。パルパティーンはこの権限をあくまで一時的なものとは断りながらも、早速共和国軍の創設を宣言し、手に入れたばかりの非常時大権を行使して、クローン軍を共和国の正規軍として採用し、こうして創設された共和国軍は、激戦地のジオノーシスで独立星系連合軍と交戦し勝利した。この戦いを発端に、後世に至るまで銀河史上まれに見る壮大な戦いとして歴史家に認識されているクローン大戦が勃発した。



=== クローン大戦 ===

=== クローン大戦 ===

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そして、独立星系軍が劣勢となりつつあったクローン大戦末期、パルパティーンは一つの大きな賭けに出た。ドゥークーと[[グリーヴァス将軍]]が率いる大艦隊に、共和国の首都惑星である[[スター・ウォーズ惑星一覧#コルサント|コルサント]]を襲撃させ、自分自身を誘拐させる自作自演に出る。片やドゥークーは、ジェダイを誘き寄せて殲滅し、アナキン・スカイウォーカーを暗黒面に誘惑するという作戦と聞いていたが、そこにはドゥークーよりも更に若く、より強力な力を見せていたアナキンを据えようとしていたパルパティーンの二重の陰謀があった。パルパティーンの思惑通り、アナキンは無抵抗のままのドゥークーを殺害し、暗黒面へと堕ちる片鱗を見せた<ref>ここで、無抵抗のドゥークーを理性的に殺害したことを悔いるアナキンに対し「前に話してくれただろう、母と彼女を殺したサンド・ピープルについて」と語っていることから、パルパティーンがサンド・ピープルを虐殺した一件をアナキン本人から打ち明けられていたことが分かる。</ref>。この際、始末される筈であったオビ=ワンは生き延び、逆に捕らえる筈のグリーヴァスは逃亡するという二つの誤算が生じた。

そして、独立星系軍が劣勢となりつつあったクローン大戦末期、パルパティーンは一つの大きな賭けに出た。ドゥークーと[[グリーヴァス将軍]]が率いる大艦隊に、共和国の首都惑星である[[スター・ウォーズ惑星一覧#コルサント|コルサント]]を襲撃させ、自分自身を誘拐させる自作自演に出る。片やドゥークーは、ジェダイを誘き寄せて殲滅し、アナキン・スカイウォーカーを暗黒面に誘惑するという作戦と聞いていたが、そこにはドゥークーよりも更に若く、より強力な力を見せていたアナキンを据えようとしていたパルパティーンの二重の陰謀があった。パルパティーンの思惑通り、アナキンは無抵抗のままのドゥークーを殺害し、暗黒面へと堕ちる片鱗を見せた<ref>ここで、無抵抗のドゥークーを理性的に殺害したことを悔いるアナキンに対し「前に話してくれただろう、母と彼女を殺したサンド・ピープルについて」と語っていることから、パルパティーンがサンド・ピープルを虐殺した一件をアナキン本人から打ち明けられていたことが分かる。</ref>。この際、始末される筈であったオビ=ワンは生き延び、逆に捕らえる筈のグリーヴァスは逃亡するという二つの誤算が生じた。




姿

姿



[[#|]]

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アナキンから報告を受け、ジェダイ・マスター、[[メイス・ウィンドゥ]]は、同行を申し出たアナキンをジェダイ聖堂に留め置き、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#エージェン・コーラー|エージェン・コーラー]]、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#セイシー・ティン|セイシー・ティン]]、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#キット・フィストー|キット・フィストー]]らジェダイの騎士と共にパルパティーンを拘束するため、彼の元へ乗り込んだ。メイス達と対面したパルパティーンは、自分が逮捕されることを聞くと、長い間溜め込んでいたジェダイに対する憎悪を開放するかのごとく奇声を上げて跳躍しながらジェダイに襲い掛かった。真紅のシスの[[ライトセーバー]]を振るい、瞬時にエージェン・コーラーを倒し、次いで仲間の死にひるんだセイシー・ティンを殺害し、続いて数太刀打ち合っただけでキット・フィストーも倒した。だが、ジェダイの中でも屈指の実力を誇り、特にライトセーバー戦においては最強とも評されたメイスには苦戦し、ライトセーバーを蹴り落とされて(小説版では斬り捨てられて)危機に瀕した。

アナキンから報告を受け、ジェダイ・マスター、[[メイス・ウィンドゥ]]は、同行を申し出たアナキンをジェダイ聖堂に留め置き、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#エージェン・コーラー|エージェン・コーラー]]、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#セイシー・ティン|セイシー・ティン]]、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#キット・フィストー|キット・フィストー]]らジェダイの騎士と共にパルパティーンを拘束するため、彼の元へ乗り込んだ。メイス達と対面したパルパティーンは、自分が逮捕されることを聞くと、長い間溜め込んでいたジェダイに対する憎悪を開放するかのごとく奇声を上げて跳躍しながらジェダイに襲い掛かった。真紅のシスの[[ライトセーバー]]を振るい、瞬時にエージェン・コーラーを倒し、次いで仲間の死にひるんだセイシー・ティンを殺害し、続いて数太刀打ち合っただけでキット・フィストーも倒した。だが、ジェダイの中でも屈指の実力を誇り、特にライトセーバー戦においては最強とも評されたメイスには苦戦し、ライトセーバーを蹴り落とされて(小説版では斬り捨てられて)危機に瀕した。



その時、アナキンが現れた。アナキンはパルパティーンがメイスによって殺され、愛する妻の死を避ける唯一の方法である死を欺く術が永遠に失われてしまうことを恐れてやってきたのである。パルパティーンは、メイスの勝利宣言に怒りを覚え、フォース・ライトニングを放つが、メイスのライトセーバーで偏向され、顔は醜く歪み、顔色は白く、黄色い眼となった<!--({{要出典|範囲=作中のフォース・ライトニングでこの様な症例が出たのは皆無な事から、顔が歪んだというよりは、ダーク・フォースに取り込まれた心の姿が物質次元へ形象化した為と思われる|date=2017年12月}})-->。メイスと、パルパティーンは互いを反逆者と呼び合いアナキンは混乱する。だが、アナキンの目にはパルパティーンはメイスに必死に抵抗する丸腰の弱々しい老人にしか見えなかった。必死に命乞いをするパルパティーンを殺そうとするメイスに対して「教えに反している」「裁判所に送るべきだ」と説得を試みるが、それを無視してメイスがパルパティーンを殺そうとしたその時、アナキンはとっさにライトセーバーを振るいメイスの手をライトセーバーごと切り落とした。

その時、アナキンが現れた。アナキンはパルパティーンがメイスによって殺され、愛する妻の死を避ける唯一の方法である死を欺く術が永遠に失われてしまうことを恐れてやってきたのである。パルパティーンは、メイスの勝利宣言に怒りを覚え、フォース・ライトニングを放つが、メイスのライトセーバーで偏向され、顔は醜く歪み、顔色は白く、黄色い眼となった<!--({{要出典|範囲=作中のフォース・ライトニングでこの様な症例が出たのは皆無な事から、顔が歪んだというよりは、ダーク・フォースに取り込まれた心の姿が物質次元へ形象化した為と思われる|date=2017年12月}})-->。メイスと、パルパティーンは互いを反逆者と呼び合いアナキンは混乱する。だが、アナキンの目にはパルパティーンはメイスに必死に抵抗する丸腰の弱々しい老人にしか見えなかった。必死に命乞いをするパルパティーンを殺そうとするメイスに対して「教えに反している」「裁判所に送るべきだ」と説得を試みるが、それを無視してメイスがパルパティーンを殺そうとしたその時、アナキンはとっさにライトセーバーを振るいメイスの手をライトセーバーごと切り落とした。

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次の瞬間、この時を待ち構えていたようにパルパティーンは「'''無限のパワーを食らえ!'''」と全身全霊を込めたフォース・ライトニングを放ち、防ぐことも回避することもできなかったメイスはそのままコルサントの摩天楼に向かって吹き飛ばされ死亡した。こうして許されざる行為に全てを失ってしまったアナキンをシスの暗黒面に引き入れることに成功し、パルパティーンはアナキンに[[ダース・ベイダー]]というシスとしての名を与えた。

次の瞬間、この時を待ち構えていたようにパルパティーンは「'''無限のパワーを食らえ!'''」と全身全霊を込めたフォース・ライトニングを放ち、防ぐことも回避することもできなかったメイスはそのままコルサントの摩天楼に向かって吹き飛ばされ死亡した。こうして許されざる行為に全てを失ってしまったアナキンをシスの暗黒面に引き入れることに成功し、パルパティーンはアナキンに[[ダース・ベイダー]]というシスとしての名を与えた。



機は熟したと見たパルパティーンは、ベイダーに対し、最初の任務としてジェダイ聖堂に残る全てのジェダイの抹殺と、惑星ムスタファーに立て籠もる[[スター・ウォーズ登場人物一覧#ヌート・ガンレイ|ヌート・ガンレイ]]総督をはじめとする分離主義勢力の幹部たちの殺害を命令した。と同時に全銀河のクローン・トルーパーに対して「[[スター・ウォーズ世界の用語一覧#その他|オーダー66]]」を発令した。これは銀河各地のジェダイを共和国に反旗を翻した反逆者として急襲し抹殺せよという、クローンに製造段階で密かに組み込まれたプログラムである。オーダー66によって、銀河全体に広く散らばっていたジェダイは大半が殺され、ジェダイ聖堂に残っていたジェダイたちは手薄になっていたところをベイダー率いるクローン・トルーパーの特殊部隊・[[クローン・トルーパー#部隊|第501大隊]]によって急襲され、子供の[[ジェダイ#ジェダイ・パダワン|パダワン]]までもが皆殺しとなった。

機は熟したと見たパルパティーンは、ベイダーに対し、最初の任務としてジェダイ聖堂に残る全てのジェダイの抹殺と、惑星ムスタファーに立て籠もる[[スター・ウォーズ登場人物一覧#ヌート・ガンレイ|ヌート・ガンレイ]]総督をはじめとする分離主義勢力の幹部たちの殺害を命令した。と同時に全銀河のクローン・トルーパーに対して「[[スター・ウォーズ世界の用語一覧#その他|オーダー66]]」を発令した。これは銀河各地のジェダイを共和国に反旗を翻した反逆者として急襲し抹殺せよという、クローンに製造段階で密かに組み込まれたプログラムである。オーダー66によって、銀河全体に広く散らばっていたジェダイは大半が殺され、ジェダイ聖堂に残っていたジェダイたちは手薄になっていたところをベイダー率いるクローン・トルーパーの特殊部隊・[[クローン・トルーパー#部隊|第501大隊]]によって急襲され、子供の[[ジェダイ#ジェダイ・パダワン|パダワン]]までもが皆殺しとなった。




<ref>[[#|]][[#|]]</ref>

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[[ ()#|]]<ref>STAR WARS</ref><ref></ref>

[[ ()#|]]<ref>STAR WARS</ref><ref></ref>


銀河各地で蜂起した[[スター・ウォーズ登場組織一覧#反乱同盟軍|反乱同盟軍]]にかつての銀河元老院の影を見たパルパティーンは、ここで元老院を永久に解散し、各星系に帝国軍の総督を置いて、軍事的威圧による直接支配に乗り出した。その象徴として、[[スター・ウォーズ惑星一覧#オルデラン|惑星]]さえ破壊可能な巨大宇宙要塞[[デス・スター]]を建造したが、反乱同盟軍の起死回生的な作戦によって敢え無く破壊されてしまった。やがて、デス・スターを破壊した反乱軍兵士がベイダーの息子の[[ルーク・スカイウォーカー]]であることを知ったパルパティーンは、若き日のアナキンに比肩し得る強力なフォースを見せていたルークを自陣に引き入れようと画策し始める。


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[[#|]][[#|]]姿23

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=== エクセゴルでの復活と滅亡 ===

=== エクセゴルでの復活と滅亡 ===

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仲間たちに再び全滅の危機が迫る中、先代のジェダイたちの声を聞いてレイは再びライトセーバーを手に立ち上がった。それを見たパルパティーンは彼女にトドメさすべくフォース・ライトニングを放つ。その時に言い放った「'''余はシスの全て!'''(I am all the sith!)」が彼の最期のセリフとなる事になる。レイは2本のライトセーバー(ルークとレイアの物)によってそれを受け止め「私はジェダイの全て!(I am all the Jedi!)」と答えて跳ね返した。パルパティーンは消し飛び、今度こそ完全に滅び去った。

仲間たちに再び全滅の危機が迫る中、先代のジェダイたちの声を聞いてレイは再びライトセーバーを手に立ち上がった。それを見たパルパティーンは彼女にトドメさすべくフォース・ライトニングを放つ。その時に言い放った「'''余はシスの全て!'''(I am all the Sith!)」が彼の最期のセリフとなる事になる。レイは2本のライトセーバー(ルークとレイアの物)によってそれを受け止め「私はジェダイの全て!(I am all the Jedi!)」と答えて跳ね返した。パルパティーンは消し飛び、今度こそ完全に滅び去った。



その後、最終的にナビゲーションタワーの機能が移されたプライド忠誠将軍の旗艦・リサージェント級スター・デストロイヤー「ステッドファスト」を失ってエクセゴルから出られなくなったシス艦隊はレジスタンスと人民の艦隊によって全滅させられる。ファースト・オーダーもプライド忠誠将軍などの首脳陣を失った上に銀河各地でレジスタンスの反攻に遭って壊滅し、これをもってパルパティーンの野望は完全に潰えることとなった。

その後、最終的にナビゲーションタワーの機能が移されたプライド忠誠将軍の旗艦・リサージェント級スター・デストロイヤー「ステッドファスト」を失ってエクセゴルから出られなくなったシス艦隊はレジスタンスと人民の艦隊によって全滅させられる。ファースト・オーダーもプライド忠誠将軍などの首脳陣を失った上に銀河各地でレジスタンスの反攻に遭って壊滅し、これをもってパルパティーンの野望は完全に潰えることとなった。

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: [[]]退[[ ()|]][[]][[]]

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: [[]]{{|date=2018-04}}<ref>/422{{|date=2018-04}}</ref>[[]]{{|date=2018-04}}<ref>/313{{|date=2018-04}}</ref>

: [[]]{{|date=2018-04}}<ref>/422{{|date=2018-04}}</ref>[[]]{{|date=2018-04}}<ref>/313{{|date=2018-04}}</ref>

: シスとして自負から[[ライトセーバー]]を「ジェダイの武器」と捉えており、積極的には用いずフォースを用いた戦闘を好む。特に『エピソード3』や『エピソード6』、『エピソード9』で使用したフォースによる電撃「[[スター・ウォーズシリーズ#劇中用語|フォース・ライトニング]]」を得意技としている<ref>しかし、ライトセーバーでの戦闘も、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#エージェン・コーラー|エージェン・コーラー]]らジェダイ・マスターの手練れ3人を飛び掛かってから、一瞬にして斬り捨てたり、ヨーダと互角に渡り合えるほどにその技量は高い。</ref>。

: シスとして自負から[[ライトセーバー]]を「ジェダイの武器」と捉えており、積極的には用いずフォースを用いた戦闘を好む。特に『エピソード3』や『エピソード6』、『エピソード9』で使用したフォースによる電撃「[[スター・ウォーズシリーズ#劇中用語|フォース・ライトニング]]」を得意技としている<ref>しかし、ライトセーバーでの戦闘も、[[スター・ウォーズ登場人物一覧#エージェン・コーラー|エージェン・コーラー]]らジェダイ・マスターの手練れ3人を飛び掛かってから、一瞬にして斬り捨てたり、ヨーダと互角に渡り合えるほどにその技量は高い。</ref>。

: 基本的にはフォースのみを用いるか、それと併用してライトセーバーの一刀流で戦闘するがライトセーバーは服の左右の袖口に各1本ずつ予備を含めた計2本を携行しており<ref group="注釈">その内の1本は『エピソード3』におけるメイス・ウィンドウとの戦闘で紛失しており、残りの1本もヨーダとの対決以降は劇中使用していない{{要出典|date=2018-04}}。</ref>、使用時には袖口から射出されるように飛び出し手中に収まる。また『[[スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ (テレビアニメ)|クローン・ウォーズ]]』シーズン5ではかつての弟子ダース・モールとその弟サヴァージ・オプレスの二人と対峙した際には予備分のライトセーバーも使っての二刀流を披露し二人同時に相手しながらも圧倒している<ref>この戦いの際にも前述の理由からか、戦闘中にも用途が終わる度にライトセーバーの光刃を収納しながら戦っている。</ref>。

: 基本的にはフォースのみを用いるか、それと併用してライトセーバーの一刀流で戦闘するがライトセーバーは服の左右の袖口に各1本ずつ予備を含めた計2本を携行しており<ref group="注釈">その内の1本は『エピソード3』におけるメイス・ウィンドウとの戦闘で紛失しており、残りの1本もヨーダとの対決以降は劇中使用していない{{要出典|date=2018-04}}。</ref>、使用時には袖口から射出されるように飛び出し手中に収まる。また『[[スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ (テレビアニメ)|クローン・ウォーズ]]』シーズン5ではかつての弟子ダース・モールとその弟サヴァージ・オプレスの二人と対峙した際には予備分のライトセーバーも使っての二刀流を披露し二人同時に相手しながらも圧倒している<ref>この戦いの際にも前述の理由からか、戦闘中にも用途が終わる度にライトセーバーの光刃を収納しながら戦っている。</ref>。

: この他にもフォースで周囲の物体を操り敵へ投げつけたり人の心を操る「マインドトリック」や予知能力など、フォースのあらゆる力を駆使することができる。これに併せて巧みな話術でドゥークー伯爵やアナキン・スカイウォーカーなどジェダイを説き伏せ暗黒面へと引きずり込んでいる。

: この他にもフォースで周囲の物体を操り敵へ投げつけたり人の心を操る「マインドトリック」や予知能力など、フォースのあらゆる力を駆使することができる。これに併せて巧みな話術でドゥークー伯爵やアナキン・スカイウォーカーなどジェダイを説き伏せ暗黒面へと引きずり込んでいる。

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* クローン大戦末期には最高議長への急激な権力集中を危惧し、パルパティーンに異議を唱えた元老院議員達も少なからず存在し、パドメを筆頭に2000名が名を連ねる請願書が提出されたが、それでも議長の独裁を食い止めることは出来なかった。この設定は映画から削除された未公開シーンとして収録され、現在はレジェンズとなった小説などでも言及されているが、正史の作品には登場していない。

* クローン大戦末期には最高議長への急激な権力集中を危惧し、パルパティーンに異議を唱えた元老院議員達も少なからず存在し、パドメを筆頭に2000名が名を連ねる請願書が提出されたが、それでも議長の独裁を食い止めることは出来なかった。この設定は映画から削除された未公開シーンとして収録され、現在はレジェンズとなった小説などでも言及されているが、正史の作品には登場していない。

* 『[[スター・ウォーズ クローン大戦]]』では『エピソード3』冒頭での誘拐事件の詳細が描かれ、グリーヴァス将軍はダース・シディアスとパルパティーンが同一人物とは知らなかったため、逃亡する際に艦船の窓を割り、パルパティーンを殺しかけている。

* 『[[スター・ウォーズ クローン大戦]]』では『エピソード3』冒頭での誘拐事件の詳細が描かれ、グリーヴァス将軍はダース・シディアスとパルパティーンが同一人物とは知らなかったため、逃亡する際に艦船の窓を割り、パルパティーンを殺しかけている。


* [[#|]][[#|]][[]][[]]

* [[#|]][[#|]][[]][[]]

* 『エピソード6』の小説版では、彼の口元からは「腐臭が漂う」という表現がある。『シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア』では、犯罪組織「ブラック・サン」の首領[[スター・ウォーズ登場人物一覧#プリンス・シゾール|プリンス・シゾール]]の印象では「生ける屍」と語られている。


* 6[[#|]]

* <ref>J 2082002</ref>

* <ref>J 2082002</ref>

* [[スローン大提督]]による攻勢で疲弊した新共和国の隙を突いて再び銀河の覇権を手に入れようとし、「ワールド・デヴァステイター」や超弩級[[スーパー・スター・デストロイヤー]]「エクリプス」などの軍事力を温存していた。一時はルークをダークサイドに引き込み自分の弟子とする。しかし、ルークや[[レイア・オーガナ|レイア]]、[[ハン・ソロ]]などの反乱軍の英雄たちやジェダイによる反撃、また内部からの裏切りによって失敗し、その魂は永遠の苦しみを味わうこととなる。現在未邦訳である『Empire's End』が一連のシリーズの最後のエピソードとなり、この作品で皇帝の本当の最期が描かれている。

* [[スローン大提督]]による攻勢で疲弊した新共和国の隙を突いて再び銀河の覇権を手に入れようとし、「ワールド・デヴァステイター」や超弩級[[スーパー・スター・デストロイヤー]]「エクリプス」などの軍事力を温存していた。一時はルークをダークサイドに引き込み自分の弟子とする。しかし、ルークや[[レイア・オーガナ|レイア]]、[[ハン・ソロ]]などの反乱軍の英雄たちやジェダイによる反撃、また内部からの裏切りによって失敗し、その魂は永遠の苦しみを味わうこととなる。現在未邦訳である『Empire's End』が一連のシリーズの最後のエピソードとなり、この作品で皇帝の本当の最期が描かれている。


* [[]]使使[[#|]]宿[[]]

* [[]]使使[[#|]]宿[[]]


== 配役 ==

== 配役 ==

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*; [[稲垣隆史]]

*; [[稲垣隆史]]

: 『エピソード3』、『[[スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ|クローン・ウォーズ(映画)]]』、『[[スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ (テレビアニメ)|クローン・ウォーズ(テレビ)]]』、『[[スター・ウォーズ 反乱者たち|反乱者たち]]』、『[[スター・ウォーズ バトルフロントII (2017)|バトルフロントII (2017)]]』、『[[スター・ウォーズ: バッド・バッチ|バッド・バッチ]]』、『[[オビ=ワン・ケノービ (テレビドラマ)|オビ=ワン・ケノービ]]』(初代)

: 『エピソード3』、『[[スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ|クローン・ウォーズ(映画)]]』、『[[スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ (テレビアニメ)|クローン・ウォーズ(テレビ)]]』、『[[スター・ウォーズ 反乱者たち|反乱者たち]]』、『[[スター・ウォーズ バトルフロントII (2017)|バトルフロントII (2017)]]』、『[[スター・ウォーズ: バッド・バッチ|バッド・バッチ]]』(初代)、『[[オビ=ワン・ケノービ (テレビドラマ)|オビ=ワン・ケノービ]]』(初代)



*; [[高木渉]]

*; [[高木渉]]

204行目: 208行目:


*; [[岩崎ひろし]]

*; [[岩崎ひろし]]

: 『ロボットチキン』

: 『[[ロボットチキン]]



*; [[浦山迅]]

*; [[浦山迅]]

: 『[[レゴ スター・ウォーズ#LEGO スター・ウォーズ:ヨーダ・クロニクル|ヨーダ・クロニクル]]』、『[[LEGO スター・ウォーズ:ドロイド・テイルズ|ドロイド・テイルズ]]』、『[[スター・ウォーズ バトルフロント (2015)|バトルフロント (2015)]]』、『[[LEGO スター・ウォーズ/フリーメーカーの冒険|フリーメーカーの冒険]]』、『[[レゴ スター・ウォーズ/フォースの覚醒|レゴ フォースの覚醒]]』、『[[スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー|ジェダイ:フォールン・オーダー]]』、『[[LEGO スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル|ホリデー・スペシャル]]』、『[[レゴ スター・ウォーズ#LEGO スター・ウォーズ/恐怖のハロウィーン|恐怖のハロウィーン]]』、『[[LEGO スター・ウォーズ/サマー・バケーション|サマー・バケーション]]』

: 『[[レゴ スター・ウォーズ#LEGO スター・ウォーズ:ヨーダ・クロニクル|ヨーダ・クロニクル]]』、『[[LEGO スター・ウォーズ:ドロイド・テイルズ|ドロイド・テイルズ]]』、『[[スター・ウォーズ バトルフロント (2015)|バトルフロント (2015)]]』、『[[LEGO スター・ウォーズ/フリーメーカーの冒険|フリーメーカーの冒険]]』、『[[レゴ スター・ウォーズ/フォースの覚醒|レゴ フォースの覚醒]]』、『[[スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー|ジェダイ:フォールン・オーダー]]』、『エピソード9』(一部のみ)、『[[LEGO スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル|ホリデー・スペシャル]]』、『[[LEGO スター・ウォーズ/恐怖のハロウィーン|恐怖のハロウィーン]]』、『[[LEGO スター・ウォーズ/サマー・バケーション|サマー・バケーション]]』



*; [[青森伸]]

*; [[青森伸]]

: 『エピソード9』、『[[オビ=ワン・ケノービ (レビドラマ)|ビ=ワンケノービ]]』(2代目)

: 『エピソード9』、『オビ=ワン・ケノービ』(2代目)、『イルズ・ジェダイ』、『バッド・バッチ』(2代目)



== 備考 ==

== 備考 ==


* 46<ref group="">43{{|date=2019-02}}</ref>1<ref> 1/36<!-- 4 --></ref>3<ref group="">3{{|date=2018-04}}1[[#|]]{{|date=2018-04}}</ref>2姿{{|date=2018-04}}<ref> 2/30{{|date=2018-04}}</ref>

* 46<ref group="">43{{|date=2019-02}}</ref>1<ref> 1/36<!-- 4 --></ref>3<ref group="">3{{|date=2018-04}}1[[#|]]{{|date=2018-04}}</ref>2姿{{|date=2018-04}}<ref> 2/30{{|date=2018-04}}</ref>

* [[ジョージ・ルーカス]]は、2005年の『エピソード3』公開時の来日記者会見で、記者に好きなスター・ウォーズキャラクターを聞かれた際、「特にヨーダ、アナキン、皇帝が好きだ」と答えている<ref>[http://www.asahi.com/starwars3/050720.html ジョージ・ルーカス監督、来日記者会見リポート]([[朝日新聞]] 2005年7月20日)</ref>。

* [[ジョージ・ルーカス]]は、2005年の『エピソード3』公開時の来日記者会見で、記者に好きなスター・ウォーズキャラクターを聞かれた際、「特にヨーダ、アナキン、皇帝が好きだ」と答えている<ref>[https://www.asahi.com/starwars3/050720.html ジョージ・ルーカス監督、来日記者会見リポート]([[朝日新聞]] 2005年7月20日)</ref>。



== 参考資料 ==

== 参考資料 ==

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[[Category:架空の政治家]]

[[Category:架空の政治家]]

[[Category:シスの暗黒卿]]

[[Category:シスの暗黒卿]]

[[Category:映画とテレビに関するミーム]]

[[Category:映画の悪役]]

[[Category:映画の悪役]]

[[Category:映画とテレビに関するミーム]]


2024年6月19日 (水) 22:52時点における最新版

ダース・シディアス
Darth Sidious
スター・ウォーズシリーズのキャラクター
ダース・シディアスのポスターと、シディアスを演じたイアン・マクダーミド
初登場帝国の逆襲』(1980年)
最後の登場スカイウォーカーの夜明け』(2019年)
マージョリー・イートン英語版
イアン・マクダーミド
クライヴ・レヴィル
ニック・ジェイムソン
イアン・アバークロンビー
ティム・カリー
サム・ウィットワー
トレバー・デュバル
イアン・マクダーミド
プロファイル
種族 人間
性別 男性
職業 シスの暗黒卿
銀河共和国惑星ナブー選出元老院議員
銀河共和国元老院最高議長
銀河帝国皇帝
ファースト・オーダー、ファイナル・オーダー、シス・エターナル最高指導者
家族 レイ(孫娘)
テンプレートを表示

Darth Sidious/Sheev Palpatine

[]


Sheev Palpatine2209

4 - 6

14/1977

25/1980

36/198356調6姿

1 - 3

41/1999

52/2002

63/20053退

7 - 9

77/201588/201799/2019789

[]

[]


Ederlathh Pallopides便使150[1]

3使the Wise

退

[]






1


[]








使

[]

3



[2]

姿









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[3]



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6

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[4][5]



姿23

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6/9/7/8/1

911



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I am all the Sith!2I am all the Jedi! 


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[][6][][7]

369使[8]

12[ 1]使5使[9]

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6

9



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[]


2012[10]



2000

 3



6

[11]

Empire's End

使使宿

[]

[]

2013  

198361239

5[ 2]62004DVDCG[ 3]

1?125639

2006CG

[12][13]6[14]

200516The Village Voice[ 4]

[]


 2006

/2012

  

 24

LEGO :

[]




5



5



6



5



56DVD



5DVD12



1







  III



3



3II (2017)











 (2015) :9



922

[]


46[ 5]1[15]3[ 6]2姿[][16]

20053[17]

[]


J/  /  2002

[]

注釈[編集]



(一)^ 131使[]

(二)^ 

(三)^ [][]

(四)^ papalPalpatine[]

(五)^ 43[]

(六)^ 3[]1[]

出典[編集]



(一)^  154

(二)^ 

(三)^ 

(四)^ STAR WARS

(五)^ 

(六)^ /422[]

(七)^ /313[]

(八)^ 3

(九)^ 

(十)^   SPECIAL EDITION MEDIA HOUSE MOOK78

(11)^ J 2082002

(12)^  2 18

(13)^  3 25

(14)^  1 59

(15)^  1/36

(16)^  2/30[]

(17)^ ( 2005720

外部リンク[編集]