「バックミラー」の版間の差分
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一般的には[[鏡]]とそれを固定する支持器具からなる。距離感を把握するためには[[平面鏡]]を、広い視認性を得るために[[凸面鏡]]を用いるのが一般的であるが、車両外部に用いる鏡︵[[ドアミラー]]・[[フェンダーミラー]]︶の場合、左右でそれらを使い分ける、車両室内に用いる鏡では平面と凸面を組み合わせる。また、内外両方で、ひとつの鏡の曲率を途中で変化させ、視野を広げるなど、用途に応じて種類が増えている。
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二重写り(金属面で反射する像と、[[ガラス]]あるいは[[プラスチック]]表面で反射する像で二重に見える現象)を防ぐために金属[[蒸着]]を利用した[[表面鏡]]が用いられる場合が多い。 |
二重写り(金属面で反射する像と、[[ガラス]]あるいは[[プラスチック]]表面で反射する像で二重に見える現象)を防ぐために金属[[蒸着]]を利用した[[表面鏡]]が用いられる場合が多い。 |
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車両室内に用い |
車両室内に用いる鏡(ルームミラー)の場合、夜間の後続車の[[前照灯]]の眩しさを低減するため、[[反射率]]を低くさせる[[コーティング]]がなされていたり、二重写りを逆に利用し、ノブを動かして切り換える手動式防眩ミラーも存在する。また、ミラーに[[液晶]]を施し、周囲が暗くなると内蔵[[センサー]]が感知して自動で反射率を低くする自動式防眩ミラーもある。逆に、[[スモークフィルム]]を施した車両では、夜間の視認性が低下するため、反射率が高いミラーを用いる傾向もある。 |
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== 後方モニター == |
== 後方モニター == |
2011年5月27日 (金) 00:39時点における版
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/15/Rear-view_mirror.jpg/200px-Rear-view_mirror.jpg)
インナーリアビューミラー
(室内後写鏡)
バックミラーとは、後方及び後側方を視認するための器具。自動車部品としての法令用語は﹁後写鏡﹂で、取り付けられる位置によって、いくつかの種類に分類される。バックミラーは和製英語であり、英語ではリア ビュー ミラー︵rear-view mirror︶と呼ばれる。
自動車や鉄道車両など以外では、情報漏洩を防ぐためにパソコンや金融機関のATMに装着するものもあり、後方からモニターを覗く存在の確認に用いる。
鏡面
一般的には鏡とそれを固定する支持器具からなる。距離感を把握するためには平面鏡を、広い視認性を得るために凸面鏡を用いるのが一般的であるが、車両外部に用いる鏡︵ドアミラー・フェンダーミラー︶の場合、左右でそれらを使い分ける、車両室内に用いる鏡では平面と凸面を組み合わせる。また、内外両方で、ひとつの鏡の曲率を途中で変化させ、視野を広げるなど、用途に応じて種類が増えている。 二重写り︵金属面で反射する像と、ガラスあるいはプラスチック表面で反射する像で二重に見える現象︶を防ぐために金属蒸着を利用した表面鏡が用いられる場合が多い。 車両室内に用いる鏡︵ルームミラー︶の場合、夜間の後続車の前照灯の眩しさを低減するため、反射率を低くさせるコーティングがなされていたり、二重写りを逆に利用し、ノブを動かして切り換える手動式防眩ミラーも存在する。また、ミラーに液晶を施し、周囲が暗くなると内蔵センサーが感知して自動で反射率を低くする自動式防眩ミラーもある。逆に、スモークフィルムを施した車両では、夜間の視認性が低下するため、反射率が高いミラーを用いる傾向もある。後方モニター
トラック・バスなどではミラーで車両後方を確認することが困難なため、車両後部にカメラ︵バックアイカメラ、リアビューカメラ︶を、ダッシュボードにモニターを取り付け、モニターに車両後方の映像を映し出すシステムが搭載されているものがある。 近年では駐車の容易化の目的で、ミニバン・1BOX車・ライトバン・ステーションワゴンなどで後退時に車両後方の映像をカーナビの液晶画面に映し出す﹁バックモニター﹂あるいは﹁パーキングアシストリアビューカメラ﹂というシステムが搭載されている車両が存在するが、この場合はバックミラーは別に設置されている。 鉄道車両の場合は、発車時の安全確認に使用する目的で、カメラを後方や側方に設置した同様のシステムが使用されている。 他方、バックミラー自体を液晶にすることで、通常は全反射設定にしてミラーとして使用し、ギアがリバースに入ると自動でリアビューカメラの映像に切り替わって﹁バックモニター﹂となるものもある。このバックミラーモニターでは、停車時などにワンセグやDVDソフトを見るためのモニターとしても使用できる。関連項目
- バックミラー
- 補助確認装置