「リーサル・ウェポン」の版間の差分
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反発しあいながらも、ともに犯罪組織と戦うリッグスとマータフの間には、コメディタッチな描写や、マータフの家族との触れ合いを描いた人間的ドラマもあり、徐々にふたりのパートナーシップが築かれていく過程が描かれている。 |
反発しあいながらも、ともに犯罪組織と戦うリッグスとマータフの間には、コメディタッチな描写や、マータフの家族との触れ合いを描いた人間的ドラマもあり、徐々にふたりのパートナーシップが築かれていく過程が描かれている。 |
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== あらすじ == |
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ある夜、[[ロサンゼルス]]の高級アパートメントから売春婦が飛び降り自殺する。[[ロサンゼルス市警察|LA市警察]]本部捜査第一課の'''ロジャー・マータフ部長刑事'''が、現場に臨場。死んだ売春婦は、マータフの旧友の娘であった。 |
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この飛び降り自殺に事件性があるのか捜査を始めた矢先に、薬物対策課から異動してきた'''マーティン・リッグス刑事'''を、マータフは新しい相棒としてあてがわれる。リッグスはマータフよりかなり若いが、[[ベトナム戦争]]では[[アメリカ陸軍|陸軍]][[特殊部隊]]員として死線をくぐりぬけた経験があり、拳銃射撃と格闘の力量は極めて高い。ただ、3年前に愛妻を事故で亡くして以来<ref>彼の自殺願望の原因となった妻の死の真相については第2作で明らかになる。</ref>、自暴自棄になることが多く、市警察本部でも問題になっていた。 |
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マータフはこの新しい相棒に困惑しながらも、自宅に招くなどして、次第に打ち解けるようになっていく。そしてリッグスと共に、売春婦の飛び降り自殺を捜査していくと、背景に[[中央情報局|CIA]]特殊部隊のOBたちによるヘロイン密輸組織が浮かび上がってくる。だが、捜査の過程でリッグスとマータフ、さらにはマータフの家族まで命の危険にさらされ始める。 |
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== キャスト == |
== キャスト == |
2020年11月8日 (日) 21:29時点における版
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リーサル・ウェポン | |
---|---|
Lethal Weapon | |
監督 | リチャード・ドナー |
脚本 | シェーン・ブラック |
製作 |
リチャード・ドナー ジョエル・シルバー |
製作総指揮 | ヴィッキー・ディー・ロック |
出演者 |
メル・ギブソン ダニー・グローヴァー |
音楽 |
マイケル・ケイメン エリック・クラプトン |
撮影 | スティーヴン・ゴールドブラッド |
編集 | スチュワート・ベアード |
製作会社 | シルバー・ピクチャーズ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
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上映時間 |
110分 118分(ディレクターズ・カット版) |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $15,000,000(概算) |
興行収入 |
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次作 | リーサル・ウェポン2/炎の約束 |
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
TBS版 | テレビ朝日版 (追加録音版) | ||
マーティン・リッグス | メル・ギブソン | 鈴置洋孝 | 磯部勉 |
ロジャー・マータフ | ダニー・グローヴァー | 田中信夫 | 池田勝 |
ジョシュア | ゲイリー・ビジー | 秋元羊介 | 金尾哲夫 |
マカリスター将軍 | ミッチェル・ライアン | 中庸助 | 小林修 |
マイケル・ハンサカー | トム・アトキンス | 加藤正之 | 小島敏彦 |
トリッシュ・マータフ | ダーリン・ラヴ | 火野カチコ | |
リアン・マータフ | トレイシー・ウォルフ | 井上喜久子 | 渕崎ゆり子 |
アマンダ・ハンサカー | ジャッキー・スワンソン | セリフなし | |
マーフィ警部 | スティーヴ・ケイハン | 村松康雄 藤城裕士[2] |
手塚秀彰 |
精神科医 | メアリー・エレン・トレイナー | 佐々木優子 | |
ボイエット刑事 | グランド・L・ブッシュ | 石塚運昇 | 長島雄一 |
マッカスキー刑事 | ジャック・チボー | 藤城裕士 | |
刑事 | ドン・ゴードン | 広瀬正志 | |
メンデス | エド・オロス | 辻親八 | |
エンドウ | アル・レオン | 長島雄一 | |
ディキシー | リリシア・ナフ | 深実りか | |
マックリーリー | マイケル・シェーナー | 立木文彦 | 中田和宏 |
ガスタフ | ガスタフ・ヴィンタス | 沢木郁也 | |
麻薬の売人 | ジミー・F・スキャッグス | 星野充昭 | |
ジェイソン・ロナード | 沢木郁也 | ||
ブラッキー・ダメット | 高宮俊介 | ||
ニック・マータフ | デイモン・ハインズ | ||
キャリー・マータフ | エボニー・スミス | ||
役不明又はその他 | 近藤玲子 他 |
高乃麗 矢島晶子 辻親八 増田ゆき 中沢みどり 津村まこと 伊藤栄次 相沢正輝 堀川仁 佐藤しのぶ 伊藤和晃 大黒和広 種田文子 小川智子 柳沢栄治 柳沢真由美 桜澤凛 佐々木瑶子 追加録音版キャスト 石田嘉代 すずき紀子 浅野まゆみ 落合弘治 上田燿司 金野恵子 多田野曜平 高橋英則 | |
翻訳 | 宇津木道子 | 武満真樹 (平田勝茂) | |
演出 | 福永莞爾 | 蕨南勝之 | |
調整 | 山田太平 | ||
効果 | リレーション | ||
プロデューサー | 上田正人 | 圓井一夫 山川秀樹 | |
制作 | 東北新社 TBS |
ムービーテレビジョンスタジオ | |
初回放送 | 1988年12月13日 『火曜ロードショー』 |
1997年3月23日 『日曜洋画劇場』 |
- テレビ朝日版はこの作品のみステレオ音声で制作、放送された。これは後年に発売されたBlu-ray リーサル・ウェポン コレクションに収録されている。
- また、テレビ朝日版は2013年1月13日にWOWOWで放映される際に、初回放送時にカットされた箇所を同一声優で追加録音(および一部のシーンを再録)した。
スタッフ
- 製作:リチャード・ドナー、ジョエル・シルバー
- 監督:リチャード・ドナー
- 脚本:シェーン・ブラック
- 撮影:スティーヴン・ゴールドブラッド
- 音楽:マイケル・ケイメン、エリック・クラプトン
- 提供:ワーナー・ブラザース、シルバー・ピクチャーズ
解説
タイトル
リーサル・ウェポンとは、直訳すれば「致命的な武器」という意味で通常「凶器」と訳される。格闘技に精通しているリッグスに対しマータフが「生身の人間でも凶器になりうる」と揶揄する。
異なるエンディング
劇場公開には含まれないが、エンディングは2バージョン撮影されており、二人がパートナーを解消した形でエンディングを迎えるバージョンもある。続編の4のDVDに収録されているが、もしこのエンディングが採用された場合は、続編は作られなかったことになる。
日本語吹き替え
リッグスは自殺用に特殊な弾丸を持ち歩いており、日本語字幕では単に「自殺用の弾丸」となっているが、オリジナルの英語版では「ホローポイント(実際映像に映っているのはフルメタルジャケット弾)を持っている」と言っている。TBS版では「特別な弾」、テレビ朝日版では「強力な特別製の弾」、WOWOWの吹替補完版では「ホローポイント弾」と訳されている。
評価
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そのほか
続編
5作目も製作が予定されていたが、メル・ギブソンが出演を辞退したため、5作目の製作企画は消滅した。
- リーサル・ウェポン2/炎の約束(1989年)
- リーサル・ウェポン3(1992年)
- リーサル・ウェポン4(1998年)
- リーサル・ウェポン (テレビドラマ)(2016年9月 - 放送中)
脚注
- ^ a b “Lethal Weapon (1987)” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月16日閲覧。
- ^ 本編に初登場してから精神科医と会話するシーンでは村松康雄だが、髭を剃ったマータフに声を掛ける次のシーンでは藤城裕士に変わっている。
外部リンク
- WarnerBros.com | Lethal Weapon | Movies
- 【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信) | リーサル・ウェポン
- 【初回生産限定スペシャル・パッケージ】リーサル・ウェポン | NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(Blu-ray・セル商品(2015年6月3日発売))
- リーサル・ウェポン | NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(Blu-ray・セル商品(2010年4月21日発売))
- リーサル・ウェポン - allcinema
- リーサル・ウェポン - KINENOTE
- Lethal Weapon - オールムービー
- Lethal Weapon - IMDb