「実業之日本社」の版間の差分
スケブ株式譲渡 |
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| 主要株主 = (株)シークエッジ・ジャパン・ホールディングス 96.8%<ref name="CA" /> |
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| 主要子会社 = (株)ネクス・ソリューションズ <br/>(株)サン・アート<br/>(株)アサ |
| 主要子会社 = (株)ネクス・ソリューションズ <br/>(株)サン・アート<br/>(株)アサカ |
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| 関係する人物 = [[増田義一]](創立者)<br/>増田義和(取締役会長) |
| 関係する人物 = [[増田義一]](創立者)<br/>増田義和(取締役会長) |
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| 外部リンク = https://www.j-n.co.jp/ |
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2015年12月に、株式会社[[フィスコ]]と業務提携契約締結<ref name="FISCO">{{Cite web|url=http://www.fisco.co.jp/uploads/20151225_fisco_pr.pdf|title=老舗出版社の実業之日本社と業務提携|accessdate=2017-05-01|date=2015-12-25|format=PDF|publisher=株式会社フィスコ}}</ref>。
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2015年12月に、株式会社[[フィスコ]]と業務提携契約締結<ref name="FISCO">{{Cite web|url=http://www.fisco.co.jp/uploads/20151225_fisco_pr.pdf|title=老舗出版社の実業之日本社と業務提携|accessdate=2017-05-01|date=2015-12-25|format=PDF|publisher=株式会社フィスコ}}</ref>。
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2016年4月に、[[マルフク (貸金業)|マルフク]]の資産管理会社であった株式会社シークエッジインベストメント(旧株式会社善光)を中心としたシークエッジ・グループの傘下に入った<ref name="sequedge"/>。 |
2016年4月に、[[マルフク (貸金業)|マルフク]]の資産管理会社であった株式会社シークエッジインベストメント(旧株式会社善光、現株式会社シークエッジ・ジャパン・ホールディングス)を中心としたシークエッジ・グループの傘下に入った<ref name="sequedge"/>。 |
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2019年9月に、 |
2019年9月に、株式会社カイカからシステム開発子会社の株式会社ネクス・ソリューションズの全株式を取得した<ref>{{Cite web|title=カイカ<2315>、システム開発子会社のネクス・ソリューションズを実業之日本社に譲渡|url=https://maonline.jp/news/20190828a|website=M&A Online|accessdate=2020-04-08}}</ref><ref name="CA">{{Cite web|url=https://www.caica.jp/wp-content/uploads/2019/08/20190828_2_kaiji.pdf|title=子会社の異動︵株式譲渡︶に関するお知らせ|accessdate=2020-04-08|publisher=株式会社CAICA}}</ref>。
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2021年2月10日、経営破綻した[[枻出版社]]から『RIDERS CLUB』などオートバイ雑誌3誌の事業譲渡を受ける契約を締結した<ref>[https://www.j-n.co.jp/news/?article_id=605 株式会社枻出版社からの一部事業譲受に関するお知らせ]実業之日本社 2021年2月10日</ref>。同月12日にはイラスト[[コミッション]]サービスの「[[skeb]]」を運営する株式会社スケブの発行済み株式の過半数を取得、子会社化している<ref>[https://medium.com/skeb-jp/j-n-4532f89f8fc1 Skebを運営する株式会社スケブ、株式会社実業之日本社による買収のお知らせ],株式会社スケブ,2021年2月12日</ref>。同年12月27日には株式会社スケブの発行済み株式を同グループの株式会社スケブベンチャーズに譲渡している<ref>[https://medium.com/skeb-jp/skeb-ventures-bbc54fed4443 株式会社スケブの親会社の変更と本社移転のお知らせ],株式会社スケブ,2022年1月19日</ref>。 |
2021年2月10日、経営破綻した[[枻出版社]]から『RIDERS CLUB』などオートバイ雑誌3誌の事業譲渡を受ける契約を締結した<ref>[https://www.j-n.co.jp/news/?article_id=605 株式会社枻出版社からの一部事業譲受に関するお知らせ]実業之日本社 2021年2月10日</ref>。同月12日にはイラスト[[コミッション]]サービスの「[[skeb]]」を運営する株式会社スケブの発行済み株式の過半数を取得、子会社化している<ref>[https://medium.com/skeb-jp/j-n-4532f89f8fc1 Skebを運営する株式会社スケブ、株式会社実業之日本社による買収のお知らせ],株式会社スケブ,2021年2月12日</ref>。同年12月27日には株式会社スケブの発行済み株式を同グループの株式会社スケブベンチャーズ(旧株式会社シークエッジファイナンス)に譲渡している<ref>[https://medium.com/skeb-jp/skeb-ventures-bbc54fed4443 株式会社スケブの親会社の変更と本社移転のお知らせ],株式会社スケブ,2022年1月19日</ref>。 |
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2021年12月株式会社ケーエムアイ(旧株式会社ジャパントリップ)を吸収合併<ref>{{Cite web |url=http://jpn-trip.jp/documents/KMI20211025.pdf |title=合併公告 |accessdate=2022-02-03}}</ref>。 |
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== 刊行物 == |
== 刊行物 == |
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* 株式会社アサカ |
* 株式会社アサカ |
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* 株式会社サン・アート |
* 株式会社サン・アート |
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* {{Anchors|スケブ|Skeb}}株式会社スケブ - イラストコミッションサービス「Skeb」を運営。2021年時点では登録クリエイター約6万人、月間取引約3億円の日本最大級サービスとなっている。2018年11月に[[喜田一成]]によって創業、2021年2月に実業之日本社の子会社となった<ref>{{Cite web|url=https://www.j-cast.com/2021/06/19414077.html|title=「描いてもらうからには対価が伴うべき」 今や月間取引3億円...Skeb創設者が語るクリエイター地位向上への挑戦|work=J-CASTニュース|publisher=J-CAST|date=2021-6-19|accessdate=2022-1-19}}</ref>。 |
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* 株式会社実業之日本事業出版部 |
* 株式会社実業之日本事業出版部 |
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* 株式会社実業之日本エーシーシー |
* 株式会社実業之日本エーシーシー |
2022年2月3日 (木) 09:37時点における版
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒107-0062 東京都港区南青山5丁目4番30号 CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex 2階[1] |
本店所在地 |
〒596-0004 大阪府岸和田市荒木町2丁目18番15号 |
設立 |
1929年12月1日[2] (1897年6月10日創業) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4010001046252 |
事業内容 | 定期刊行物・図書の出版および販売 |
代表者 | 岩野裕一(代表取締役社長) |
資本金 | 1809万円 |
売上高 | 29億52百万円(2021年1月期)[3] |
営業利益 | 5億94百万円(2021年1月期) |
経常利益 | 7億53百万円(2021年1月期) |
純利益 | 6億36百万円(2021年1月期) |
純資産 | 9億円(2019年1月現在)[4] |
総資産 | 29億32百万円(2019年1月現在) |
従業員数 | 66名 |
主要株主 | (株)シークエッジ・ジャパン・ホールディングス 96.8%[4] |
主要子会社 |
(株)ネクス・ソリューションズ (株)サン・アート (株)アサカ |
関係する人物 |
増田義一(創立者) 増田義和(取締役会長) |
外部リンク | https://www.j-n.co.jp/ |
概要
1895年︵明治28年︶に、光岡威一郎︵佐賀県武雄市出身︶と、読売新聞記者で後に衆議院副議長や大日本印刷の初代社長も務めた増田義一︵新潟県上越市出身︶が創立した﹁大日本実業学会﹂を母体とする。1900年︵明治33年︶、光岡が病のため雑誌の編集・発行権を増田に譲渡し、増田は新たに実業之日本社を設立した。 ﹃実業之日本﹄︵1964年以降は﹃実業の日本﹄︶[7]のほか、﹃婦人世界﹄、﹃日本少年﹄、﹃少女の友﹄、﹃幼年の友﹄などを創刊。1909年に日本の出版業界で初めて地方の小売書店に販売を委託する方法や、1912年に業務上の利益金を社主と社員が一定比率で分配する利益金分配制度を施行をして発行部数を伸ばし、大正初期に博文館に代わる大手版元として成長した。 かつては、教科用図書の出版を行っており、教科書発行所番号は﹁8﹂が割り当てられていたが、現在は撤退している。沿革
1897年︵明治30年︶、大日本実業学会が雑誌﹃実業之日本﹄を創刊。 1900年︵明治33年︶、増田義一は新たに実業之日本社を設立した。 1929年に実業之日本社を株式会社に改組。 2006年9月に、実業之日本社銀座ビルを銀座一丁目インベストメントに売却[8][9]。 2015年12月に、株式会社フィスコと業務提携契約締結[2]。 2016年4月に、マルフクの資産管理会社であった株式会社シークエッジインベストメント︵旧株式会社善光、現株式会社シークエッジ・ジャパン・ホールディングス︶を中心としたシークエッジ・グループの傘下に入った[6]。 2019年9月に、株式会社カイカからシステム開発子会社の株式会社ネクス・ソリューションズの全株式を取得した[10][4]。 2021年2月10日、経営破綻した枻出版社から﹃RIDERS CLUB﹄などオートバイ雑誌3誌の事業譲渡を受ける契約を締結した[11]。同月12日にはイラストコミッションサービスの﹁skeb﹂を運営する株式会社スケブの発行済み株式の過半数を取得、子会社化している[12]。同年12月27日には株式会社スケブの発行済み株式を同グループの株式会社スケブベンチャーズ︵旧株式会社シークエッジファイナンス︶に譲渡している[13]。 2021年12月株式会社ケーエムアイ︵旧株式会社ジャパントリップ︶を吸収合併[14]。刊行物
書籍
新書・ノベルス
●ジョイ・ノベルス ●じっぴコンパクト新書 - 2007年7月20日創刊。新書判並製。創刊ラインナップは、﹃決定版 ユダヤ・ジョーク集﹄︵ラビ・マービン・トケイヤー 著 / 加瀬英明 訳︶、﹃決定版 中国古典ジョーク集﹄︵駒田信二 訳編 / 王敏 解説︶の2点。文庫
●実業之日本社漫画文庫 ﹁静かなるドン﹂シリーズの再刊 ●実業之日本社文庫 - 2010年10月5日創刊。 ●Jノベルライト - 2016年11月18日創刊のライトノベル文庫。 ●実業之日本社文庫GROW - 2021年4月8日創刊のライト文芸文庫[15]。童話
●まほうつかいのチョモチョモ - 寺村輝夫による﹁王さまシリーズ﹂︵理論社︶の一つだが、当初この作品のみは実業之日本社から出版された番外編だった。その後理論社に権利が譲渡されている。コミックス
●マンサンコミックス ●マンサンQコミックス ●MB COMICS ●コンペイトウ書房 ●リュエルコミックス ●ジャルダンコミックスムック
●ブルーガイド ●ブルーガイド・ムック ●てくてく歩きシリーズ ●わがまま歩きシリーズ ●おさんぽマップ雑誌
●GARVY︵ガルヴィ︶︵3,5,7,9,11月の10日発売︶ ●Waggle︵ワッグル︶︵毎月21日発売︶ ●BikeJIN︵毎月1日発売︶ ●CLUB HARLEY︵毎月14日発売︶ ●RIDERS CLUB︵毎月27日発売︶ ●ネイルVENUS︵ネイルヴィーナス︶︵2,5,8,11月の12日発売︶ ●月刊美術︵発行‥サン・アート、毎月20日発売︶休刊
●実業之日本︵1964年途中以降﹁実業の日本﹂、1897年 - 2000年[16][17][7]︶ → JN(2001年 - 2002年[18]) ●征露戦報︵1904年 - 1905年[19]︶ ●日本少年︵1906年 - 1938年[20]︶ ●婦人世界︵1906年 - 1931年︶ ●家庭教育絵ばなし︵1907年 - 1908年?[21]︶ → 幼年の友︵1909年[22] - 1931年︶ - 尚友館から引き継がれた ●少女の友︵1908年 - 1955年︶ ●小学男生︵1919年[23] - 1923年︶ ●小学女生︵1919年 - 1923年︶ ●大観︵1920年 - 1922年[24]︶ - 大観社から引き継がれた ●東京︵1924年 - 1926年[25]︶ → ワールド(1927年) ●新女苑︵1937年 - 1959年[26]︶ ●ホープ︵1946年 - 1950年?[27]︶ ●新中国︵1946年 - 1948年[28]︶ ●赤とんぼ︵1946年 - 1948年[29]︶ → こども世界(1949年 - 1950年[30]) ●私のきもの︵1946年 - 1948年[31]︶ ●文学季刊︵1946年 - 1949年[32]︶ ●経済思潮︵1946年 - 1950年[33]︶ ●国民の歴史︵1947年 - 1948年?[34]︶ ●婦人の世紀︵1947年 - 1950年?[35]︶ ●オール生活︵1951年 - 1993年[36]︶ ●月刊投資相談版︵1959年途中以降﹁月刊投資相談﹂、1961年途中以降﹁投資相談﹂、1964年途中以降﹁実業の日本投資相談﹂、1956年 - 1995年[37][38][39][40][41]︶ ●漫画サンデー︵1959年 - 2013年︶ - 旧﹁週刊漫画サンデー﹂。2012年6月より週刊から月2回刊行に変更。2013年2月休刊。 ●週刊小説︵1972年 - 2001年[42]︶ ●My Birthday︵1979年 - 2006年・2012年[43]︶ ●株式トレンド︵1988年途中以降﹁季刊株式チャート﹂、1980年 - 1995年[44][45]︶ - 上記の﹁実業の日本投資相談﹂から派生 ●ガルル︵1986年 - 2006年[46]︶ - バイクブロスに移管 ●おまじないコミック︵1986年 - 1993年︶ → パル︵1994年 - 1997年︶ ●MONIQUE︵1989年 - 2002年[47]︶ ●MISTY︵1989年 - 1994年[48]︶ ●株式成功法︵1989年? - 1990年[49]︶ - 上記の﹁季刊株式チャート﹂から派生 ●漫画サンデーフォアマン︵1998年 - 1999年︶ ●投資相談︵2000年 - 2003年[50]︶ - 上記の﹁実業の日本投資相談﹂とは別物 ●月刊ジェイ・ノベル︵2002年 - 2017年︶ ●comicキャンドール︵2003年 - 2011年︶ ●giorni︵2009年 - 2015年︶ ●コミックキューガール︵2012年︶ - comicキャンドールの雑誌コードを使用し、創刊即休刊[51]。ムック
●SKI ●SnowBoarder︵スノーボーダー︶ ●パラスポーツマガジンWebメディア
●COMICリュエル&COMICジャルダン ●Webジェイ・ノベル ●実業之日本フォーラム ︵編集顧問に船橋洋一を迎え、実業之日本社社主の白井一成がエグゼクティブディレクターを務めている。︶関連会社
●株式会社ネクス・ソリューションズ ●株式会社アサカ ●株式会社サン・アート ●株式会社実業之日本事業出版部 ●株式会社実業之日本エーシーシー過去の関連会社
●株式会社実業サービスセンター[52] ●株式会社有楽出版社脚注
関連項目
- 大隈重信
- 新渡戸稲造 - 元編集顧問。
- 松谷孝征
- 大日本印刷
- デジタルコミック協議会
外部リンク