宮里藍
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Ai Miyazato | |
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基本情報 | |
名前 | 宮里 藍 |
生年月日 | 1985年6月19日(39歳) |
身長 | 155 cm (5 ft 1 in) |
体重 | 52 kg (115 lb) |
出身地 | 沖縄県国頭郡東村 |
経歴 | |
プロ転向 | 2003年 |
成績 | |
優勝回数 |
日本女子:15回(公式戦:2回) 全米女子:4回 ワールドカップ女子:1回 |
初優勝 |
日本女子:ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフ (2003) 全米女子:エビアン・マスターズ (2009) |
世界ランク最高位 | 3位(2010年3月1日) |
賞金ランク最高位 |
日本女子:2位 (2004) (2005) 全米女子:3位 (2009) |
2010年5月3日現在 |
宮里 藍︵みやざと あい、1985年6月19日 - ︶は、日本国沖縄県国頭郡東村出身の女子プロゴルファー。愛称は﹁藍ちゃん﹂。サントリー所属。日本女子プロゴルフ協会のプロフィールによれば身長155cm[1]。
経歴
生い立ち
宮里家は3人兄弟の家族で、藍は末の妹である。﹁藍﹂の名前の由来は父が辞書で調べると最初の方に出てくる名前でトップがとれるようにという理由とのことである。 次兄の宮里優作が、仙台市にあるゴルフの名門・東北福祉大学在学中に﹁日本学生ゴルフ選手権﹂で3連覇するなど活躍していたこともあり、藍も優作を追う形で沖縄を出て、仙台市にある東北高校に進学した︵東北福祉大と東北高校は系列校ではない︶。既に兄の優作の活躍は、在仙台局の夕方ニュース番組のスポーツコーナーで度々紹介されていたが、妹の藍も、高校2年で釜山アジア大会で金メダルを獲得し、アマチュアながら女子プロゴルフトーナメントに参加して、フジサンケイレディスクラシックで優勝争いに加わる︵最終順位4位︶など、上位に食い込む活躍を始めると﹁天才兄妹﹂として紹介されるようになった。プロ入り
宮里藍は、高校3年の時に地元仙台で開催された﹁ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント﹂で優勝し、2003年10月にプロ宣言をする。こうして彼女は史上初の高校生プロゴルファーとなった。長兄の宮里聖志は、2004年12月の﹁アジア・ジャパン沖縄オープン﹂でプロゴルファーとしての初優勝を果たしている。 2004年11月の﹁エリエールレディスオープン﹂で優勝し、年間獲得賞金額が1億円を突破。日本女子ツアーでは不動裕理以来2人目の快挙を達成した。この年賞金女王は逃したが、ツアー5勝を挙げ、賞金ランキング2位に入る。2004年日本プロスポーツ大賞新人賞を受賞する。男子も含めゴルフ人気は長く低迷していたが、宮里藍のライバルの横峯さくらとともに女子プロゴルフ界のニュー・ヒロインとして注目され、テレビ中継の視聴率が10%を超えるなどゴルフ人気の復活に貢献した。 2005年2月11日-13日、第1回ワールドカップ女子ゴルフ︵南アフリカ︶に日本代表として出場し、韓国・アメリカ・オーストラリアなどの強豪国を抑えて優勝した。最終日はそれまで絶好調でチームを引っ張ってきたペアの北田瑠衣が終始不調であったが、それを補って余りあるバーディーラッシュを見せた。 メジャー大会では、初挑戦だった2004年7月末の全英女子オープンは予選落ちするも、翌2005年には11位タイでフィニッシュ、2006年の出場資格を獲得した。2005年度の女子メジャー大会第1戦クラフト・ナビスコ選手権で予選を通過し、同年7月末の最終戦全英女子オープンでメジャー自己最高の11位に入った。6月末の﹁世界女子マッチプレー選手権﹂では3回戦まで進出している。 2005年10月に開かれた日本女子オープンゴルフ選手権競技において、感涙の公式戦初優勝を達成、史上最年少の20歳3か月でのツアー通算10勝、並びに同大会史上最年少優勝も獲得した。この大会の最終日、2005年10月2日は﹁藍ちゃん人気﹂も手伝ってギャラリー数が史上初めて2万人を超え、また大会全体でも4万人の大観衆を集めた。この後も10月末の﹁樋口久子IDC大塚家具レディス﹂に勝ち、11月の﹁エリエールレディスオープン﹂大会2連覇も達成している。USLPGAツアー挑戦
米国LPGAツアーへの参戦を目指してツアー出場資格を懸けた最終予選会︵2005年11月-12月・米フロリダ州デイトナビーチ︶に出場。5日間90ホールの厳しい戦いを、トータル17アンダー、2位と12打差と圧勝、1位で2006年のLPGAツアーカードを取得した。これらの数字は、予選会が5日間となった昨年の1位ポーラ・クリーマーの11アンダーを上回り、また1973年に予選会の制度ができてからの2位との差の新記録である。 2006年度から、宮里はロサンゼルスを拠点に、米国ツアーを主戦場にした。この年から女子プロゴルフにも﹁世界ランキング﹂が導入され、宮里は最初に発表された2006年2月20日付のランキングで6位に入った[2]。主な成績は、メジャー大会の全米女子プロゴルフ選手権3位、全英女子オープンゴルフで9位入賞がある。この年は米国ツアー出場21大会中、19大会で予選を通過し、賞金ランキングでも22位に入った。2007年のクラフト・ナビスコ選手権では15位に入っている。2006年からもその兆候はあったが、2007年度は連続5回予選落ち︵うち、1回は棄権︶するなど、これまでにない不振に陥っている。 2009年度は、7月26日にフランスで開催されたエビアン・マスターズでLPGAツアー初優勝を果たすなど活躍を見せ、米国女子賞金ランキング3位と飛躍の年となった。 2010年は開幕戦のホンダLPGA︵タイ・パッタヤー / サイアムCC︶にて、最終日スタート時点の6打差をひっくり返して逆転優勝、第2戦となるHSBC女子チャンピオンズ︵シンガポール / タナ・メラCC︶でも通算10アンダーで優勝を飾ったため、LPGAツアーとしては、1966年のマリリン・スミス以来44年ぶり・史上5人目︵日本人初︶の開幕からの2週連続優勝を達成。第5戦のトレスマリアス選手権︵メキシコ・モレリア / トレスマリアスGC︶でも通算19アンダーで優勝を果たした。優勝記録︵太字は日本国外︶
●2003年 ●ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント ●2004年 ●ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント ●サントリーレディスオープンゴルフトーナメント ●アピタ・サークルK・サンクスレディス ●マスターズGCレディース ●大王製紙エリエールレディスオープン ●2005年 ●女子ワールドカップ ●ヴァーナルレディース ●中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン ●新キャタピラー三菱レディース ●日本女子オープンゴルフ選手権競技 ●樋口久子IDC大塚家具レディス ●大王製紙エリエールレディスオープン ●2006年 ●日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 ●ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント ●2009年 ●エビアン・マスターズ ●SANKYOレディースオープン ●2010年 ●ホンダLPGAタイランド ●HSBC女子チャンピオンズ ●トレスマリアス選手権出演
プロ宣言直後の2003年10月26日、この日よりJR東日本のSuicaが仙台地区でのサービスが開始され、仙台駅でそれを記念するイベントが開催された。宮里もイベントに参加し、当時の浅野史郎宮城県知事らとともにステージに特設された改札機をsuicaを使って通り、アピールに一役買っている。 河北新報︵宮城県および東北地方のブロック紙︶では、出身高校の関係で、その活躍ぶりを宮城県関連のニュースとして報道されている。TV番組
- 宮里藍のビッグゴルフ in USA(テレビ東京)
- おしゃれイズム(日本テレビ 2010年1月10日)
CM
- WORLD WING(NTTドコモ)
- エアーサロンパスEX(2004年- 久光製薬) - 東北高校で1年後輩のダルビッシュ有とも共演した
- あしたに続く写真(2004年秋 富士フイルム)
- タイヤセーフティー(2006年- ブリヂストン)
- TOUR STAGE V10(2006年- ブリヂストンスポーツ)
- ホンダ・フィット(2006年- 本田技研工業)
- 『Backspin篇』(2006年4月- )
- 『Long Long Hole篇』(2007年1月- )
- ルームエアコン霧ヶ峰(三菱電機)
- 明治アーモンドチョコレート(明治製菓)
- 宮里三兄弟内蔵 SEGAGOLFCLUB(SEGA)
- DAKARA 『健康大好き国民』シリーズ篇 齋藤孝、土屋アンナ、堂本剛、城島健司、アニマル浜口、キングコング、青木さやかと共演(2005年3月29日- サントリー)
- 国民年金基金(2005年 - 2007年3月。4月より長澤まさみに交代)
- JAL(200?年- )
- キシリッシュ(明治製菓)
脚注
- ^ 自身の公式ウェブサイトでは身長155.3cmとしている。
- ^ ROLEX Rankings(2006年2月20日付)