富山鉄道部

富山鉄道部︵とやまてつどうぶ︶とは、富山県富山市の速星駅構内にあった西日本旅客鉄道︵JR西日本︶の鉄道部の一つ及び車両基地であり、金沢支社の管轄。

管轄路線

●高山本線︵猪谷駅～富山駅。但し、富山駅は金沢支社北陸地域鉄道部の管轄︶

歴史

●1991年︵平成3年︶4月1日　鉄道部制度に伴い、第2次鉄道部として発足。

●2008年︵平成20年︶6月1日　鉄道部制度見直しに伴い、北陸地域鉄道部に統合。

車両基地

所属車両の車体に記されていた略号

﹁金トミ﹂・・・金沢支社を意味する﹁金﹂と、富山を意味する﹁トミ﹂から構成されていた。

所属車両

高山本線︵富山～猪谷︶で運用される車両が所属している。以下は2008年4月1日現在の所属車両である。

●キハ120形気動車
●300番台11両が所属している。富山ライトレールへ移管される前の富山港線︵直流1500V電化︶でも閑散時に使用されていた。

●キハ58系気動車
●キハ58形2両、キハ28形2両の計4両が所属している。2006年10月21日より開始された高山線社会実験に伴う列車増発のため、高岡鉄道部で保留車となっていた2両が転属してきた。その後、2007年からは越美北線での運用を終えた越前大野鉄道部の2両も転属し、4両体制となる。全車がワインレッドカラーの通称﹁高岡色﹂である。尚、大糸線で運用されている糸魚川地域鉄道部のキハ52形が検査等で予備車が不足する際には貸し出すこともある。