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==略歴==

==略歴==

1936年、東京生まれ。


学歴

学歴

*[[東京都立日比谷高等学校]] 卒業。

*[[東京都立日比谷高等学校]] 卒業。

*1962年、[[東京大学]][[教養学部]](科学史科学哲学分科)卒業。

*1962年、[[東京大学]][[教養学部]](科学史科学哲学分科)卒業。

*1968年、[[東京大学]]大学院人文科学研究科博士課程修了。<!--比較文学比較文化課程修了-->

*1968年、[[東京大学]]大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程単位取得満期大学。



職歴

職歴

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*1973年 [[東京大学]]教養学部助教授

*1973年 [[東京大学]]教養学部助教授

*1986年 東京大学教養学部教授

*1986年 東京大学教養学部教授

*1989年 [[東京大学先端科学技術研究センター]]教授

*1989年 東京大学先端科学技術研究センター教授

*1992年 東京大学工学部教授

*1992年 東京大学工学部教授兼任

*1993年 東京大学先端科学技術研究センター長。国立ウィーン工科大学客員教授。

*1993年 東京大学先端科学技術研究センター長。国立ウィーン工科大学客員教授。

*1995年 [[国際基督教大学]]教授

*1995年 [[国際基督教大学]]教授

*1997年 東京大学名誉教授

*1997年 東京大学名誉教授

*2002年 国際基督教大学大学院教授

*2008年 国際基督教大学退任

*2008年 退任

*2005年 東京大学科学技術インタープリター養成プログラム特任教授

*2005年 東京大学科学技術インタープリター養成プログラム特任教授

*2009年 東京理科大学大学院教授

*2009年 [[東京理科大学]]教授



受賞歴

受賞歴

*1973年 第1回[[哲学奨励山崎賞]]受賞

*1973年 第1回[[哲学奨励山崎賞]]受賞

*1985年 第39回[[毎日出版文化賞]]受賞

*1985年 第39回[[毎日出版文化賞]]受賞 『ヒューマンサイエンス』全5巻、 [[石井威望]]・[[小林登]]・[[清水博]]共編、中山書店




==プロフィール==

==プロフィール==

また、高校時代から[[チェロ]]を演奏し、アマチュア・オーケストラでの在籍・演奏経験があるためクラシック音楽に関する造詣も深い。青木十良の門下生である。

カトリックのキリスト教徒。高校時代から[[チェロ]]を演奏し、アマチュア・オーケストラでの在籍・演奏経験があるためクラシック音楽に関する造詣も深い。青木十良の門下生である。

岩波新書で刊行した『ペスト大流行』は修士論文である。



==単著==

==単著==

*『西欧近代科学――その自然観の歴史と構造』([[新曜社]], 1971年)

*『西欧近代科学――その自然観の歴史と構造』([[新曜社]] 1971年)

*『近代科学を超えて』([[日本経済新聞社]], 1974年)

*『近代科学を超えて』([[日本経済新聞社]] 1974年)

*『日本近代科学の歩み』([[三省堂]], 1977年)

*『日本近代科学の歩み』([[三省堂]] 1977年)

*『新しい科学論――「事実」は理論をたおせるか』([[講談社]][[[ブルーバックス]]], 1979年)

*『新しい科学論「事実」は理論をたおせるか』([[講談社]][[[ブルーバックス]]] 1979年)

*『科学と日常性の文脈』([[海鳴社]], 1979年)

*『科学と日常性の文脈』([[海鳴社]] 1979年)

*『日本人と近代科学』(新曜社, 1980年)

*『日本人と近代科学』(新曜社 1980年)

*『科学のダイナミックス――理論転換の新しいモデル』([[サイエンス社]], 1980年)

*『科学のダイナミックス理論転換の新しいモデル』([[サイエンス社]] 1980年)

*『動的世界像としての科学』(新曜社, 1980年)

*『動的世界像としての科学』(新曜社 1980年)

*『科学史の逆遠近法――ルネサンスの再評価』([[中央公論社]], 1982年)

*『科学史の逆遠近法ルネサンスの再評価』([[中央公論社]] 1982年)

*『ペスト大流行――ヨーロッパ中世の崩壊』([[岩波書店]][岩波新書], 1983年)

*『ペスト大流行ヨーロッパ中世の崩壊』([岩波新書] 1983年)

*『歴史としての科学』([[筑摩書房]], 1983年)

*『歴史としての科学』([[筑摩書房]] 1983年)

*『ハイゼンベルク』(岩波書店, 1984年)

*『ハイゼンベルク』(岩波書店 1984年)

*『物理科学史』([[放送大学教育振興会]], 1985年)

*『物理科学史』([[放送大学教育振興会]] 1985年)

*『技術とは何か――科学と人間の視点から』([[日本放送出版協会]], 1985年)

*『技術とは何か科学と人間の視点から』([[日本放送出版協会]] 1985年)

*『「科学的」って何だろう――科学の歴史の落ち穂を拾う』([[ダイヤモンド社]], 1986年)

*『「科学的」って何だろう科学の歴史の落ち穂を拾う』([[ダイヤモンド社]] 1986年)

*『時間の科学』(岩波書店, 1986年)

*『時間の科学』(岩波書店 1986年)

*『宇宙像の変遷』([[放送大学教育振興会]], 1987年)

*『宇宙像の変遷』([[放送大学教育振興会]] 1987年)

*『科学史はパラダイム変換するか』([[三田出版会]], 1990年)

*『科学史はパラダイム変換するか』([[三田出版会]] 1990年)

*『生と死への眼差し』([[青土社]], 1993年)

*『生と死への眼差し』([[青土社]] 1993年)

*『科学者とは何か』([[新潮社]], 1994年)ISBN 4106004674

*『科学者とは何か』([[新潮社]] 1994年)ISBN 4106004674

*『文明のなかの科学』(青土社, 1994年)

*『文明のなかの科学』(青土社 1994年)

*『奇跡を考える』(岩波書店, 1996年)ISBN 4000260774

*『奇跡を考える』(岩波書店 1996年)ISBN 4000260774

*『20世紀の日本(9)医療――高齢社会へ向かって』([[読売新聞社]], 1996年)

*『20世紀の日本(9)医療高齢社会へ向かって』([[読売新聞社]] 1996年)

*『安全学』(青土社, 1998年)ISBN 4791756797

*『安全学』(青土社 1998年)ISBN 4791756797

*『科学・技術と社会――文・理を越える新しい科学・技術論』([[光村教育図書]], 1999年)ISBN 4895725081

*『科学・技術と社会文・理を越える新しい科学・技術論』([[光村教育図書]] 1999年)ISBN 4895725081

*『科学の現在を問う』(講談社[講談社現代新書], 2000年)ISBN 4061495003

*『科学の現在を問う』[講談社現代新書] 2000年)ISBN 4061495003

*『生と死への眼差し』(青土社, 2001年)ISBN 4791758625

*『生と死への眼差し』(青土社 2001年)ISBN 4791758625

*『文化としての科学/技術』(岩波書店, 2001年) ISBN 4000266314

*『文化としての科学/技術』(岩波書店 2001年) ISBN 4000266314

*『生命を語る視座――先端医療が問いかけること』([[NTT出版]], 2002年)ISBN 4757160097

*『生命を語る視座先端医療が問いかけること』([[NTT出版]] 2002年)ISBN 4757160097

*『西欧近代科学――その自然観の歴と構造[新版]』(新曜, 2002)ISBN 4788507994

*『科学史からキリスト教をみる』([[創文]] 2003 ISBN 4423301148

*『史からキリスト教をみる』([[創文]], 2003年) ISBN 4423301148

*『安全の現在―対談集』(青土社 2003年) ISBN 4791760220

*『安全学の現在――対談集(青土社, 2003年) ISBN 4791760220

*『やりなおし教養講座(NTT出版 2004年) ISBN 4757140851

*『やりなおし教養講座(NTT出版, 2004年) ISBN 4757140851

*『安全と安心の科学([集英社新書] 2005年) ISBN 408720278X

*『安全と安心の科学』([[集英社]][集英社新書], 2005年) ISBN 408720278X



==共著==

==共著==


2008年10月24日 (金) 14:16時点における版


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1962

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1965 

1971 

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1986 

1989 

1992 

1993 

1995 

1997 

2008 退

2005 

2009 



1973 1

1985 39 5 



単著

  • 『西欧近代科学――その自然観の歴史と構造』(新曜社 1971年)
  • 『近代科学を超えて』(日本経済新聞社 1974年)
  • 『日本近代科学の歩み』(三省堂 1977年)
  • 『新しい科学論―「事実」は理論をたおせるか』(講談社ブルーバックス] 1979年)
  • 『科学と日常性の文脈』(海鳴社 1979年)
  • 『日本人と近代科学』(新曜社 1980年)
  • 『科学のダイナミックス―理論転換の新しいモデル』(サイエンス社 1980年)
  • 『動的世界像としての科学』(新曜社 1980年)
  • 『科学史の逆遠近法―ルネサンスの再評価』(中央公論社 1982年)
  • 『ペスト大流行―ヨーロッパ中世の崩壊』([岩波新書] 1983年)
  • 『歴史としての科学』(筑摩書房 1983年)
  • 『ハイゼンベルク』(岩波書店 1984年)
  • 『物理科学史』(放送大学教育振興会 1985年)
  • 『技術とは何か―科学と人間の視点から』(日本放送出版協会 1985年)
  • 『「科学的」って何だろう―科学の歴史の落ち穂を拾う』(ダイヤモンド社 1986年)
  • 『時間の科学』(岩波書店 1986年)
  • 『宇宙像の変遷』(放送大学教育振興会 1987年)
  • 『科学史はパラダイム変換するか』(三田出版会 1990年)
  • 『生と死への眼差し』(青土社 1993年)
  • 『科学者とは何か』(新潮社 1994年)ISBN 4106004674
  • 『文明のなかの科学』(青土社 1994年)
  • 『奇跡を考える』(岩波書店 1996年)ISBN 4000260774
  • 『20世紀の日本(9)医療―高齢社会へ向かって』(読売新聞社 1996年)
  • 『安全学』(青土社 1998年)ISBN 4791756797
  • 『科学・技術と社会―文・理を越える新しい科学・技術論』(光村教育図書 1999年)ISBN 4895725081
  • 『科学の現在を問う』[講談社現代新書] 2000年)ISBN 4061495003
  • 『生と死への眼差し』(青土社 2001年)ISBN 4791758625
  • 『文化としての科学/技術』(岩波書店 2001年) ISBN 4000266314
  • 『生命を語る視座―先端医療が問いかけること』(NTT出版 2002年)ISBN 4757160097
  • 『科学史からキリスト教をみる』(創文社 2003年) ISBN 4423301148
  • 『安全学の現在―対談集』(青土社 2003年) ISBN 4791760220
  • 『やりなおし教養講座』(NTT出版 2004年) ISBN 4757140851
  • 『安全と安心の科学』([集英社新書] 2005年) ISBN 408720278X

共著

編著

  • 『医学思想と人間』(朝倉書店, 1979年)
  • 『生命思想の系譜』(朝倉書店, 1980年)
  • 『科学史の哲学』(朝倉書店, 1980年)
  • 『技術思想の変遷』(朝倉書店, 1981年)
  • 『時間と進化』(東京大学出版会, 1981年)
  • 『時間と人間』(東京大学出版会, 1981年)
  • 『運動力学と数学との出会い』(朝倉書店, 1982年)
  • 『現代科学論の名著』(中央公論社[中公新書], 1989年)
  • 『心のありか』(東京大学出版会, 1989年)
  • 『先端科学技術と私』(朝倉書店, 1991年)

共編著

訳書

  • アーサー・ケストラー『偶然の本質』(蒼樹書房,1974年)
  • C・G・ユング, W・パウリ『自然現象と心の構造――非因果的連関の原理』(海鳴社, 1976年)
  • フリードリッヒ・ヘルネック『知られざるアインシュタイン――ベルリン1927-1933』(紀伊國屋書店, 1979年)
  • イアン・ヒンクフス『時間と空間の哲学』(紀伊國屋書店, 1979年)
  • E・シャルガフ『ヘラクレイトスの火――自然科学者の回想的文明批判』(岩波書店, 1980年)
  • P・K・ファイヤアーベント『方法への挑戦――科学的創造と知のアナーキズム』(新曜社, 1981年)
  • P・K・ファイヤアーベント『自由人のための知――科学論の解体へ』(新曜社, 1982年)
  • ジョン・G・テイラー『現代科学の基礎知識――生命・人間・宇宙科学のルーツと行方』(学習研究社, 1982年)
  • A・ブラニガン『科学的発見の現象学』(紀伊國屋書店, 1984年)
  • スティーヴ・トーランス編『AIと哲学――英仏共同コロキウムの記録』(産業図書, 1985年)
  • コリン・ロナン『図説科学史』(東京書籍, 1985年)
  • ポール・M・チャーチランド『心の可塑性と実在論』(紀伊國屋書店, 1986年)
  • L・ローダン『科学は合理的に進歩する――脱パラダイム論へ向けて』(サイエンス社, 1986年)
  • イムレ・ラカトシュ『方法の擁護――科学的研究プログラムの方法論』(新曜社, 1986年)
  • N・R・ハンソン『科学的発見のパターン』(講談社[講談社学術文庫], 1986年)
  • M・ヘッセ『ヘッセ・知の革命と再構成』(サイエンス社, 1986年)
  • M・ドゥ・メイ『認知科学とパラダイム論』(産業図書, 1990年)
  • ルイス・S・フォイヤー『アインシュタインと科学革命――世代論的・社会心理学的アプローチ』(法政大学出版局, 1991年)
  • P・K・ファイヤアーベント『知とは何か――三つの対話』(新曜社, 1993年/筑摩書房[ちくま学芸文庫], 2007年)
  • ポール・ファイヤアーベント『哲学、女、唄、そして…――ファイヤアーベント自伝』(産業図書, 1997年)
  • アブラハム・パイス『アインシュタインここに生きる』(産業図書, 2001年)
  • H・コリンズ, T・ピンチ『迷路のなかのテクノロジー』(化学同人, 2001年)

外部リンク