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「柔道部物語」の版間の差分

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小林がインタビューで「同時連載していた『ホワッツマイケル』は仕事と割り切って描いたが『柔道部物語』は感情移入していた」と語っているように、柔道経験者の小林が渾身の力で描いた作品。経験者ならではの技のリアルさやディテールで連載時から話題を呼んだ{{要出典|date=2016年4月}}。

小林がインタビューで「同時連載していた『ホワッツマイケル』は仕事と割り切って描いたが『柔道部物語』は感情移入していた」と語っているように、柔道経験者の小林が渾身の力で描いた作品。経験者ならではの技のリアルさやディテールで連載時から話題を呼んだ{{要出典|date=2016年4月}}。



当初は自身の経験を元にした部活動のドタバタ路線であったが、[[古賀稔彦]]から届いたファンレターがきっかけで小林にやる気のスイッチが入り、本格柔道マンガで三五が日本一を目指すというストーリーに方針転換が行われた<ref>『ぼくらはマンガで強くなった〜SPORTS×MANGA〜 「柔道・野村 “背負い”の秘密」柔道部物語

連載当初は自身の経験を元にした部活動のドタバタ路線であったが当時[[日体大]]の1年生だった[[古賀稔彦]]から届いた『部員全員で読んでいます。柔道のためにも、これからも頑張ってください』と書かれたファンレターがきっかけで小林にやる気のスイッチが入り、本格柔道マンガで三五が日本一を目指すというストーリーに方針転換が行われた<ref name="ReferenceA">『ぼくらはマンガで強くなった〜SPORTS×MANGA〜 「柔道・野村 “背負い”の秘密」柔道部物語

』2016年1月31日 BS1で放送。</ref><ref>[https://www.msn.com/ja-jp/news/sports/%e6%9f%94%e9%81%93%e9%83%a8%e7%89%a9%e8%aa%9e-%e5%b0%8f%e6%9e%97%e3%81%be%e3%81%93%e3%81%a8%e6%b0%8f%e3%81%8c%e8%bf%bd%e6%82%bc-%e5%8f%a4%e8%b3%80%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ae%e6%89%8b%e7%b4%99%e3%81%a7%e9%80%a3%e8%bc%89%e7%b6%9a%e3%81%84%e3%81%9f/ar-BB1eUzHl 「柔道部物語」小林まこと氏が追悼 古賀さんの手紙で連載続いた] 2021年3月24日閲覧。</ref>。

』2016年1月31日 BS1で放送。</ref>。


三五が出場した[[全国高等学校総合体育大会柔道競技大会]]の開催地から、舞台となった時代は1987〜1989年と思われる。



== あらすじ ==

== あらすじ ==

岬商業高校に進学した三五十五(さんごじゅうご)は、ふとした興味から柔道部を見学(仮入部)したところ、新入部員歓迎のしごき「セッキョー」で地獄を見る。これに憤りを感じるが、負けん気の強い三五は柔道を続けることを決意する。そして三五は必殺の[[背負い投げ]]を会得し、岬商の救世主となる。

岬商業高校に進学した三五十五(さんごじゅうご)は、ふとした興味から柔道部を見学(仮入部)したところ、新入部員歓迎のしごき「セッキョー」で地獄を見る。これに憤りを感じるが、負けん気の強い三五は柔道を続けることを決意する。そして三五は必殺の[[背負い投げ]]を会得し、岬商の救世主となる。



== 登場人物 ==

== 登場人物(階級は当時) ==

=== 岬商業高校 ===

=== 岬商業高校 ===

==== 柔道部(三五と同学年) ====

==== 柔道部(三五と同学年) ====

;三五 十五([[声優|声]]:[[松本保典]])

;三五 十五([[声優|声]]:[[松本保典]])


:1168cm65kg71kg

:1168cm65kg71kg

:十五という名は父親がふざけて名づけた。

:十五という名は父親がふざけて名づけた。

:中学生の頃は根っからの文化系で[[吹奏楽]]部に所属して[[サクソフォーン|サックス]]を担当しており、学力は常にトップクラスで、中学2年の期末テストで5教科で満点を取ったこともあった。

:中学生の頃は根っからの文化系で[[吹奏楽]]部に所属して[[サクソフォーン|サックス]]を担当しており、学力は常にトップクラスで、中学2年の期末テストで5教科で満点を取ったこともあった。

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:ちなみに「三五」という姓は、作者小林の柔道部時代の先輩の姓から採られた。

:ちなみに「三五」という姓は、作者小林の柔道部時代の先輩の姓から採られた。

;秋山 一郎(声:[[島田敏]])

;秋山 一郎(声:[[島田敏]])


:86kg[[]]

:86kg[[]]

:調11退[[]]2140kg西西6[[|]][[|]]

:調11退[[]]2140kg西西6[[|]][[|]]

:ストーリー上随所で味のある台詞を聞かせてくれる、貴重なバイプレイヤーである。三五に恋心を抱いていた同級生の平家に惚れ、やがて両想いになって恋仲に発展している。

:ストーリー上随所で味のある台詞を聞かせてくれる、貴重なバイプレイヤーである。三五に恋心を抱いていた同級生の平家に惚れ、やがて両想いになって恋仲に発展している。

;岡(声:[[柴本浩行|柴本広之]])

;岡(声:[[柴本浩行|柴本広之]])

:体格に恵まれずレギュラーにはなれなかったものの、練習熱心であるところは監督にも認められており、[[黒帯]]も取得する。高い情報収集能力を誇り、ストーリー上欠かせない人物で、いわばマネージャー的存在。「セッキョー」をくらったときは一番の標的にされたが、自分が「セッキョー」をした時は逆に手が付けられなくなり、他の部員が止めたほど。


:[[]]1

;名古屋 和彦(声:[[飛田展男]])

;名古屋 和彦(声:[[飛田展男]])


:95kg[[]]21宿170cm100kg23[[]]35[[]]32

:95kg[[]]21宿170cm100kg23[[]]35[[]]<ref>10513432121</ref> 32

;八木(声:[[梅津秀行]])

;八木(声:[[梅津秀行]])


:[[]][[]]70001[[]]232

:[[]][[]]70001[[]]232
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;小柴 哲也(声:[[大塚芳忠]])

;小柴 哲也(声:[[大塚芳忠]])


:170cm68kg[[]][[]][[]]

:170cm68kg[[]][[]][[]]

:三五達をおいしい話で誘い、柔道部に入部させた張本人。やや小柄で一見口先だけのタイプに見えるが、平尾から「あいつの運動神経は抜群」と評されるなどなかなかの実力者である。引退時は三五達に「こんな汗臭い道場なんか二度と来るか」と語ったが、道場を出ると感極まって涙を流した。進学した様であるが柔道は続けてないもようで、彼女には元[[ラグビー]]部と嘘をついていた。モデルは小林まことの元[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]の[[こしばてつや]]。

:三五達をおいしい話で誘い、柔道部に入部させた張本人。やや小柄で一見口先だけのタイプに見えるが、平尾から「あいつの運動神経は抜群」と評されるなどなかなかの実力者である。引退時は三五達に「こんな汗臭い道場なんか二度と来るか」と語ったが、道場を出ると感極まって涙を流した。進学した様であるが柔道は続けてないもようで、彼女には元[[ラグビーフットボール|ラグビー]]部と嘘をついていた。モデルは小林まことの元[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]の[[こしばてつや]]。

;鷲尾 弘美(声:[[沢木郁也]])

;鷲尾 弘美(声:[[沢木郁也]])


:186cm99kg退[[]][[]]23[[]]西

:186cm99kg95kg[[]][[]]23[[]]西

:所かまわず放屁する。

:所かまわず放屁する。

:卒業後は[[警察官]]になり、最終話に登場。使い勝手が良いのか、後の小林まことの作品にもしばしば登場する。

:卒業後は[[警察官]]になり、最終話に登場。使い勝手が良いのか、後の小林まことの作品にもしばしば登場する。

;平尾 勝(声:[[曽我部和恭]])

;平尾 勝(声:[[曽我部和恭]])


:178cm75kg3退

:178cm75kg86kgNo.23退

;河(声:[[田中和実]])

;河(声:[[田中和実]])


:3

:60kg3

;青柳

;青柳


:

:
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身長・体重は全て入学時の言及。

身長・体重は全て入学時の言及。

;田丸 春彦

;田丸 春彦


:181cm78kg[[]]552

:181cm78kg86kg[[]]552

:三五の後の主将であり、彼等の学年は33人入部してセッキョー後にはこの5人しか残らなかったが、後に岬商柔道部史上最強のチームを作ることになる。

:三五の後の主将であり、彼等の学年は33人入部してセッキョー後にはこの5人しか残らなかったが、後に岬商柔道部史上最強のチームを作ることになる。

:集中力に欠ける面もあり、金鷲旗では試合中にも関わらず、5人抜きした選手に贈られる敢闘賞の事ばかり考えていたため技がバラバラになり、5人抜きに失敗している。

:集中力に欠ける面もあり、金鷲旗では試合中にも関わらず、5人抜きした選手に贈られる敢闘賞の事ばかり考えていたため技がバラバラになり、5人抜きに失敗している。

:[[ガッツポーズ]]の形がおかしい。実家は肉屋。

:[[ガッツポーズ]]の形がおかしい。実家は肉屋。

;星 学

;星 学


:183cm83kg()<ref>[[|]][[|]][[]]</ref>

:183cm83kg()<ref>[[|]][[|]][[]]</ref>

:実家は花屋。

:実家は花屋。

;関根 満

;関根 満

113行目: 111行目:

:レギュラー抜擢前は、大会会場でなぜか隣の席に三五の彼女・原田ひろみがいることが多く、関根自身は彼女の無自覚な色気に翻弄されてしまっていた。

:レギュラー抜擢前は、大会会場でなぜか隣の席に三五の彼女・原田ひろみがいることが多く、関根自身は彼女の無自覚な色気に翻弄されてしまっていた。

;伏見 守

;伏見 守


:175cm65kg[[]]退

:175cm65kg[[]]退

:[[ガッツポーズ]]が派手。

:[[ガッツポーズ]]が派手。

;山田 一也

;山田 一也

120行目: 118行目:

==== 柔道部(その他) ====

==== 柔道部(その他) ====

;小林・楠・服部・下坂・田中

;小林・楠・服部・下坂・田中

:三五の2学年後輩。後に、岬商柔道部史上最低のチームを作る張本人達。その原因は名古屋の手抜きを勧める指導に全員「なるほど〜」と感心してしまったことにある。


:2<ref>1</ref>

;五十嵐 寛太(声:[[増岡弘]])

;五十嵐 寛太(声:[[増岡弘]])


:OU

:OU

:現役時代は[[近代オリンピック|オリンピック]]代表候補の本命だった。腕立てや腹筋などの基本的な運動は大の苦手である上に、根性にも欠け厳しい練習に耐えられなかったが、柔道のセンスは折り紙つきで、人の半分の練習で倍以上の成果が出るほどの天才であり、ほとんど全ての技を極めた。当時の体重は72kgだったが、90kgあった後の江南の監督である山崎を全く相手にしなかった。オリンピック出場は目前だったが、大事な試合を宿命のライバル・史村に敗れて落とし、オリンピック出場は叶わなかった(史村とは作中でも2度対戦しているが、共に同じ流れで敗北している)。

:現役時代は[[近代オリンピック|オリンピック]]代表候補の本命だった。腕立てや腹筋などの基本的な運動は大の苦手である上に、根性にも欠け厳しい練習に耐えられなかったが、柔道のセンスは折り紙つきで、人の半分の練習で倍以上の成果が出るほどの天才であり、ほとんど全ての技を極めた。当時の体重は72kgだったが、90kgあった後の江南の監督である山崎を全く相手にしなかった。オリンピック出場は目前だったが、大事な試合を宿命のライバル・史村に敗れて落とし、オリンピック出場は叶わなかった(史村とは作中でも2度対戦しているが、共に同じ流れで敗北している)。


:宿退100kg

:宿退100kg

:[[]]100kg[[|]]

:[[]]100kg[[|]]

:作者・小林まことの高校柔道部時代の監督がモデル。

:作者・小林まことの高校柔道部時代の監督がモデル。

139行目: 137行目:

;森田(声:[[菊池正美]])

;森田(声:[[菊池正美]])

:三五に誘われて柔道部に入るが、セッキョーの翌日に退部した。

:三五に誘われて柔道部に入るが、セッキョーの翌日に退部した。


==== 教職員 ====

;山野校長

:岬商業校長。学生時代は柔道を経験しており、三五及び柔道部を暖かく見守っている。


:西<ref></ref>

:生徒の母親からはモテモテであり、温厚な性格で柔道部の大会を平日に学校をさぼって応援に来た野球部員や平家達も笑って許したりもしているが、五十嵐が車を買い替えないと決めた代わりにマドンナを派手な装飾にして通勤した際には五十嵐を叱責している。



=== 岬高校 ===

=== 岬高校 ===

146行目: 150行目:

:3

:3


=== 江南高校 ===


同じ県の最強の高校。物語序盤における岬商および三五にとっての最大の壁。

同じ県の最強の高校。物語序盤における岬商および三五にとっての最大の壁。

;樋口 久

;樋口 久

158行目: 162行目:

:2年生になってからは気の小ささが解消され、寝技などもできるようになって急成長。インターハイ県予選の個人戦では決勝で下山田農業の清水を破って県代表に選ばれた。その後も重量級の県下トップを張り続け、3年次にも個人でインターハイ出場を果たした。また、三五を一度倒したことからその後も団体戦では三五と当てられ続けたが、三五に二度と勝つことはなかった。

:2年生になってからは気の小ささが解消され、寝技などもできるようになって急成長。インターハイ県予選の個人戦では決勝で下山田農業の清水を破って県代表に選ばれた。その後も重量級の県下トップを張り続け、3年次にも個人でインターハイ出場を果たした。また、三五を一度倒したことからその後も団体戦では三五と当てられ続けたが、三五に二度と勝つことはなかった。

;桜木

;桜木


:1140kg130kg68kg

:1140kg130kg68kg

:先述の耕談館付属/耕談館浦安との合同合宿に樋口と共に参加したが、三五と同階級の西野に歯が立たなかったらしく「柔道をやるのが嫌になる」と語っていたとのこと。

;石川 弘

;石川 弘


:112退

:112退

:樋口のよき理解者であり、新人戦前は彼に激励の言葉をかけ、インターハイ県予選の三五対樋口の試合中は怪我に苦しむ樋口を「早く終わってくれ!」と願うなど後輩想い。

;福島

;福島


:113

:113
166行目: 172行目:

:1[[]]

:1[[]]

;花形

;花形


:1170kg1580kg2[[]]退

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;飛崎 健二

;飛崎 健二


:195kg22

:195kg22

:121

:121

;山岡

;山岡

185行目: 191行目:

:三五と同じ階級の選手で県ベスト8の実績を持つ実力者。にきび面。合同合宿後の最初の試合となる県民大会では次鋒で出場するが、平尾に一本負けを喫する。その後の新人戦の個人戦の2回戦で三五とあたり、序盤は岡部が優勢に試合を進めるが、最後は三五の背負いで一本を取られ敗戦。

:三五と同じ階級の選手で県ベスト8の実績を持つ実力者。にきび面。合同合宿後の最初の試合となる県民大会では次鋒で出場するが、平尾に一本負けを喫する。その後の新人戦の個人戦の2回戦で三五とあたり、序盤は岡部が優勢に試合を進めるが、最後は三五の背負いで一本を取られ敗戦。

;河村

;河村


:1宿32宿

:1宿宿3210宿

;寺沢 直也

;寺沢 直也


:宿

:宿

;西川

;西川


:1宿

:1宿

;沢井

;沢井


:!

:!
197行目: 203行目:

;千代崎 謙二

;千代崎 謙二


:[[]]

:[[]]

:2[[]]3

:2[[]]3

:2西西西西

:2西西西西

;管原

;管原

228行目: 234行目:

:柔道部監督。

:柔道部監督。


:西西西西西3[[]]

:西西西西西3[[]]

:西西西

:西西西


=== その他の高校の柔道選手 ===

=== その他の高校の柔道選手 ===

239行目: 245行目:

;木山 道明

;木山 道明


:鹿鹿2退

:鹿鹿2退

:その後は同作者による後の作品「格闘探偵団」にゲスト出演しており、メガネを掛けた[[鹿児島弁]]を操る警官役や、ファミレスの店員役として同作の主人公、東三四郎と対面している。

:その後は同作者による後の作品「格闘探偵団」にゲスト出演しており、メガネを掛けた[[薩隅方言|鹿児島弁]]を操る警官役や、ファミレスの店員役として同作の主人公、東三四郎と対面している。

:モデルは『[[週刊ヤングマガジン]]』で『[[おっぱいジョッキー]]』を連載していた作者・小林まことの元アシスタントでもある[[木山道明]]。

:モデルは『[[週刊ヤングマガジン]]』で『[[おっぱいジョッキー]]』を連載していた作者・小林まことの元アシスタントでもある[[木山道明]]。



259行目: 265行目:

;三五の父

;三五の父


:寿

:寿

;西野の母

:西野新二の母親。夫とは西野が幼少期に離婚しており、以降女手一つで西野を育てる。いじめを苦に自殺未遂にまで手を出した息子に心を痛め、強くあってほしいと中学2年時に柔道部に連れて行ったのが、西野が柔道を始めるきっかけとなる。母子仲は非常に良好で、高校柔道引退後の西野が一人暮らしで寂しいだろうからと、自身の郵便貯金から費用を捻出して温泉旅行に誘ったほどである。大変な泣き上戸で、事あるごとに息子を含めた周囲が困惑するほどの涙を流す癖がある。

;五十嵐 さなえ

;五十嵐 さなえ


:宿1姿20kg

:宿1姿20kg

;泉谷

;泉谷


:

:

;谷

;谷






;山下泰呂比

;山下泰呂比

:三五が3年のときの金鷲旗大会決勝・岬商業高対耕談館浦安高戦を裁いた主審。モデルは[[山下泰裕]]。

:三五が3年のときの金鷲旗大会決勝・岬商業高対耕談館浦安高戦を裁いた主審。モデルは[[山下泰裕]]。

273行目: 282行目:

この漫画には他の小林まこと作品と同様に著者の他の作品のキャラクター、もしくはそれに類似する人物がしばしば登場する。

この漫画には他の小林まこと作品と同様に著者の他の作品のキャラクター、もしくはそれに類似する人物がしばしば登場する。


*[[12]]<ref>[[122]]西[[]]OU</ref>

*[[12]]<ref>[[122]]西[[]]OU</ref>

*名前だけだが、三五が1年のときの新人戦の組み合わせ表を見ると、同じく『1・2の三四郎』に出てくる「田中敬三」の名前がある。

*名前だけだが、三五が1年のときの新人戦の組み合わせ表を見ると、同じく『1・2の三四郎』に出てくる「田中敬三」の名前がある。




[[]]OU[[|]]4[[]][[122]]西西<ref></ref>

[[]]OU[[|]]4[[]][[122]]西西<ref>姿</ref>


[[12]][[122]][[]][[JJM ]]<ref>119881[[]][[]]19881990</ref> 退22<ref>22[[12]][[122]]</ref>


『[[JJM 女子柔道部物語]]』には本作のパロディ漫画である『柔道衣物語』という漫画が登場していて、本作の本編の内容やコミックスの表紙が劇中劇としてほぼそのまま登場したりしているが、三五の顔だけは『[[1・2の三四郎]]』の参豪の顔に差し替えられている。(鷲尾、平尾、小柴、内田は差し替え無しでそのまま登場)


[[12]][[122]][[]][[JJM]]<ref>1198811[[]]</ref>退22<ref>2西姿</ref>


また、『[[ホワッツマイケル]]』にも三五十五と十五の両親が登場するエピソードが掲載されている。

また、『[[ホワッツマイケル]]』にも三五十五と十五の両親が登場するエピソードが掲載されている。

285行目: 295行目:

<!--*他の小林作品同様「どうしようもないキャラクターの、どうしようもないリアクション」が絶妙で、柔道に間接的に関係したシーンではこれが多用され、作品の魅力の一つとなっている。

<!--*他の小林作品同様「どうしようもないキャラクターの、どうしようもないリアクション」が絶妙で、柔道に間接的に関係したシーンではこれが多用され、作品の魅力の一つとなっている。


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*古賀稔彦(当時大学2年)が出場した試合(1988年1月 正力国際学生柔道大会準決勝)の取材中に見せた「片手背負い(両手で組んでおらず、つり手だけの背負い)」を、三五が1年生の時の春の高校選手権予選・飛崎戦のシーンに取り入れている。これを読んでいた野村忠宏は、いつか試合でやってやろうと練習しており、1996年アトランタ五輪3回戦で[[ニコライ・オジョギン|ニコライ・オジェギン]]に有効を2つとられ残り15秒のところでこの技を掛け逆転勝ちした。野村は「オジェギン戦がなければ、たぶん自分の(五輪)三連覇もなかったと思うし、大逆転に導いてくれたのが片襟の背負いだったんですよね」と語っている<ref>『ぼくらはマンガで強くなった〜SPORTS×MANGA〜 「柔道・野村 “背負い”の秘密」柔道部物語

*[[古賀稔彦]](当時大学2年)が出場した試合(1988年1月 正力国際学生柔道大会準決勝)の取材中に見せた「片手背負い(両手で組んでおらず、つり手だけの背負い)」を、三五が1年生の時の春の高校選手権予選・飛崎戦のシーンに取り入れている。これを読んでいた[[野村忠宏]]は、いつか試合でやってやろうと練習しており、1996年アトランタ五輪3回戦で[[ニコライ・オジョギン|ニコライ・オジェギン]]に有効を2つとられ残り15秒のところでこの技を掛け逆転勝ちした。野村は「オジェギン戦がなければ、たぶん自分の(五輪)三連覇もなかったと思うし、大逆転に導いてくれたのが片襟の背負いだったんですよね」と語っている<ref name="ReferenceA"/>

』2016年1月31日 BS1で放送。</ref>。

*『[[柔道一直線]]』や『[[柔道讃歌]]』等とは違い、極めて現実的な作品である。有名な幻の技と言われる[[山嵐 (柔道)|山嵐]]も登場しない(山嵐についてはリンクを参照のこと)。

*『[[柔道一直線]]』や『[[柔道讃歌]]』等とは違い、極めて現実的な作品である。有名な幻の技と言われる[[山嵐 (柔道)|山嵐]]も登場しない(山嵐についてはリンクを参照のこと)。

*部活動の汗臭さを前面に出し、練習の描写がかなり大きい。<!--当時連載時期が同じだった『[[週刊少年サンデー]]』の『[[帯をギュッとね!]]』とよく比較される作品でもある。-->

*部活動の汗臭さを前面に出し、練習の描写がかなり大きい。<!--当時連載時期が同じだった『[[週刊少年サンデー]]』の『[[帯をギュッとね!]]』とよく比較される作品でもある。-->


*[[]]1

*[[]]1

*岬商柔道部では新2年生たちの髪が伸びたことを祝って、新3年生が新2年生の頭を好きな物で叩く「おはつ」という儀式があるが、これも過去に[[日本体育大学]]柔道部に代々伝わる伝統行事であった(現在は行われていない)。『[[七帝柔道記]]』には北海道大学柔道部のパンツ1枚になっての数時間に及ぶ新入生の「セッキョー」が生々しく描かれている。

*岬商柔道部では新2年生たちの髪が伸びたことを祝って、新3年生が新2年生の頭を好きな物で叩く「おはつ」という儀式があるが、これも過去に[[日本体育大学]]柔道部に代々伝わる伝統行事であった(現在は行われていない)。『[[七帝柔道記]]』には北海道大学柔道部のパンツ1枚になっての数時間に及ぶ新入生の「セッキョー」が生々しく描かれている。

*作者の欠点でもある遅筆の影響で、連載当時は休載が多かった。

*単行本第2巻111〜112ページ目で岬商野球部が決勝戦でラジオ中継を聞くシーンでは、試合の得点が合わない。九回の表が終わり3対2で岬商が勝っているが、九回の裏逆転され4対2で負けたと記されている。


*[[]]1<ref>[[12]]</ref> [[|JR]][[]][[ ()|]]宿[[|]]

*作者の欠点でもある遅筆の影響で、連載当時は休載が多かった。<!--作品内での試合が盛り上がっているのに何の前触れもなく休載になってしまい、テンションが落ちた読者は多かった。-->


*1

*[[]]1<ref> [[12]]</ref>[[|JR]][[]][[ ()|]]宿[[|]]


== 脚注 ==

== 脚注 ==

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{{デフォルトソート:しゆうとうふものかたり}}

{{デフォルトソート:しゆうとうふものかたり}}

[[Category:小林まこと]]

[[Category:小林まことの漫画作品]]

[[Category:漫画作品 し|ゆうとうふものかたり]]

[[Category:漫画作品 し|ゆうとうふものかたり]]

[[Category:1985年の漫画]]

[[Category:1985年の漫画]]

[[Category:週刊ヤングマガジンの漫画作品]]

[[Category:週刊ヤングマガジンの漫画作品]]

[[Category:柔道漫画]]

[[Category:柔道漫画]]

[[Category:高等学校を舞台とした漫画作品]]

[[Category:日本の高校スポーツ題材とした漫画作品]]

[[Category:新潟県を舞台とした漫画作品]]

[[Category:新潟県を舞台とした漫画作品]]

[[Category:アニメ作品 し|ゆうとうふものかたり]]

[[Category:アニメ作品 し|ゆうとうふものかたり]]

[[Category:1991年のOVA]]

[[Category:1991年のOVA]]

[[Category:ヤンマガKCのアニメ作品]]

[[Category:ヤンマガKCのアニメ作品]]

[[Category:高等学校を舞台としたアニメ作品]]

[[Category:日本の高校スポーツ題材としたアニメ作品]]

[[Category:新潟県を舞台としたアニメ作品]]

[[Category:新潟県を舞台としたアニメ作品]]


2024年3月2日 (土) 18:06時点における最新版

柔道部物語
ジャンル スポーツ漫画
漫画
作者 小林まこと
出版社 講談社
掲載誌 週刊ヤングマガジン
レーベル ヤンマガKCスペシャル
講談社漫画文庫
発表期間 1985年 - 1991年
巻数 【単行本】全11巻
【文庫】全7巻
テンプレート - ノート

19851991OVA12

[]


[]

1[1][2]

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[]

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1168cm65kg71kg



25

西5223

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86kg

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1

 

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170cm68kg

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60kg3




[]

















[]




 

181cm78kg86kg552

335

55



 

183cm83kg()[4]



 

178cm85kg1西退



 

175cm65kg退



 

163cm58kg

[]




2[5]

 

OU

72kg90kg宿2

宿退100kg

100kg


[]


 

12

2



2222









退

[]






西[6]


[]


 

12



3

[]




 



4581宿

姿宿西2

退



190cm120kg

2215

23



1140kg130kg68kg

/宿西

 

112退





113



1



1170kg1580kg2退[7]

 

195kg22

121



2



90kg72kg宿!

退


[]


1宿4-1



1195cm2323



 

8宿2



1宿宿3210宿

 

宿

西

1宿



!

[]


170

 



23

2西西西西



13



111213



寿宿

[]


西使

西 

161cm71kg

1222退

2

122vs

 

3223

 

23



12



12

 

12

 

1西2

 



西西西西西3

西西西

[]


 

1123退



11



122

 

鹿鹿2退

鹿






[]


 

退退





 

OU2OUOUOUOU

OB

[]




1



寿

西

西西西2西退西便

 

宿1姿20kg











3




[]




12[8]

112

OU4122西西[9]

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JJM 12


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219881 119963215[1]





1

2321



1[12] JR宿

[]



(一)^ abSPORTS×MANGA   2016131 BS1

(二)^   2021324

(三)^ 10513432121

(四)^ 

(五)^ 1

(六)^ 

(七)^ 

(八)^ 122西OU

(九)^ 姿

(十)^ 11988119881990

(11)^ 2212122

(12)^ 12