武田テバファーマ
表示
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | 大洋薬品 |
本社所在地 |
453-0801 愛知県名古屋市中村区太閤一丁目24番地11号 |
設立 | 1930年(昭和5年)3月 |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 7180001052842 |
代表者 | 代表取締役社長 新谷重樹 |
資本金 | 4億3,000万円 |
売上高 | 420億円(2008年度) |
従業員数 | 648名(2009年3月現在) |
決算期 | 3月31日 |
外部リンク | http://www.taiyo-yakuhin.com/ |
大洋薬品工業株式会社︵たいようやくひんこうぎょう、Taiyo Yakuhin Co.,LTD.︶は、愛知県名古屋市中村区に本社を置く製薬会社である。
概要
後発医薬品︵ジェネリック医薬品︶の大手。かつては大衆薬も扱っていたが、現在はすでに撤退している。東証及び名証1部による上場も目指している。また、日本初のプロフットサルチーム﹁名古屋オーシャンズ︵旧・大洋薬品/BANFF︶﹂のスポンサーも務める。なお、東京都文京区に本社を置く大洋製薬とは無関係である。事業所
●本社︵愛知県名古屋市中村区︶ ●東京オフィス︵東京都中央区︶ ●高山工場︵岐阜県高山市︶ ●春日部工場︵埼玉県春日部市︶関連会社
●株式会社高山グリーンホテル ●大洋ヨーコン建設株式会社 ●丸大産業株式会社 ●大洋ハウス株式会社 ●大洋興産株式会社 ●ホスピーラ・ジャパン株式会社テレビ提供番組
●みのもんたの朝ズバッ!︵TBS系・隔日︶(2008/2~3) ●日曜ビッグバラエティ︵テレビ東京系︶(2008/2~3) ●ズームイン!!SUPER︵日本テレビ系・毎週水曜・木曜︶(2008/2~3) ●火曜ドラマ︵日本テレビ系︶(2008/2~3) ●水曜ドラマ︵日本テレビ系︶(2008/2) ●中居正広の金曜日のスマたちへ︵TBS系︶(2008/4~) ●和風総本家︵テレビ大阪製作・テレビ東京系︶(2008/4~) ●歌の楽園︵テレビ東京系︶(2010/4~)※一社提供 ※不定期番組の場合、筆頭スポンサーとなる︵この場合、60秒CMを流す︶。CFキャラクターには加山雄三を起用していた時期もあった。問題点
![]() |
●武田薬品から製造受託していた抗生物質バイアル注射剤﹁バンスポリン﹂について、2007年中の複数回にわたり、ガラス片の混入を発生させ、回収事故となった。武田薬品はこの事故の原因は同社の﹁製造系列における製品の品質確保の不徹底﹂、﹁不良品が発生した場合に、その不良品の範囲が特定できるような製造記録等の作成・管理にかかる不備﹂にあるとし、28億円の損害賠償請求を大阪地裁に申し立てた。[1]
(一)また、同一製造ラインで製造された﹁ハロスポア静注用0.25g、0.5g、1g﹂︵セフェム系抗生物質、富山化学工業︶の全ロットについても並行的に回収が行われた。
●高山工場製造の﹁ガスポートD錠20mg﹂︵アステラス製薬のガスターD錠20mgの後発品︶の2ロット計285万錠が有効成分の配合ミス︵含量規格外:一方は規格の120%、他方は80%︶のため2009年9月に自主回収を行った。長野県が流通品のサンプル検査を行っているとの連絡を卸から受け、愛知県に自主回収届けを出し、納入先3000施設から回収を行ったが、大半は処方されるなどしたため回収できたのは16%程度であった。なお、出荷前の自社での品質検査には、配合ミスのない別のロットのサンプルを意図的に用いていた。悪質な製造ミス隠し及び薬事法第56条第2号違反として岐阜県より2010年3月26日~4月3日までの9日間について業務停止命令を受けた。[2]
●2010年2月﹁テチプリン静注液40mg﹂︵鉄欠乏性貧血改善薬︶の2ロットが他のロットに比較してアナフィラキシーショック関連の副作用報告が多いとして4ロット26万管の回収を行った。[3]
●2009年2月﹁静注用フラゼミシンS(2gキット)﹂︵急性気管支炎、肺炎、敗血症に投与される抗生物質ホスホマイシンの点滴薬︶のキット溶解液が異常な色をしていると医療機関から報告を受け確認したところ、カルバペネム系抗生物質のイミペネムのバイアルが誤装着されていた。アナフィラキシーショックなど重篤な被害が出かねないため、class1の回収が行われた。[4]
●1994年8月に同社製造、東京田辺製薬が販売していた去痰剤﹁ムコトロン錠﹂の1000錠入り箱に抗がん剤﹁フロフトランE錠﹂(テガフール200mg腸溶錠)が混入しているとの理由で厚生省は両社に対し回収の指示を行った。また1995年4月に15日間の業務停止を受けた。
●2001年9月に変形性膝関節症の薬であるヒアルロン酸ナトリウム製剤である同社製品の﹁アドマック注﹂﹁アドマックディスポ﹂が自主回収となった。理由は原体起源が承認内容︵トリトサカ抽出物︶と異なる原体︵魚抽出物︶を使用していたためである。回収該当品の出荷時期は1998年10月~2001年9月で各887,290筒と1,199,070筒。
●2010年3月29日日本ジェネリック製薬協会は緊急記者会見を開き同社の会員資格を1年間停止することを発表した。これは除名の次に重い処分である。
●1995年5月日本ジェネリック製薬協会は去痰剤に別の錠剤が混入していた件で1年間の活動停止処分を行った。。[5]