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「語種」の版間の差分

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+和語・漢語よりも優勢な外来語
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'''語種'''(ごしゅ)は、[[日本語]]の[[単語]]を出自によって分けた種類。[[和語]]・[[漢語]]・[[外来語]]、および、それらの混ざった混種語に分けられる。

'''語種'''(ごしゅ)は、[[日本語]]の[[単語]]を出自によって分けた種類。[[和語]](大和言葉)・[[漢語]]・[[外来語]](洋語)、および、それらの混ざった混種語に分けられる。



== 3つの語種 ==

== 3つの語種 ==

[[和語]]は、「やま」「さくら」「あさひ」「のりもの」「おもちゃ」「いけてる」など、日本古来の固有語、または、固有語の組み合わせや変化形を指す。


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[[漢語]]は、「山脈」「桜楓」「旭日」など、中国古来の漢字音を用いた語を指す。多くは[[中国語]]からの[[借用語]]であるが、日本で漢字音を用いて作った「三味線」「演説」「哲学」などの語も含まれる。


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[[外来語]]は、「ペン」「ギター」「コーヒー」「エチケット」「エネルギー」など、一般には漢語以外で他言語に由来する[[借用語]]を指す。その多くは西洋語であり、なかでも[[英語]]に由来するものが多い。日本で作られた和製洋語・[[和製英語]]もある。

[[外来語]]は、「ペン」「ギター」「コーヒー」「エチケット」「エネルギー」など、一般には漢語以外で他言語に由来する[[借用語]]を指す。その多くは西洋語であり、なかでも[[英語]]に由来するものが多い。日本で作られた和製洋語・[[和製英語]]もある。




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[[戦後]]の日本語では和語と漢語、和語と漢語による混種語が同義の外来語に置き換えられるか外来語が優勢になる傾向があり、「ちち(乳)」(和)→「ミルク」、「衣紋掛け」(漢+和)→「ハンガー」、「施錠(する)・錠」(漢)→「ロック(lock)」などの例がある。



和語・漢語・外来語の詳細については、それぞれの記事に譲る。

和語・漢語・外来語の詳細については、それぞれの記事に譲る。


2008年2月22日 (金) 12:03時点における版



3






西



lock



7[1]7[2]調



1956調[3]136.7%47.5%9.8%6.0%53.9%41.3%2.9%1.9%使

401994調[4]使退25.7%34.2%33.8%6.4%35.7%49.9%12.3%2.1%使

20028[5]73,18124,70833.8%35,92849.1%6,4158.8%6,1308.4%

2調 8:10  7:10 




[6]99%1011

90%使

1110%

78.7%20.5%73.9%25.0%Botan 0.1%[7]

脚注

  1. ^ 国立国語研究所 (1972)『電子計算機による新聞の語彙調査 3』(秀英出版)
  2. ^ 国立国語研究所 (1980)『日本人の知識階層における話しことばの実態』(国立国語研究所日本語教育センター)
  3. ^ 国立国語研究所 (1964) 『現代雑誌九十種の用語用字』。
  4. ^ 国立国語研究所 (2006) 『現代雑誌200万字言語調査語彙表』。
  5. ^ 金田一 京助他 [編] (2002)『新選国語辞典』第8版(小学館)。
  6. ^ 宮島 達夫 [編] (1971) 『笠間索引叢刊4 古典対照語い表』(笠間書院)
  7. ^ 宮島 達夫 (1967) 「近代語彙の形成」『国立国語研究所論集3 ことばの研究3』。