鳥飼駅
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鳥飼駅 | |
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![]() 駅舎(1983年3月) | |
とりかい Torikai | |
◄小笹 (2.4 km) (1.7 km) 西新► | |
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所在地 |
福岡市城南区鳥飼六丁目 北緯33度34分32.5秒 東経130度22分14秒 / 北緯33.575694度 東経130.37056度座標: 北緯33度34分32.5秒 東経130度22分14秒 / 北緯33.575694度 東経130.37056度 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 筑肥線 |
キロ程 | 7.2 km(博多起点) |
電報略号 | トリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1925年(大正14年)6月15日[1] |
廃止年月日 | 1983年(昭和58年)3月22日[1] |
備考 |
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鳥飼駅︵とりかいえき︶は、かつて福岡県福岡市城南区︵1972年4月1日 - 1982年5月9日は西区︶にあった日本国有鉄道︵国鉄︶筑肥線の駅である。
廃線区間の駅の中では比較的利用客が多かった駅であった。
歴史
●1925年︵大正14年︶6月15日‥北九州鉄道により開業[1]。 ●1937年︵昭和12年︶10月1日‥国有化により、国鉄の駅となる[1]。 ●1983年︵昭和58年︶3月22日‥筑肥線の博多 - 姪浜間廃線に伴い廃駅となる[1]。駅構造
島式ホーム1面2線を有する交換可能駅。かつては貨物輸送も盛んで、多くの側線を有していた。駅周辺
●中村学園大学 ●中村学園女子中学校・高等学校 ●福岡鳥飼郵便局 ●別府大橋 - 1970年7月、車道が筑肥線をオーバークロスするため設置された。廃線後もそのまま残り、福岡市地下鉄七隈線別府駅の駅ロゴマークデザインのモチーフとなっている。 ●樋井川筑肥橋 - 樋井川にかかる、かつて線路が走っていた筑肥新道の車道橋。橋の欄干は線路であったことに因み、蒸気機関車の動輪を模している。 ●九州大学六本松キャンパス廃駅跡と現状
現在、駅跡地には城南区役所・城南保健所が立地している。駅周辺はバブル期以降、マンションや雑居ビルが立ち並び当時の風景は失われた。 しかし、急激に都市化が進んだことで再び鉄軌道系の交通機関の整備が求められるようになり、筑肥線廃線から20年以上経過した2005年2月に福岡市地下鉄七隈線が開業し、かつての鳥飼駅から南に100 mの道路下に地下鉄別府駅が設置された。-
ホーム状況(1980年頃)
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駅跡地に立つ城南保健所。奥の緑色の屋根のマンションは、左の画像のマンションと同じ建物である。