うえお久光
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うえお 久光︵うえお ひさみつ、1974年︵昭和49年︶ - ︶ は、小説家、ライトノベル作家。鹿児島県出身。
2000年度に行われた第8回電撃ゲーム小説大賞に﹃みークルズサジェスチョン/ポリッシュアップルズ﹄を応募、︿銀賞﹀を受賞する。2002年2月、同作品は﹃悪魔のミカタ 魔法カメラ﹄と改題されて電撃文庫より出版され、小説家デビューを果たした。2005年7月からは新シリーズ﹃シフト﹄を単行本︵ハードカバー︶にて発表している︵後に電撃文庫に移籍︶。﹃紫色のクオリア﹄はライトノベル読者のみならずSFファンや評論家からも人気を集め、山本弘、大森望、鏡明らから絶賛された。
座右の銘は﹁天上に輝く星と我が心の内なる道徳律﹂。出典は覚えておらず、言葉の響きで採用した[1]。イマヌエル・カントの﹃実践理性批判﹄に同じ言葉が記されている。
﹃悪魔のミカタ﹄シリーズは第13巻 ﹃It/MLN﹄(2004.7)以降執筆が滞っていたが、13巻発売から2年5ヵ月後の2007年2月に2学期編初巻 ﹃666 スコルピオン・オープニング﹄が発売される。2009年2月に﹃666 ノットB﹄が発売されて以降、2023年2月現在まで執筆活動は確認されていない。
作品リスト[編集]
ライトノベル[編集]
- 悪魔のミカタ(2002年 - 電撃文庫、既刊19巻)
- シフト-世界はクリアを待っている-(2005年 - 電撃の単行本、既刊3巻)
- ジャストボイルド・オ'クロック(2006年9月 電撃文庫 ISBN 4-8402-3552-X)
- 紫色のクオリア(2009年7月 電撃文庫 ISBN 978-4-04-867904-6)
- ヴィークルエンド(2010年7月 電撃文庫 ISBN 978-4-04-868655-6)
アンソロジー[編集]
- 電撃コラボレーション まい・いまじね〜しょん(2008年8月 電撃文庫)「ラブレターズ」
コミカライズ[編集]
- 紫色のクオリア(作画:綱島志朗、『月刊コミック電撃大王』2011年3月号 - 2013年10月号 / 2012年2月 - 2013年10月 電撃コミックス 全3巻) - 第3巻に掌編「箱の中の手紙」を収録