アメリカ合衆国名誉市民
アメリカ合衆国名誉市民︵アメリカがっしゅうこくめいよしみん、英: Honorary Citizen of the United States︶は、アメリカ合衆国の政府より、名誉市民権︵honorary citizenship︶を与えられた外国人のこと。
名誉市民権は、大統領が﹁傑出した功績がある﹂と判断した外国人に与える名誉称号である。合衆国議会により制定され、大統領の署名を以て発効する法律によって認定される︵性格上、大統領の拒否権行使や議会による再可決は、法的には可能だが考えにくい︶。
あくまで名誉称号であり、実際の米国市民権のような権利および義務は一切付随しない。
2019年現在、アメリカ合衆国名誉市民は8人。そのうち生前に叙された者は2人である。また、存命者は存在しない。