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アンカーボルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市販のアンカーボルト(M12)
木造建築物の基礎に埋め込まれたアンカーボルト。短いのは土台用のM12、長いのはホールダウン金物用のM16。
貯水タンクを基礎に固定しているアンカーボルト(画面右下)。

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(JIS G 3101)SS400SS490(JIS G 3138)SNR400ASNR400BSNR490B




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基本的な設計方法[編集]

  • (1)母材の破壊により決まる許容引張荷重、(2)アンカーボルトの降伏により決まる許容引張荷重、(3)母材との界面の付着破壊により決まる許容引張荷重、(4)アンカーボルトの許容せん断荷重を計算し、用途によって必要な許容引張荷重と破壊モードの検討を行う。また群効果、はしあき、へりあき、母材の状態による影響も検討しなければならない。
  • アンカーボルトの引き抜き強度は、一般的に、アンカーボルトのコンクリートに接する表面積に比例し、深く埋め込むほど、また、太いアンカーボルトほど、引き抜き耐力が大きくなる。埋め込み長さは、一般的に、直径の35~40倍必要である。埋め込み長さが短いと、アンカーボルトが所定の耐力に達する前に抜けてしまい、アンカーボルト本来の強度や粘りを発揮できない。また、引き抜き強度を増大させるために、ボルトの先端を曲げたり、先端にプレートを取り付けたりする。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]