ザ・ウォーターボーイズ
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ザ・ウォーターボーイズ The Waterboys | |
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![]() ザ・ウォーターボーイズ(2003年) | |
基本情報 | |
出身地 |
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ジャンル | ポストパンク、オルタナティヴ・ロック、ケルト音楽、フォーク |
活動期間 |
1983年 - 1993年 2000年 - 現在 |
メンバー |
マイク・スコット スティーヴ・ウィッカム ラルフ・サーミンズ ブラザー・ポール・ブラウン |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/df/The_Waterboys_-_Festival_du_Bout_du_Monde_2012_-_004.jpg/250px-The_Waterboys_-_Festival_du_Bout_du_Monde_2012_-_004.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/05/Steve_Wickham_The_Hague_2002_3.jpg/250px-Steve_Wickham_The_Hague_2002_3.jpg)
ザ・ウォーターボーイズ(The Waterboys)は、英国エジンバラ出身のマイク・スコットを中心としたバンドである。
プロフィール[編集]
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1983年にマイク・スコットによって結成される。バンド名はルー・リードの曲の歌詞から名付けられた。歌詞の評価が高く、現代のボブ・ディラン、スコットランドの吟遊詩人などと評されることも多い。
初期はニューヨーク・パンクの影響を受けたニュー・ウェイヴ・バンドとしてスタートし、U2フォロワー的な扱われ方もされていた。
しかしサード・アルバム﹃ディス・イズ・ザ・シー﹄で客演したアイルランド人フィドラー、スティーヴ・ウィッカム︵U2の代表曲﹁ブラディ・サンデー﹂にてヴァイオリンを弾いていることで知られる︶に影響を受け、アイルランドに移住してアイリッシュ・トラッド・ミュージックに傾倒する。4枚目のアルバム﹃フィッシャーマンズ・ブルース﹄ではそのアイルランド伝統音楽を取り入れ、大きく作風が変化したため賛否両論を呼んだが、セールス的には一番の成功を収めた。表題曲は、ハリウッド映画﹃グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち﹄のサウンドトラックにも収録されている。
しかし、同傾向のアルバムを1枚出した後、マイク・スコットはニューヨークに移住し、ロックに回帰した作品を発表する︵スティーヴ・ウィッカムは脱退︶。その後は一旦、ザ・ウォーターボーイズでの活動は休止し、ソロ名義で2枚のアルバムを発表する︵ソロ名義での初来日も果たす︶。しかしセールスが振るわなかったこともあり、2000年にまたザ・ウォーターボーイズでの活動を再開し、アルバムを1枚発表する。
そして2003年、スティーヴ・ウィッカムが復帰し、アイルランド伝統音楽を取り入れた路線に再び回帰した。2011年にはアイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツの詩に曲を付けたコンセプトアルバムを発表し、高い評価を受けた。
マムフォード・アンド・サンズに代表されるフォークロア要素を取り入れたロックの流行の影響や、また代表作﹃フィッシャーマンズ・ブルース﹄のセッションを収めた6枚組ボックスセット﹃Fisherman's Box﹄が発売されるなど、近年は再評価の機運が高まっている。2013年にはキャリア最長の全米ツアーが行われ、﹃フィッシャーマンズ・ブルース﹄再現ライブも好評を博した。
2014年、フジロックフェスティバルにてバンドとして初来日。2015年、日本単独公演。
2016年4月19日、日本の漫画家であるろくでなし子がマイク・スコットとの婚約を発表。10月21日には、マイク・スコットがツイッターにて結婚を発表した。翌10月22日、東京西麻布のイタリアン・レストランにて結婚式が行われた。ザ・ウォーターボーイズのメンバーであるスティーヴ・ウィッカムや、ろくでなし子弁護団、ホラー作家の岩井志麻子らが結婚式に出席した。式に出席した弁護士の山口貴士のツイートによると、マイクは式場にて新曲﹁Payo Payo Chin﹂(ぱよぱよち~ん)を披露したという[1]。
メンバー[編集]
現在のメンバー[編集]
- マイク・スコット (Mike Scott) - ボーカル、ギター、ピアノ (1981年–1994年、1998年– )
- スティーヴ・ウィッカム (Steve Wickham) - エレクトリック・フィドル、マンドリン (1985年–1990年、2001年– )
- ラルフ・サーミンズ (Ralph Salmins) - – ドラム (2011年– )
- ブラザー・ポール・ブラウン ("Brother" Paul Brown) - キーボード (2013年– )
- ジェス・キャヴ (Jess Kav) - ボーカル (2017年– )
- ジーニー・サマーズ (Zeenie Summers) - ボーカル (2017年– )
- アオンガス・ラルストン (Aongus Ralston) - ベース (2017年– )
ディスコグラフィ[編集]
詳細は「:en:The Waterboys discography」を参照
スタジオ・アルバム[編集]
●The Waterboys (1983年) ●﹃異教徒の大地﹄ - A Pagan Place (1984年) ●﹃ディス・イズ・ザ・シー﹄ - This Is the Sea (1985年) ※旧邦題﹃自由への航海﹄ ●﹃フィッシャーマンズ・ブルース﹄ - Fisherman's Blues (1988年) ●﹃ルーム・トゥ・ローム﹄ - Room to Roam (1990年) ●﹃ドリーム・ハーダー﹄ - Dream Harder (1993年) ●Bring 'Em All In (1995年) ※マイク・スコット名義 ●﹃スティル・バーニング﹄ - Still Burning (1997年) ※マイク・スコット名義 ●﹃ア・ロック・イン・ザ・ウェアリー・ランド﹄ - A Rock in the Weary Land (2000年) ●Universal Hall (2003年) ●Book of Lightning (2007年) ●An Appointment with Mr Yeats (2011年) ●﹃モダン・ブルース﹄ - Modern Blues (2015年) ●﹃アウト・オブ・オール・ディス・ブルー﹄ - Out of All This Blue (2017年) ●﹃ホエア・ジ・アクション・イズ﹄ - Where the Action Is (2019年) ●Good Luck, Seeker (2020年) ●All Souls Hill (2022年)シングル[編集]
●"The Whole of the Moon" (1985年) ●﹃ザ・リターン・オブ・パン﹄ - "The Return of Pan" (1993年)関連項目[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f6/Rokukdenashiko_massive_2016maymid.jpg/220px-Rokukdenashiko_massive_2016maymid.jpg)