ジェームズ・プレスコット・ジュール

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ジェームズ・プレスコット・ジュール
生誕 1818年12月24日
イギリスの旗 イギリス サルフォード
死没 (1889-10-11) 1889年10月11日(70歳没)
イギリスの旗 イギリス セール英語版
研究分野 物理学
主な業績 ジュールの法則ジュール=トムソン効果エネルギー保存則
影響を
与えた人物
ジョン・ドルトンウィリアム・トムソンジェームズ・クラーク・マクスウェル
主な受賞歴 ロイヤル・メダル(1852年)
コプリ・メダル(1870年)
プロジェクト:人物伝
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: James Prescott Joule, 18181224 - 18891011

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エネルギー保存則の発見[編集]


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脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ この実験はゲイ=リュサック1806年に行ったものと同じであるが、ゲイ=リュサック自身を含む多くの人は、この実験がカロリック説を否定するものだとは気づかなかった。またジュールはゲイ=リュサックの実験を知らなかった。
  2. ^ ただしこの時トムソンはジュールの理論を全面的に受け入れたわけではなかった。というのも、トムソンは当時カルノーの理論に傾倒していたが、カルノーの著書はカロリック説をもとに書かれていたので、ジュールの、熱が運動に転換されるという説とは矛盾があったのである。この矛盾を解消するのにトムソンは苦心し、結果として後に熱力学第二法則が生まれることとなる。
  3. ^ 出た音と同じ高さの音をチェロで弾いて音階を確かめ、そのエネルギーを求めている。

出典[編集]

  1. ^ 『数学と理科の法則・定理集』162頁。アントレックス(発行)図書印刷株式会社(印刷)
  2. ^ クロッパー 2009, p. 136.
  3. ^ セン 2021, pp. 40–41.
  4. ^ a b c d 笠 2007.
  5. ^ 山本 2009, p. 345.
  6. ^ 『近代熱学論集』 1988, p. 335, ジュール『磁電気の発熱作用について、および熱の仕事当量について』.
  7. ^ 岡本 2002, p. 202.
  8. ^ 岡本 2002, p. 203.
  9. ^ 富永 2003, p. 31.
  10. ^ 渡辺 1961, pp. 11–12.
  11. ^ 岡本 2002.
  12. ^ 山本 2009, p. 373.
  13. ^ a b クロッパー 2009, p. 128.
  14. ^ a b 『近代科学発展史』 1952, p. 120.
  15. ^ "Joule; James Prescott (1818 - 1889)". Record (英語). The Royal Society. 2011年12月11日閲覧
  16. ^ 山本 2009b, p. 113.
  17. ^ a b 『近代科学発展史』 1952, p. 122.
  18. ^ クロッパー 2009, p. 133.
  19. ^ a b クロッパー 2009, p. 134.
  20. ^ 矢島 1949.
  21. ^ a b 『近代科学発展史』 1952, p. 124.
  22. ^ 山本 2009, p. 335.
  23. ^ 山本 2009, p. 336.
  24. ^ 『近代科学発展史』 1952, p. 121.

参考文献[編集]


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James Prescott Joule -