ジョージ・コリアス
ジョージ・コリアス George Kollias | |
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ジョージ・コリアス(2011年) | |
基本情報 | |
出生名 |
イェオルイオス・コリアス Γεώργιος Κόλλιας |
生誕 | 1977年8月30日(46歳) |
出身地 |
ギリシャ ペロポネソス コリンティア県 コリントス |
ジャンル |
デスメタル ブルータルデスメタル テクニカルデスメタル メロディックデスメタル ブラックメタル ゴシックメタル スラッシュメタル |
職業 |
ドラマー 作曲家 音楽講師 |
担当楽器 |
ドラムセット パーカッション ギター[1] ベース[1] キーボード[1] ボーカル |
活動期間 | 1999年 - |
レーベル |
ハドソン・リミテッド シーズン・オブ・ミスト |
共同作業者 |
ナイル ナイトフォール コントレイリアン シッケニング・ホラー システム・ショック エクストリミティー・オブセッション セレブラム ADE デウス・インフェスタス ラヴァー・オブ・シン ノクタ アウトラウド サークル・オブ・ザフィアン ティア |
公式サイト | georgekollias.com |
ジョージ・コリアス︵George Kollias、本名‥イェオルイオス・コリアス︵Γεώργιος Κόλλιας、ラテン文字転写‥Georgios Kollias︶、1977年8月30日 - ︶[2]は、ギリシャのヘヴィメタル・ミュージシャン︵ドラマー︶。音楽教師としても活動している。特に、アメリカのテクニカルデスメタルバンド、ナイルのドラマーとして著名。コリアスは、ナイルのアルバムに参加したことのある4人のドラマーの中で、初めてアルバム2枚以上で全曲を演奏したドラマーである[注釈 1]。コリアスは、セイビアンとエヴァンス、ヴィック・ファースとエンドーズ契約している。加えて、アテネの現代音楽学校でドラムの講師としても活動している[3]。
コリアスの参加していたエクストリミティー・オブセッションのギタリスト、イラクリス・コリアスはジョージの兄弟である[4]。
略歴[編集]
ギリシャ中部・コリントスの出身。コリアスの述懐によれば、ドラムセットの演奏を始めたのは12歳の頃で、セパルトゥラやスレイヤーのようなお気に入りのバンドのカバーを行っていた[5]。1999年頃から、ギリシャのドラマーでコリアスに大きな影響を与えたヤニス・スタヴロポウロスとドラムス講師として活動を開始している[6] 。 コリアスは最初の頃、リチャード・クリスティ︵デス、アイスド・アース等︶、ポール・ボスタフ︵エクソダス、スレイヤー、テスタメント等︶、ピート・サンドヴァル︵モービッド・エンジェル、テロライザー︶、デイヴ・ロンバード︵スレイヤー、テスタメント等︶、イゴール・カヴァレラ︵セパルトゥラ、カヴァレラ・コンスピラシー等︶、ジーン・ホグラン︵デス、デヴィン・タウンゼンド等︶、ラーズ・ウルリッヒ︵メタリカ︶から影響を受けていた[5]。そして後に、彼らとは大きく異なるスタイルのドラマー、ヴィニー・カリウタ︵フランク・ザッパ、ジェフ・ベック等︶やデイヴ・ウェックル、ジョーイ・ジョーディソン︵スリップノット、ロブ・ゾンビ等︶、スティーヴ・ガッド、トーマス・ラング︵ジョン・ウェットン等︶、マイク・マンジーニ︵ドリーム・シアター、スティーヴ・ヴァイ等︶からも影響を受けるようになった[5]。 コリアスは、最初シッケニング・ホラーというデスメタルバンドで活動していた。後に、ギリシャのメロディックデスメタルバンド・ナイトフォールで活動していた。2005年にアメリカのテクニカルデスメタルバンド・ナイルに加入した。これと同時にナイトフォールを脱退している。 2008年7月には、コリアスの名義でドラムの教則DVD﹃Intense Metal Drumming﹄をハドソン・リミテッドからリリースしている[7][8]。2012年には、続編の﹃Intense Metal Drumming II﹄がリリースされた。ディスコグラフィ[編集]
ナイル[編集]
- 『アナイアレイション・オブ・ザ・ウィケッド』 - Annihilation of the Wicked (2005年)
- 『イシファリック』 - Ithyphallic (2007年)
- 『神に嫌われし者たち』 - Those Whom the Gods Detest (2009年)
- 『アット・ザ・ゲイツ・オヴ・セス』 - At the Gate of Sethu (2012年)
- 『ホワット・シュッド・ノット・ビー・アンアースド』 - What Should Not Be Unearthed (2015年)
- 『ヴァイル・ナイロティック・ライツ』 - Vile Nilotic Rites (2019年)
セレブラム[編集]
- Spectral Extravagance (2009年)[注釈 2]
- Cosmic Enigma (2013年)
シッケニング・ホラー[編集]
- When Landscapes Bled Backwards (2007年)
ナイトフォール[編集]
- I Am Jesus (2003年)
- Lyssa: Rural Gods and Astonishing Punishments (2004年)
エクストリミティー・オブセッション[編集]
- Extremity Obsession (1996年) ※デモ
- Everlasting (1997年) ※デモ
システム・ショック[編集]
- Arctic Inside (2004年)
個人名義[編集]
- Intense Metal Drumming (2008年) ※DVD
- Intense Metal Drumming II (2012年) ※DVD
- Invictus (2015年)
ADE[編集]
- Spartacus (2013年)[注釈 2]
サークル・オブ・ザフィアン[編集]
- Flesh Without Soul (2004年) ※デモ[注釈 2]
デウス・インフェスタス[編集]
- Swansongs For This Stillborn Race (2010年)[注釈 2]
ラヴァー・オブ・シン[編集]
- Horny Beast (2012年)[注釈 2]
ノクタ[編集]
- Wicked Woman (2005年)[注釈 2]
アウトラウド[編集]
- 『レッツ・ゲット・シリアス』 - Let's Get Serious (2014年)[注釈 2]
ティア[編集]
- Valkyrja (2013年)[注釈 2]
コントレイリアン[編集]
- Predestined (2014年) ※EP
- Polemic (2015年)
使用機材[編集]
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注釈[編集]
脚注[編集]
(一)^ abc“NILE Drummer To Release Solo Album In The Fall”. Roadrunnerrecords.com. 2011年10月20日閲覧。
(二)^ “George Kollias”. Drummerworld. 2014年8月9日閲覧。
(三)^ ab“George Kollias”. Pearleurope.com. 2011年10月20日閲覧。
(四)^ “» George Kollias Biography, Drum Videos and Pictures | Famous Drummers”. Drumlessons.com. 2014年8月9日閲覧。
(五)^ abc“[Interview] George Kollias (NILE)”. Ginnungagapmetal.de. 2014年8月9日閲覧。
(六)^ Bender, Frank. George Kollias - Exclusive OnlineDrummer.com Interview onlinedrummer.com. 2009-06-26. Retrieved on 2010-07-18.
(七)^ “George Kollias - Intense Metal Drumming DVD (part 1) preview”. Youtube.com. 2011年10月20日閲覧。
(八)^ “GEORGE KOLLIAS-INTENSE METAL DRUMMING DVD-OUT NOW!!!: Intense Metal Drumming preview”. Youtube.com (2008年7月12日). 2011年10月20日閲覧。
(九)^ “Vic Firth Artist: George Kollias”. Vicfirth.com. 2011年10月20日閲覧。
(十)^ “George Kollias | SABIAN Cymbals”. Sabian.com. 2011年10月20日閲覧。
(11)^ “Artist Drumsets”. Evans Drumheads. 2011年10月20日閲覧。
外部リンク[編集]
- Official Website(英語)