タイサンインターナショナル
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 東京都大田区 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 5010801006628 |
概要
[編集]日本のプライベーターチームとしてGT/ツーリングカーレースで活動。全日本ツーリングカー選手権や全日本GT選手権(JGTC) → SUPER GT、さらには海外ではル・マン24時間レースにも参戦するなど、長年の参戦実績を誇る。
実績
[編集]全日本GT選手権
[編集]SUPER GT
[編集]ほとんど進化のなかったポルシェではもはや完全に勝負にならず、第3戦をもって一時撤退。その後最終戦に再び参戦するも、やはり結果が残せずノーポイントでシーズンを終えた。
開幕戦を欠場し、第2戦岡山と第3戦富士、第9戦富士にスポット参戦という形になったが、マシンのフロントフェンダーを大幅に改造してフロントタイヤの大型化をし、弱点であったコーナーリングスピードを上げることで一気に戦闘力を上げて来た。さらにポルシェの救済措置でリストリクター径アップにも助けられた格好となり、第3戦と第9戦の富士では得意の直線を生かし一時トップを走る快走を見せた。
- #26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ
- ドライバー:谷口信輝/山路慎一(Rd.1-3)・ドミニク・ファーンバッハー(Rd.5-9)/西澤和之(Rd.4,6)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:ポルシェ・911GT3RS
谷口の加入により期待の持てるシーズンとなったが、第2戦岡山で3位に入り久々の表彰台に上がる。その後第3戦富士や第5戦菅生、第6戦鈴鹿など上位に食い込みながらなかなか結果に表れないレースが続いたが、第7戦もてぎでフロントローを獲得、スタートでトップに立つとそのまま独走で4年ぶりの優勝、チームタイサンとして26勝目の勝利を果たした。最終戦でも優勝し年間2勝を挙げる大活躍でランキングはドライバーズ6位、チーム5位となった。
- #26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ
- ドライバー:谷口信輝/山路慎一(Rd.1-8)・ドミニク・ファーンバッハー(Rd.9)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:ポルシェ・911GT3RS
さらに熟成されたマシンで開幕戦から2戦連続表彰台に乗るが、性能調整によりリストリクターが絞られると、しばらく苦しい戦いを強いられる。しかし、吸気ダクトを新たに引いたことでパワーのロスを最小限に抑えることに成功し、さらにマシンの主にリアフェンダーやリアウィングをGT500風に大改造、コーナーでも引けを取らないポルシェへと変貌したことにより、第7戦茂木でポールポジションを獲得した。ポイントを積み重ねていたことで久々のチャンピオン争いをするシーズンとなるが、第8戦オートポリスで追突によりリタイアとなってしまい、タイトル争いから脱落。最終戦富士ではレクサス・IS350とのバトルを制し優勝を挙げ、ランキングはドライバーズ3位(谷口信輝)、チーム4位という成績を残した。
- #26 UP START タイサンポルシェ
- ドライバー:黒澤治樹(Rd.1-4,6-7,9)・黒澤翼(Rd.5)/阿部翼(Rd.1-3,5-9)/筒井克彦(Rd.4,6,8)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:ポルシェ・911GT3RS
2009年(平成21年)はドライバーが一新されたものの、前年の活躍もあり期待されたシーズンとなった。得意な第3戦富士では4位とまずまずの成績を残したが、そこからはまさに負の連鎖であった。第4戦セパンではトラブルの車に接触され1周リタイア、第5戦菅生では2位を走っていながらタイヤ選択を誤ったため下位に沈む。第6戦鈴鹿700kmではトップに立った次の周にパンクという事態に泣かされ、第7戦富士ではペナルティーで表彰台を棒に振り、第8戦オートポリスではピットイン前で2位になるものの、燃費が悪いためピットに時間が掛かり上位進出ならずと、とことん不運に泣かされたシーズンとなった。ランキングもドライバーズ13位、チーム11位と、昨シーズンに比べ沈んでしまった。
- #26 CINECITTA' タイサンポルシェ
- ドライバー:イゴール・スシュコ(Rd.1-3,5-7)/植田正幸/密山祥吾(Rd.6,8,FSC)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:ポルシェ・911GT3RS
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カテゴリー | SUPER GT GT300 |
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コンストラクター | ポルシェ |
主要諸元 | |
シャシー | 996 |
サスペンション(前) | マクファーソンストラット |
サスペンション(後) | マルチリンク |
全長 | 4,433 mm |
全幅 | 1,865 mm |
全高 | 1,240 mm |
トレッド | 前:1,515 mm |
ホイールベース | 2,350 mm |
エンジン | M96/77 3,598 cc 水平対向6気筒 NA リア |
トランスミッション | ヒューランド 6速 |
重量 | 1,140 kg |
オイル | Verity |
タイヤ | 横浜ゴム 280/710-18 |
主要成績 | |
チーム | Team TAISAN CINECITTA |
ドライバー |
松田秀士 峰尾恭輔 |
出走時期 | 2011年(平成23年) |
- #26 Verity TAISAN Porsche
- ドライバー:松田秀士(Rd.1-3,6,8,FSC)/峰尾恭輔(Rd.1-7,FSC)/山下潤一郎(Rd.2,4,5,7,8)/密山祥吾(Rd.5)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:ポルシェ・911GT3RS
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カテゴリー | SUPER GT GT300 |
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コンストラクター | フェラーリ |
主要諸元 | |
シャシー | F430 |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン |
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン |
全長 | 4,512 mm |
全幅 | 1,995 mm |
全高 | 1,175 mm |
トレッド | 前:1,738 mm / 後:1,630 mm |
ホイールベース | 2,605 mm |
エンジン | F136GT 3,996 cc V型8気筒 NA ミッドシップ |
トランスミッション | 6速 セミAT |
重量 | 1,240 kg |
オイル | ガルフ |
タイヤ | 横浜ゴム 前:280/650R18 後:280/710R18 |
主要成績 | |
チーム | Team TAISAN CINECITTA |
ドライバー |
山路慎一 小泉洋史 |
出走時期 | 2011年(平成23年) |
- #41 NetMove TAISAN Ferrari
- ドライバー:山路慎一/小泉洋史(Rd.1,2,4-6)/密山祥吾(Rd.2)/峰尾恭輔(Rd.8)/山下潤一郎(FSC)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:フェラーリ・F430
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カテゴリー | SUPER GT GT300 (グループGT3) |
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コンストラクター | ポルシェ |
主要諸元 | |
シャシー | 997 |
サスペンション(前) | マクファーソンストラット |
サスペンション(後) | マルチリンク |
全長 | 4,465 mm |
全幅 | 1,955 mm |
全高 | 1,200 mm |
トレッド | 前:1,595 mm / 後:1,645 mm |
ホイールベース | 2,370 mm |
エンジン | M97/79 3,996 cc 水平対向6気筒 NA リア |
トランスミッション | ポルシェ 6速 セミAT |
重量 | 1,200 kg |
オイル | ガルフ |
タイヤ | 横浜ゴム |
主要成績 | |
チーム | Team TAISAN ENDLESS |
ドライバー |
峰尾恭輔 横溝直輝 |
出走時期 | 2012年(平成24年) |
- #911 エンドレス TAISAN 911
- ドライバー:峰尾恭輔/横溝直輝
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:ポルシェ・911GT3R (2012年型)
2006年(平成18年)以来となるENDLESSとのジョイント、2012年型FIA-GT3仕様のポルシェの導入、ドライバーもフル参戦と久しぶりにタイトル争いをする体制を整えて臨むシーズンとなった。開幕戦岡山はポールポジションからスタートするも、終盤オーバーテイクされ2位で終わった。第3戦セパンではオープニングラップの1コーナーでスピン、最後尾まで落ちるものの2位まで追い上げを見せた。その後も地道にポイント獲得を重ね、第7戦オートポリスでタイヤ無交換作戦を成功させ2位になると、ランキング3位で最終戦までチャンピオン争いに残った。最終戦茂木では、予選2位からトップのハンコックポルシェを早々にオーバーテイクすると、ライバルの不運もありそのままトップでゴールし、2000年(平成12年)以来のドライバーズタイトル、2003年(平成15年)以来のチームタイトルを獲得した。
- #0 ENDLESS TAISAN PORSCHE
- ドライバー:峰尾恭輔/横溝直輝
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:ポルシェ・911GT3R (2013年型)
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カテゴリー | SUPER GT GT300 (グループGT3) |
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コンストラクター | 日産自動車 |
主要諸元 | |
全長 | 4780 mm |
全幅 | 2036 mm |
全高 | mm |
トレッド | 前:1675 mm / 後:1680 mm |
ホイールベース | 2776 mm |
エンジン | VR38DETT |
トランスミッション | 6速シーケンシャル |
重量 | 1300 kg |
タイヤ | 横浜ゴム |
主要成績 | |
チーム | Team TAISAN KEN DIMMAK |
ドライバー |
横溝直輝 密山祥吾 |
出走時期 | 2014年(平成26年) |
2015年︵平成27年︶は2016年︵平成28年︶に向けたマシン選定のため1年間休止することを発表した[3]。
2016年(平成28年)
[編集]1年の休止後、サードとジョイントして参戦する。また本拠地をサードとともに福島県に移した。
2017年(平成29年)
[編集]- #26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
- ドライバー:山田真之亮/ジェイク・パーソンズ/クリスチャン・クリエン(Rd.6)
- タイヤ:ヨコハマ
- マシン:アウディ・R8 LMS
2018年(平成30年)
[編集]サードとのジョイントを解消し自社単独参戦に変更。スーパーバイザーに中野信治が就任した。
出典
[編集]- ^ a b c チーム・タイサン、2018年限りでスーパーGTでの活動に幕。今後はEVレースへ転換 - オートスポーツ・2018年12月7日
- ^ UPS
- ^ タイサン、2015年はSGT/ル・マンの活動を休止
関連項目
[編集]- 千葉美苗 - 太産の創業者一族で、ミス・ユニバース日本代表