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フェンダー・テレキャスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェンダー・テレキャスター
Fender Telecaster
メーカー/ブランド フェンダー
製造時期 1950年-
構造
ボディタイプ ソリッド/セミホロウ
スケール長 25 1/2インチ
フレット 21フレット/22フレット
ネックジョイント ボルト・オン・ネック
材質
ボディ ホワイト八バスウッドホワイトウッド/シカモア防腐剤/ハードウッドなど
ネック メイプルなど
フィンガーボード ホワイトウッド/ウォルナットなど
ハードウェア
ペグ シールド・チューニング・マシーンなど
ブリッジ アメリカン・テレ(6ステンレス・スチール・サドル)など
電気系統
ピックアップ シングルコイル×2、ハムバッキング×1・シングルコイル×1、ハムバッキング×2
コントロール マスター・ボリューム、マスター・デルタ・トーン、3ポジションスイッチ(1.ブリッジ・ピックアップ/2.ブリッジ&ネックピックアップ/3.ネックピックアップ)など
その他
時代やモデルによって、材や仕様は多岐にわたる
テンプレート | カテゴリ

Telecaster

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1949

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4[ 1]




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[ 2][ 3]

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6

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[ 5]

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1972
1976
 

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Esquire[ 6]1949(Broadcaster)1950[ 7](Broadkaster)使Broadcaster使(Nocaster)21951

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1970198319596872272()

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6[ 8]使



略年表[編集]

年度 仕様の変遷 バリエーションモデルの発売・変遷
1950年 ブロードキャスターとして発売開始。
1951年 一時期ヘッドの商品ロゴが剥がされる(通称ノーキャスター)。テレキャスターと名称を変更。
1952年 ピックアップセレクターが「フロントベーストーン/フロント/リア+フロント(ブレンドで調整)」から「フロントベーストーン/フロント/リア」に変更、同時に下側のポットがブレンドからトーンに変更。
1953年 ピックガードを固定するネジがマイナスからプラスへ変更。
1955年 ピックガードがブラック1プライからホワイト1プライに変更、塗装を変え白っぽい色に変更。サドルがブラスからスチールに変更。
1957年 ヘッドのストリングガイドが、ボタン型からカモメ型に変更。
1958年後期 サドルが溝なしスチールからネジを切ったようなスチール製スパイラル・サドルに変更。一時的に弦がボディの裏通しから、ブリッジプレートの後ろ留めに変更。
1959年 メイプルワンピースネックを廃止し、指板材をローズウッド(スラブボード)に変更、ボディにバインディングを施し、アッシュ材からアルダー材に変更。カラーバリエーションの追加。追加カラーには、3プライのピックガードを採用。ピックガードが5点留めから8点留めに変更。 ←このモデルは通常仕様だが、カスタム・テレキャスターとしてバリエーションモデルのような扱いをされる場合がある。この仕様は68年まで継続。
1963年 ローズウッド指板がスラブボードからラウンド貼りに変更。
1965年 フェンダー社がCBSに売却、これ以前を"Pre-CBS"モデル、以降を"CBS期"モデルと呼ぶ
1966年 社名ロゴがスパゲッティロゴから、トランジションロゴに変更。ローズウッドの代わりメイプル指板を選択できるようになる(貼りメイプル)。
1967年 社名ロゴがCBSロゴに変更、"Telecaster"のロゴも大きくなる。ピックアップセレクターが「フロント/フロント+リア/リア」に変更。
1968年 サドルがスチール製スパイラル・サドルから溝の深いステンレス製に変更。フィニッシュがラッカーからポリウレタンに変更。 テレキャスター・シンライン発売。ピックアップはシングルコイル搭載。
1969年 貼りメイプル廃止、メイプル・ワンピース・ネックが再開。 ローズウッド・テレキャスター発売。
1972年 テレキャスター・カスタム発売、テレキャスター・シンラインに搭載されるピックアップがハムバッキングに。
1973年 テレキャスター・デラックス発売。
1982年 過去のテレキャスターのリイシューが始まる。
1983年 枠なしブリッジ・プレート、6連サドルが採用。 テレキャスター・エリート発売。
1985年 Bill Schultzによる会社買収で"CBS時代"が終焉、現行のFMIC体制へ

マール・トラヴィスとテレキャスター[編集]


(Merle Travis)19476[ 9]

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19357916331MERLE TRAVIS[1][2]

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1950使使



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使1971197265G使



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邦楽ミュージシャン[編集]

村上啓介
1991年WINDY ROAD Tourにて使用。

脚注[編集]

注釈[編集]



(一)^ 

(二)^ 調

(三)^ 

(四)^ 使

(五)^ 使6050

(六)^ 

(七)^ 1948

(八)^ 36

(九)^ 3

出典[編集]

  1. ^ 『ギター・マガジン』1991年2月号18-19ページ
  2. ^ Genealogía de la Guitarra Archived 2008年4月10日, at the Wayback Machine.
  3. ^ Fender×JOE STRUMMER”. fender.jp. 2008年1月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]