マイセン
座標: 北緯51度9分49秒 東経13度28分39秒 / 北緯51.16361度 東経13.47750度
マイセン︵Meißen, ソルブ語‥Mišno︶は、ドイツザクセン州ドレスデン地方マイセン郡の郡庁所在地であり、人口約2万8千の工業都市である。マイセン陶磁器とワインで知られる。
マイセン大聖堂とアルブレヒツ城
マイセンの名は、929年に初めて文章として記されたとされている。同じ年、ハインリヒ1世によりMisni︵ミズニ︶城が創立され、マイセンには1423年頃までマイセン辺境伯領が存在していた。その中で有名な人物に、コンラート1世︵Wettiner Konrad der Große、大辺境伯︶、オットー︵Otto der Reiche、裕福伯︶、ディートリヒ︵Dietrich der Bedrängte、苦境伯︶、ハインリヒ3世︵Heinrich der Erlauchte、貴顕伯︶などがおり、当時のザクセン選帝侯であったフリードリヒ4世︵Friedrich der Streitbare、好戦公︶も含まれている。
マイセン聖堂︵Der Meißner Dom︶とアルブレヒツ城︵Die Albrechtsburg︶は、マイセンのシンボル的存在。マイセン聖堂は1250年に建築が始まり、1470年にはArnold von Westfalen︵アーノルド・フォン・ヴェストファレン︶によってアルブレヒツ城が建てられた。
2002年、歴史ある市の中心部が、洪水により被災。
マイセン中央駅
ドイツ鉄道マイセン中央駅からは、S-Bahn1番系統がドレスデン、チェコ国境付近のシェーナ方面へ最高30分間隔で出ている他、ライプツィヒ方面へも一日数本ほどの地域快速が出ている。