三浦威
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三浦 威︵みうら たけし、1938年4月2日 - 2013年12月9日︶は、日本の俳優。劇団民藝所属。東京都出身。妻は同じく劇団民藝所属の女優・武内悦子。
来歴・人物[編集]
1957年水品演劇研究所、劇団民藝俳優教室、劇団青年芸術劇場︵青芸︶を経て、1968年劇団民藝に入団する。初舞台は入団同年の﹃島﹄の学役︵堀田清美作︶。表作に﹁エレジー 父の夢は舞う[1]﹂︵清水邦夫作、吉村右太役︶、﹁オットーと呼ばれる日本人﹂︵木下順二作、オットー役︶など。 最後の舞台は、小幡欣治作﹃どろんどろん―裏版﹁四谷怪談﹂﹄長谷川勘兵衛役で2013年5月から9月まで全国各地を巡演。 2013年12月9日、肺炎のため、東京都内の病院で死去。75歳没。死去は近親者による葬儀が行われた後の12月13日、劇団民藝によって発表された[2]。出演作品[編集]
舞台[編集]
●島︵1968年︶ ●もう一人のヒト︵飯沢匡作、1970年、香椎宮茂徳王役︶ ●破戒︵島崎藤村作、1971年、瀬川丑松役︶ ●胎内︵三好十郎作、1973年、佐山富夫役︶ ●星の牧場︵庄野英二作、1979年、イシザワ・モミイチ役︶ ●エレジー 父の夢は舞う︵清水邦夫作、1983年、吉村右太役︶ ●グレイ・クリスマス︵斎藤憐作、1992年から1999年、五篠紀孝役︶ ●オットーと呼ばれる日本人︵木下順二作、2000年、オットー役︶ ●浅草物語︵小幡欣治作、2004年、2007年、2008年、鈴木鐵太郎役︶ ●白バラの祈り︵リリアン・グローブ作、2007年、2012年、アントン・マーラー役︶ ●アンネの日記︵2011年、デュッセル役︶。 ●帰還︵坂手洋二作、2011年、山部重臣役︶ ●どろんどろん―裏版﹁四谷怪談﹂︵小幡欣治作、2013年、長谷川勘兵衛役︶映画[編集]
●女子大学生 私は勝負する︵1959年︶ - 学生 ●戦争と人間 第三部・完結篇︵1973年︶テレビ[編集]
●あこがれ ●ウルトラマン 第11話﹁宇宙から来た暴れん坊﹂︵1966年︶ - 記者 ●ウルトラセブン 第12話﹁遊星より愛をこめて﹂︵1967年︶ - 三人の男︵スペル星人 人間体︶ ●おかあさん ●父娘 ●火山脈 ●項羽と劉邦[要出典] ●三匹の侍 第4シリーズ ●純愛シリーズ ●新十郎捕物帖・快刀乱麻 ●青春オリンピック ●遠山の金さん捕物帳 ●どこにもいない ●なつかしき海の歌 ●不屈の青春 ●松山家の人びと ●良寛さまと子供たち ●若い山河バラエティ[編集]
●よくみよう︵1968年︶脚注[編集]
- ^ 劇団民藝や報道では「エレジー」の題名
- ^ (日本語) “劇団民藝 最新情報・更新”. 劇団民藝 (2013年12月13日). 2013年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月14日閲覧。