二本榎通り
二本榎通り︵にほんえのきどおり)とは、東京都港区高輪一丁目と高輪二丁目の間、および高輪三丁目を通る道の名称である。
この通りは旧東海道をなし、三田四丁目方向に向かうと、伊皿子坂上を経て、﹁聖坂﹂と名称を変える。
石碑
二本榎通り沿いの高輪二丁目の承教寺の山門前に、二本榎の碑という碑が存在する。
碑は自然石をそのまま応用したものである。寺への通路を挟んで向かい側に英一蝶の碑が建てられている。
碑の傍に碑の由来沿革を説明する立て看板が立てられている。書かれている内容は
●﹁二本榎﹂の地名の謂れ。
●1967年︵昭和42年︶に二本榎通りを挟んで向かい側にある﹁黄梅院﹂の境内に夫婦の榎を植え、石碑を建てた旨の説明。
●1990年︵平成2年︶に碑を現在の場所に移したが、榎は現在も﹁黄梅院﹂に残っている。
●この碑が町内住民にとって大切な象徴であること。
である。
名称の謂れ[編集]
江戸時代、上行寺︵現在の高輪1-27明治学院体育館の場所に存在︶門前に﹁榎﹂の木が2本あったことからこの名が付いた。当の榎はその後、移植され複数現存している。二本榎の碑[編集]
参考文献[編集]
- 現地説明板 高輪二本榎町会/設置