交響曲第6番 (ドヴォルザーク)
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Dvořák:Symphony no.6, op.60:I. Allegro non tanto,II. Adagio,III. Scherzo (Furiant). Presto,IV. Finale. Allegro con spirito - Alexander Walker指揮ジョルジェ・エネスク国立フィルハーモニー管弦楽団(George Enescu Philharmonic)による演奏。指揮者自身の公式YouTube。 | |
Symphony N.6 Op.60. A. Dvorak - Juan Montoya指揮エアフィト大学交響楽団(EAFIT Symphony Orchestra)[1]による演奏。指揮者自身の公式YouTube[注 1]。 | |
Dvorak:Symphony No.6 in D Major (complete) - Chulayuth Lochotinan指揮Bangkok Charity Orchestraによる演奏。指揮者自身の公式YouTube[注 2]。 |
交響曲第6番 ニ長調 作品60, B. 112 は、アントニン・ドヴォルザークが1880年に作曲した交響曲。ドヴォルザークの交響曲としては最初に出版されたため、かつては﹃交響曲第1番﹄[注 3]と呼ばれていた。
概要[編集]
本作は指揮者のハンス・リヒターから依頼を受けて作曲されたものであり、同氏に献呈されている。初演は1881年3月25日にプラハで、アドルフ・チェフの指揮の下で行われた。翌1882年にはライプツィヒとロンドンで、1883年にはウィーンで演奏された。このうちロンドンでの演奏は、リヒターとロンドン・フィルハーモニック協会によるものである。リヒターは依頼当初、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏を計画していたが、実現することはなかった。ドヴォルザークの死後しばらくは演奏機会に恵まれなかったが、1950年代以降、カレル・アンチェル、ラファエル・クーベリック、イシュトヴァン・ケルテス、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ヴァーツラフ・ノイマン、オトマール・スウィトナー、イルジー・ビエロフラーヴェク、チョン・ミョンフンらによって、いくらか取り上げられるようになった。楽器編成[編集]
フルート2、ピッコロ︵持ち替え︶、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、ティンパニ、弦五部。曲の構成[編集]
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DVORAK - 6th SYMPHONY - 3. SCHERZO - コンラート・ファン・アルフェン(Conrad van Alphen)指揮オーフス交響楽団(Aarhus Symfoniorkester)による演奏。Aarhus Symfoniorkester公式YouTube。 | |
Dvorak:Symphony No.6 in D Major (complete) - 鄭致溶(Chung Chi-yong)指揮昌原市立交響楽団による演奏。Seoul Arts Center(芸術の殿堂)公式YouTube。 |
全4楽章、演奏時間は約45分︵第1楽章の繰り返しを含む︶。ドヴォルザークの他の交響曲同様、しばしばヨハネス・ブラームスの影響が指摘される。
●第1楽章 アレグロ・ノン・タント
ニ長調、4分の3拍子、ソナタ形式。
ブラームスの﹃交響曲第2番﹄の影響が見られる。演奏時間は13~15分程度。
●第2楽章 アダージョ
変ロ長調、4分の2拍子、自由なロンド形式︵A-B-A-C-A-B-A'︶。
ベートーヴェンの﹃交響曲第9番︽合唱付き︾﹄の第3楽章からの影響が見られる。演奏時間は10~12分程度。
●第3楽章 スケルツォ︵フリアント︶‥プレスト
ニ短調、4分の3拍子、三部形式。
初演の際、アンコールとして繰り返された。演奏時間は8~9分程度。
●第4楽章 フィナーレ‥アレグロ・コン・スピーリト
ニ長調、2分の2拍子︵アラ・ブレーヴェ︶、ソナタ形式。
第1楽章と同様に、ブラームスの第2番の影響が見られる。演奏時間は10~12分程度。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 当該動画のYouTube内掲載ページに於ける投稿者ID表記は「jmontoy」となっているが、当該動画に収められている演奏の指揮者Juan Montoyaが自ら開設しているWebサイトのトップページ下部に掲載されているリンク(小さなYouTubeバナー)[2]からアクセスされるYouTube内公式ページも「jmontoy」というID表記となっていることから、「jmontoy」は当該演奏の指揮者Juan MontoyaのYouTube内公式アカウントと解することが出来る
- ^ 当該動画のYouTube内掲載ページに於ける投稿者ID表記は「Tan Lochotinan」となっているが、YouTube内「Tan Lochotinan」ユーザページの”概要”タブから当該動画に収められている演奏の指揮者Chulayuth Lochotinanが自ら開設しているWebサイトへのリンクが掲載されている一方[3]、その指揮者自身が開設するWebサイト内の「MULTIMEDIA~Video Gallery」ページに掲載されている自身指揮による過去演奏収録映像(YouTube映像)[4]からアクセスされるYouTube内映像掲載ページに見えるID表記も「Tan Lochotinan」となっていることから、「Tan Lochotinan」は当該演奏の指揮者Chulayuth LochotinanのYouTube内公式アカウントと解することが出来る
- ^ また、『第9番《新世界より》』(作品95, B. 178)の自筆譜の表紙に記されているドヴォルザーク自身による交響曲のリストには『交響曲第5番』と記されている(さらに、このリストでは『新世界より』は「第8番」と記されている)。
出典[編集]
- ^ Cultural Life (English Version) - エアフィト大学(Universidad EAFIT)Webサイトより。当該ページの中程にエアフィト大学交響楽団(EAFIT Symphony Orchestra)に関する記述が見える
- ^ 指揮者Juan Montoyaホームページ ※ トップページの一番右下のところにFacebook、Twitter、YouTubeの各小バナー(アイコン)が見える
- ^ YouTube内「Tan Lochotinan」アカウントページ ※ アカウント名表示のすぐ下にタブ(メニュー)が並んでいる
- ^ Video Gallery - 指揮者Chulayuth Lochotinan公式Webサイトより《2016年6月4日時点に於いて、当該ページ内に当楽曲の演奏を収録した映像は掲載されていない》
外部リンク[編集]
- 交響曲第6番 ニ長調 作品60, B. 112の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
- 交響曲第6番作品60(Symphony No.6, Op.60) - Free Sheet Music (Musopen)