今戸
今戸 | |
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隅田川に架かる桜橋。人道橋で全体がX字になっているのが特徴。今戸と対岸の墨田区向島を結んでいる。(写真は墨田区側より撮影) | |
北緯35度43分19.15秒 東経139度48分10.56秒 / 北緯35.7219861度 東経139.8029333度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 台東区 |
地域 | 浅草地域 |
人口 | |
• 合計 | 4,445人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
111-0024[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 足立 |
今戸︵いまど︶は、東京都台東区にある地名。現行行政地名は今戸一丁目および今戸二丁目。郵便番号は111-0024[2]。
地理[編集]
台東区の北東部に位置する。町域南部は台東区浅草に接する。西部は吉野通りに接しこれを境に東浅草に接する。北部は、今吉柳通りに接しこれを境に台東区清川・台東区橋場にそれぞれ接する。墨田区︵向島︶との区境に当たる。町域内は主に商店と各種事業所と寺院と住居が混在した地域となっている。また隅田川沿いには学校や公園など公共施設が並んでいる。河川・橋梁[編集]
●隅田川 ●桜橋歴史[編集]
現在ではほとんど見られなくなったが、かつて当地は今戸焼といった焼き物が盛んであったことでも知られていた。今戸焼の起源は天正年間︵安土桃山時代︶にまでさかのぼることができ、今戸焼の招き猫は江戸時代では浅草界隈の名物の一つとしても知られていた。︵丸〆猫の項参照︶ ●1926年︵大正15年︶6月28日 - 新たな今戸橋が完成。浅草7丁目と今戸1丁目を結ぶ幹線街路の拡幅によるもの。長さ26メートル、幅22メートル[4]。世帯数と人口[編集]
2020年︵令和2年︶12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。丁目 | 世帯数 | 人口 |
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今戸一丁目 | 849世帯 | 1,454人 |
今戸二丁目 | 1,753世帯 | 2,991人 |
計 | 2,602世帯 | 4,445人 |
小・中学校の学区[編集]
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
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今戸一丁目 | 全域 | 台東区立富士小学校 | 台東区立桜橋中学校 |
今戸二丁目 | 全域 | 台東区立石浜小学校 |
交通[編集]
水上バス ●東京都公園協会 - 隅田川経由で両国・千住・荒川遊園・神谷・小豆沢 道路 ●東京都道314号言問大谷田線 ●東京都道464号言問橋南千住線施設[編集]
公共施設 ●台東リバーサイドスポーツセンター 教育機関 ●東京都立浅草高等学校 ●台東区立桜橋中学校 公園 ●台東区立隅田公園 ●台東区立山谷堀公園 ●台東区立今戸公園 寺社 ●今戸神社 ●熱田神社 ●称福寺 - 亀田鵬斎・喜多村直寛などの墓があった。 ●長昌寺 ●瑞泉寺 ●海禅寺出身・ゆかりのある人物[編集]
●上原政兵衛︵毛皮貿易商、上原政兵衛商店社長[6]︶ - かつて今戸町に居住していた[6]。 ●川口松太郎︵小説家、劇作家︶ - 直木賞受賞作家である。脚注[編集]
(一)^ ab“町丁名別世帯・人口数”. 台東区 (2020年12月8日). 2021年1月2日閲覧。
(二)^ ab“郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
(三)^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月29日閲覧。
(四)^ ﹁浅草の今戸橋、耐震耐火製となって開通﹂﹃中外商業新報﹄1926年6月27日︵大正ニュース事典編纂委員会 ﹃大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年﹄本編p.494 毎日コミュニケーションズ刊 1994年︶
(五)^ “区立小学校・中学校の通学区域”. 台東区 (2016年9月5日). 2017年12月29日閲覧。
(六)^ ab﹃人事興信録 第11版 上﹄ウ44頁︵国立国会図書館デジタルコレクション︶。2021年3月14日閲覧。
参考文献[編集]
- 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937 - 1939年。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 台東区
- 『今戸心中』(青空文庫)
- 落語「今戸の狐」の舞台を歩く