利用者:Toshinori baba/sandbox
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基本情報 | |
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製造所 | 日立製作所 |
主要諸元 | |
編成 | 2両編成 |
軌間 | 1,067 mm |
電気方式 |
交流25,000V 50Hz (架空電車線方式/非電化区間においては蓄電池駆動) |
最高運転速度 | 111 km/h |
設計最高速度 | 120 km/h |
起動加速度 | 2.0 km/h/s |
減速度(常用) | 3.6 km/h/s |
車両定員 |
EV-E801(Mc)132名(座席定員40名) EV-E800(Tc)130名(座席定員40名) |
車両重量 |
EV-E800(Tc)37.5t EV-E801(Mc) 38.4t |
全長 | 20,000 mm |
全幅 | 2,950 mm |
全高 |
3,680 mm パンタグラフ付き車両3,980mm mm |
台車 |
円錐積層ゴム式ボルスタレス台車 DT85・TR268 |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
主電動機出力 | 95kW |
駆動方式 | TD継手式中実軸平行カルダン駆動方式 |
歯車比 | 14:91(6.50) |
編成出力 | 95kW×4=380kW |
制御装置 | IGBT素子VVVFインバータ制御 |
制動装置 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ |
保安装置 | ATS-Ps、ATS-P(統合型)、デジタル列車無線2形乗務員無線、EB・ET装置、防護無線 |
備考 |
脚注 |
'︵︶。
登場の経緯[編集]
近鉄特急は近畿日本鉄道のブランドイメージの根幹の立場を取っており、今現在の乗客の価値観の多様化が進む中において近鉄特急は常に時代を先取りして先駆的なサービスを提供すべきである考えの基に、2013年に社内にプロジェクトを立ち上げて検討を開始した。そこでは、近鉄特急をグループごとに分類して、現状分析や将来の外部環境変化の予測などの市場分析を行って将来像の策定を行い、2014年3月から2019年3月まで実際の特急列車への乗り込みやインターネットにより計8回のアンケート調査を行った。 このアンケート調査では2万件を超えるサンプルが集まり、その中で近鉄名古屋-大阪難波間を結ぶ﹁名阪特急﹂では、車内で会話を楽しむよりもプライベート感やくつろぎを求める人達が多く、﹁後ろの方に気兼ねして、自分が操作したいリクライニング角度まで倒せない﹂という具体的な内容が多く寄せられた。また、﹁シートピッチの拡大やバックシェルがあれば利用を考える﹂というサービス内容の意見を多く頂いており、それらの意見を基に﹁名阪特急﹂に新たに導入する特急車両には、シートピッチの拡大と全席の後部にバックシェルの導入を検討したが、それには座席空間を広げることになって座席定員を減らす必要になることが分かり、バックシェル全席設置の可否には社内で数多くの論議がなされたが、最終的に﹁くつろぎのアップグレード﹂のコンセプトに魅力を持たせることとなり、わが国初の全席の後部にバックシェルの導入となった。その後の2019年に近畿車輛で車両製作が始まり、新たな名阪特急﹁ひのとり﹂として登場したのが本形式である。o概要[編集]
車体[編集]
車両の設計と製造は近畿車輛が行っており、設計過程においては車内空間と乗務員室の運転取り扱いを確認するため。実物大のモックアップ製作とVR︵仮想現実︶システムを使用して検証を行い、仕様の決定に至っている。車体は全鋼製車体であり、車体長は先頭制御車が21600mm、中間車が20500mm、車体高は電動車は4150mm、先頭制御車と中間車が4140mmであり、床面高さは平床部において1140mmとしており、車体幅は共通の2800mmとなっている。先頭制御車の先頭部分は潰れやすい構造となっており、衝突時において潰れることで衝撃を吸収して乗客と乗務員に伝わる衝撃を低減する﹁クラッシャブルゾーン﹂としている。外観は先進的でスピード感のある車体フォルムとしており、力強さや華やかさを表現するため、車体塗色はメインカラーを赤のメタリック塗装の﹁ひのとりレッド﹂を採用した、これは、﹁ひのとり﹂の﹁ひ﹂の言葉を赤色で連想させることを目的としており、メタリック塗装の採用により、凹凸面での光の当たる面が変わることで生じる陰影や車体形状の特徴である﹁エッジライン﹂を強調することができ、車体側面の描かれたロゴマークや車体側面腰部に配置されたアクセントラインは﹁プレミアムゴールド﹂としている。側窓周りが黒で縁取られており横に濃い茶色の縞が入れられており、この配色は、この車両のテーマである﹁最上の寛ぎの時間﹂を演出するものである。 先頭制御車の先頭形状は流線形で前面に設けられた大きな曲線ガラスを上下2段で構成しており、下側の運転席側の前面ガラスは高さが1000mm、幅が1700mmの大型ガラスとしており、プレミアム車両のため客室は床面高さを720mm上げたハイデッカー構造となっている。前照灯はデザインを考慮して、前面窓下部に横長の上下2段×10列を配置するLEDを配置しており、従来の特急車両の4灯分の光量を確保している。また、前面窓上部両端に後部標識灯︵赤色︶と列車種別灯︵黄色︶を一体化したLED灯を前面窓に合わせて傾斜させてLED基盤を分割する形で配置している。側窓は一席ごと赤外線カット膜を挟んだ紫外線カット合わせガラスを採用した開放感がある大きな単窓で構成され、先頭制御車の側窓は下端高さを床面から500mm低くして、高さ1107mmの大型ガラスとして側面の眺望性を良くしている。側扉はメンテナンス性などを考慮した空気式ドアエンジン駆動の有効開口幅900mmの片引戸であり、車端部に設置せずに通勤車両に合わせた位置に設置している。また、先頭の流線形のラインを崩さないよう、23000系伊勢志摩ライナーと同様に連結器は格納式とされている。編成[編集]
MT比3M3T︵電動車3両・付随車1両・制御車2両︶で6両編成を基本としており、8両編成はそこにモ80700形とサ80800形を組込み4M4Tとし、6両編成は大阪側から﹁大阪難波←ク80100形 - モ80200形 - サ80300形 -モ80400形 - モ80500形 - ク80600形→近鉄名古屋﹂で構成され、8両編成は﹁大阪難波←ク80100形 - モ80200形 - サ80300形 -モ80700形 - サ80800形 -モ80400形 - モ80500形 - ク80600形→近鉄名古屋﹂で構成される。8両編成に組み込まれるモ80700形の近鉄名古屋方とサ80800形の大阪難波方には、4両編成単位に分割できるように簡易運転台が備えている。また、制御装置︵VVVFインバータ制御装置︶と主電動機︵かご形三相誘導電動機︶は、電動車の車両番号の十位が﹁0﹂と﹁5﹂の車両は三菱電機製、電動車の車両番号の十位が﹁1﹂の車両は日立製作所製となっており、電動機出力は三菱電機製と日立製作所製では10kwの違いがある。編成定員は6両編成は239名︵プレミアム車両42名・レギュラー車両 197名︶、8両編成は327名︵プレミアム車両42名・レギュラー車両 285名︶となっている。外観[編集]
車内設備[編集]
先頭車両はハイデッカー構造で、バックシェル構造を採用したプレミアムシートが3列に配置されており、プレミアム車両と呼ばれる。バックシェル構造は、リクライニングを行っても後ろの席の空間が狭められることはない[1]。シートピッチは国内最大級の1300mmで、クリーム色と茶色を基調とした内装でまとめられている。デッキにはカフェスポットが設けられており、飲料や軽食を購入することが可能である。また大型荷物を収納できるロッカーも設けられている。 中間車両はこちらもバックシェル構造を採用したレギュラーシートが4列に配置されている、レギュラー車両であるがシートピッチはJR各社の特急車両用グリーン車と同等の1160mmで、灰色と茶色を基調とした内装でまとめられている。モ80500、モ80200、モ80400にはロッカーが、モ80400には喫煙室が、サ80300には車椅子スペース、多目的トイレ設けられている。 いずれも、通常の特別急行料金の他に特別車両料金を徴収するが、ビジネス需要を重視していることや他交通機関との競合が激しい名阪特急での運用に特化していることから、プレミアムシートはしまかぜ︵50000系︶と、またレギュラーシートは青の交響曲︵16200系︶と比較して安価に抑えられている[2][3]。「近鉄特急#料金制度」も参照
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プレミアム車両客室内
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プレミアムシート
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レギュラー車両客室内
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レギュラーシート
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一部車両のデッキに設けられたフリースペース
運用[編集]
主に大阪難波駅 - 近鉄名古屋駅間の名阪甲特急と、大阪難波駅 - 近鉄奈良駅間の阪奈特急で運用されている。
名阪特急に︵汎用車以外の︶新車が投入されるのは18年ぶりで、営業運転開始前には数多くのイベントが行われた。2020年2月8日には有料試乗会、2月15日には五位堂検修車庫でお披露目会、2月16日には青山町車庫で有料撮影会がそれぞれ開催された。2月22日から3月1日にかけて予定されていた無料試乗会は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて延期されることとなった[4]。
参考文献[編集]
- 「ベールを脱いだ"ひのとり"80000系電車」『とれいん』第46巻第1号、株式会社エリエイ プレス・アイゼンバーン、2020年1月、6-11頁。
脚注[編集]
(一)^ “近鉄の名阪特急に新型80000系…﹁グランクラス﹂並のプレミアム車両連結 2020年3月14日導入4枚目の写真”. 2019年12月27日閲覧。
(二)^ "新型名阪特急 2020年春デビュー! ~くつろぎのアップグレード 名阪特急 次の時代へ~" (PDF) (Press release). 近畿日本鉄道株式会社. 11 January 2018. 2019年8月31日閲覧。
(三)^ "新型名阪特急﹁ひのとり﹂ 2020年3月14日︵土︶デビュー! ~くつろぎのアップグレード 名阪特急 次の時代へ~" (PDF) (Press release). 近畿日本鉄道株式会社. 30 August 2019. 2019年8月31日閲覧。
(四)^ ﹁ひのとり﹂試乗会延期のお知らせ - 近畿日本鉄道株式会社、2020年2月19日
関連項目[編集]
- 近鉄特急
- 近鉄21000系電車 - 「アーバンライナーplus」の愛称があり、6両編成及び8両編成で名阪特急に充当されている。
- 近鉄21020系電車 - 「アーバンライナーnext」の愛称があり、6両編成で名阪特急に充当されている。
外部リンク[編集]
概要[編集]
車体[編集]
電源・制御機器[編集]
台車[編集]
運用[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
JR東日本GV-E400系気動車 | |
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主要諸元 | |
最高速度 | 100 km/h |
車両定員 |
座席36・立席99(GV-E400) 座席40・立席111(GV-E401) 座席51・立席121(GV-E402) |
自重 |
42.2t (GV-E400) 40.3t (GV-E401) 39.7t (GV-E402) |
車体長 | 20000 mm |
車体幅 | 2800 mm |
車体高 | 3640 mm |
台車 |
軸梁式ボルスタレス台車 DT87(動台車) TR270(従台車) |
機関 | DMF15HZB-G直噴式直列6気筒ディーゼルエンジン |
機関出力 | 450PS/2000rpm |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 MT81 |
主電動機出力 | 105kw |
制御方式 | コンバータ+VVVFインバータ制御 |
制御装置 | C127形主変換装置 |
制動装置 |
電気指令空気ブレーキ 抑速ブレーキ 機関・排気ブレーキ 直通予備ブレーキ 耐雪ブレーキ |
保安装置 |
統合型ATS装置(ATS-P・ATS-Ps) EB 乗務員無線、防護無線 デッドマン装置 |
気動車(けいきどうしゃ)