利田神社
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利田神社 | |
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所在地 | 東京都品川区東品川1-7-17 |
主祭神 | 市杵島姫命 |
創建 | 寛永3年(1626年) |
利田神社︵かがたじんじゃ︶は、東京都品川区の神社。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b1/Kujira-zuka_01.JPG/200px-Kujira-zuka_01.JPG)
鯨塚
当社の境内には、﹁鯨塚﹂と呼ばれる墓がある。1798年︵寛政10年︶に品川沖に迷い込み、仕留められた鯨を埋葬した場所である。当時は江戸市中が大騒ぎとなり、鯨を一目見んと野次馬が殺到したという。江戸幕府11代将軍・徳川家斉も、この鯨を浜御殿︵現浜離宮恩賜庭園︶まで曳かせて供覧したという[1][2]。
俳人谷素外もこの鯨の騒動を詠んでいる[1]。
江戸に鳴る 冥加やたかし なつ鯨
概要[編集]
1626年︵寛永3年︶に創建された。洲崎︵目黒川河口の品川湊の砂州︶に沢庵宗彭が弁才天を勧請したのが起源である。当時は﹁洲崎弁天﹂と呼ばれ、修験道当山派の修験者が堂宇を管理していた[1]。 明治時代の神仏分離政策に伴い、弁才天に相当する日本古来の神﹁市杵島姫命﹂に祭神を変更し、﹁利田神社﹂と称する神社になった。﹁利田﹂とは、江戸時代の品川宿名主だった﹁利田氏﹂に由来する[1]。鯨塚[編集]
交通アクセス[編集]
- 新馬場駅より徒歩5分。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 平野栄次 著『品川区史跡散歩 (東京史跡ガイド9)』学生社、1993年