国体文化
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国体文化 | |
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ジャンル | 保守・民族派 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
出版社 | 日本国体学会 |
編集長 | 金子宗徳(2015~) |
刊行期間 | 大正15年(1926年) - 現在 |
ウェブサイト | 月刊「国体文化」のご案内 |
﹃国体文化﹄︵こくたいぶんか︶は、里見日本文化学研究所・日本国体学会から刊行されている月刊誌[1]。
概要[編集]
大正15年︵1926年︶に、国体学者里見岸雄の研究機関であった里見日本文化学研究所から﹃日本文化﹄として創刊され、何度かの改題を経て[2]平成18年︵2006年︶4月から現名称。平成29年︵2017年︶現在、編集長は金子宗徳。 書店での販売はなく、日本国体学会のウェブサイトを通じた販売のみ。定価500円。年間購読料は誌友5,000円・会員10,000円[3]。 ﹁国家なき時代を領導する﹂とのキャッチフレーズを掲げ、グローバル化が進む時代だからこそ﹁人類社会の模範たり得る︿国体﹀を改めて見直し、現実の国家に反映させること﹂が必要と主張。﹁我が国の将来に関して真摯な議論を展開する言論誌でありたい﹂という姿勢を堅持[4]し、国体・皇室問題については、著名な言論人にも厳しい批判を加える。﹃WiLL﹄に対しての批判[編集]
﹃WiLL (雑誌)﹄︵平成28年6月号︶に掲載された西尾幹二・加地伸行の対談﹁いま再び皇太子さまに諫言申し上げます﹂に対し、金子宗徳の﹁西尾幹二・加地伸行への断筆勧告﹂を掲載した[5]が、これについて中島岳志は﹁国体論の本質を追究することで、右派論壇の問題点をあぶり出す議論は、傾聴に値する﹂と評価している[6]。脚注[編集]
(一)^ “国体文化 : 日本国体学会機関誌 : 里見日本文化学研究所発表機関 : 立正教団発表機関”. 国立国会図書館サーチ 2018年2月5日閲覧。
(二)^ “月刊﹁国体文化﹂の沿革”. 2017年4月23日閲覧。
(三)^ “月刊﹁国体文化﹂の﹁入会・購読案内﹂参照。”. 2017年4月23日閲覧。
(四)^ “月刊﹁国体文化﹂の御案内参照。”. 2017年4月23日閲覧。
(五)^ “西尾幹二・加地伸行への断筆勧告︵﹁国体文化﹂平成28年6月号︻﹃WiLL﹄不敬記事糾弾︼︶参照。”. 2017年4月23日閲覧。
(六)^ “<天皇とは 国民的議論を お気持ちをめぐる﹁ねじれ﹂>中島岳志。東京新聞2016年9月27日掲載。”. 2017年4月23日閲覧。