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研究内容・業績[編集]
●本人が﹁私の考古学はただの考古学ではない。考古民俗学︵または民俗考古学︶だ﹂と言うように、文献史学・民俗学・考古学三位一体のスケールの大きな古代研究が特徴。神道考古学を体系化した。
●折口信夫の五博士のうちの一人。
●主著は﹃大場磐雄著作集﹄全八巻など。
受賞・栄典[編集]
●1972年‥学術教育文化功労により銀盃を受ける。
●1975年‥勲三等瑞宝章を授与される。
エピソード[編集]
●中学時代から採集旅行に頻繁に出かけ、歴史地理学会、日本考古学会、アイヌ研究会などに所属していた。大学時代も、鍬を持ちよく採集に行っていたという。
●酒豪であった。
●國學院大學在学時の国史科のクラス会では、民謡、小唄、カッポレ、さらには自作の大津絵まで披露し、芸達者な一面があった。
●卒業論文が、西洋史の小林秀雄教授より﹁体を成しているのは谷川君︵大場の旧姓︶のだけだ﹂と評された。なお、卒業に際しては優等賞を受けている。
●1941年に日本古代文化学会の発起人に名を連ねている。
●﹃日本考古学概説﹄ 日東書院、1934年
●﹃考古学﹄ 建設社、1935年
●﹃日本古文化序説﹄ 明世堂、1943年
●﹃神道考古学論攷﹄ 葦牙書房、1943年
●﹃古代農村の復原 登呂遺跡研究﹄ あしかび書房、1948年
●﹃日本考古学新講﹄ あしかび書房、1948年
●﹃考古学ものがたり﹄ あかね書房、1952年
●﹃まつり 考古学から探る日本古代の祭﹄ 学生社、1967年
●﹃祭祀遺跡 神道考古学の基礎的研究﹄ 角川書店、1970年
●﹃常陸大生古墳群﹄ 雄山閣、1971年
●﹃考古学上から見た古氏族の研究﹄ 永井出版、1975年
●﹃大場磐雄著作集﹄全8巻 雄山閣出版、1975-1976年
●(1)先史文化論考 上
●(2)先史文化論考 下
●(3)原史文化論考
●(4)歴史考古学論考
●(5)古典と考古学
●(6)記録考古学史楽石雑筆 上
●(7)記録考古学史楽石雑筆 中
●(8)記録考古学史楽石雑筆 下
参考文献[編集]
●署名なし﹁第三十回卒業式﹂﹃國學院雜誌﹄第28巻第4号、國學院大學、1922年、77-80頁。
●署名なし﹁大場磐雄先生略年譜﹂﹃信濃﹄第27巻第10号、信濃史学会、1975年、857-867頁。
外部リンク[編集]
●大場磐雄博士資料の研究︵國學院大學学術フロンティア︶
(一)^ 署名なし 1922