出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
●﹃淡雅雑著﹄上巻﹁保福秘訣﹂・中巻﹁富貴自在﹂
(一)^ 菊地とも。
(二)^ 菊池家の婿であったが終生大橋姓を名乗った。
(三)^ 書画商安西雲煙らと書画の展覧会・鑑定会を開催した。 佐藤温﹁豪商大橋淡雅における文事と時局﹂
(四)^ 南画家の杏所は淡雅の娘・巻子に恋焦がれるも、娘婿として儒学者を強く望んでいた淡雅の反対で想いは報われることはなかった。そもそも商家の淡雅に対し、杏所の本職は武家︵水戸藩士︶である。杏所は傷心を癒すためか巻子への想いを募らせて楊貴妃図を描いている。
(五)^ 他に山口管山・塘宅山・関藍梁・大窪詩仏・巻菱湖・小山靄外・大竹蔣塘・相沢石湖・山内香雪など
(六)^ のちに菊池家が経営する東海銀行︵名古屋の東海銀行とは別の銀行︶の名の由来となる
●長嶋元重・稲木宏済・雨宮義人共編 ﹁下野幕末の文人画人﹂下野文人・画人実行委員会、1984年︵昭和59年︶