小さなふるい機関車
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『汽車のえほん14 小さなふるい機関車』(きしゃのえほん14 ちいさなふるいきかんしゃ)(原題The Little old Engine)は、低学年の児童向け絵本シリーズ「汽車のえほん」の第14巻である。
著者 | ウィルバート・オードリー |
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絵 | ジョン・ケニー |
国 | イギリス |
言語 | 英語 |
ジャンル | 絵本 |
出版社 | エドモンド・ワード社(1959年 - 1968年) ケイ&ワード社(1968年 - 1998年) エグモント社(1998年 - ) |
出版日 | 1959年 |
前作 | ダックとディーゼル機関車 |
次作 | ふたごの機関車 |
概要[編集]
1959年にイギリスで発行されたウィルバート・オードリー牧師執筆による汽車のえほんシリーズの第14巻。4話の短編作品を収録。挿絵はジョン・ケニーが担当。ポプラ社から1974年11月に日本語訳が出版されていたが、2004年頃一旦絶版。2005年に新装改訂版が出版された。2010年にミニ新装版が発売された。
成立の過程と作品背景[編集]
1945年から、ほぼ毎年に1巻ずつ続巻してきた本シリーズの第14巻。スカーロイ鉄道の機関車を描いた内容となっている。収録作品[編集]
●ピーター・サムとラスティー (Trucks!) ●かえってきたスカーロイ (Home at Last) ●ダンカンのロックンロール (Rock 'n' Roll) ●小さなふるいふたごの機関車 (Little Old Twins)登場機関車[編集]
テレビシリーズの機関車紹介と重複する解説は省略、本巻の内容で特筆すべきものを紹介。
メインキャラクター
●ゴードン
●ヘンリー
●ジェームス
●スカーロイ‥修理から帰ってくる。また、﹃小さなふるいふたごの機関車﹄にてモデル機関車のタリスリンを紹介したときのみ、一人称が普段の﹁僕﹂から﹁私﹂に変わっている。
●サー・ハンデル‥無骨さを強調して描いたダルビーと比べると、かなりスマートになっている。
●ピーター・サム
サブキャラクター
●ダンカン‥初登場。タリスリン鉄道の﹁ダグラス﹂がモデル。ちょうど1959年はロックンロールの最盛期であった。
●ラスティー‥初登場。同鉄道の﹁ミッドランダー﹂がモデル。名前はメーカーのラストン&ホーンズビー社(Ruston&Hornsby)と、錆び付いている(Rusty) 、男子名ラッセル(Russell)の愛称形ラスティー(Rusty)と、三つの意味が掛けられている。
●スカーロイ鉄道の客車‥無蓋客車のエイダ、ジェーン、メイブル、車掌車のコーラ、ボギー車のガートルード、ミリセントが初登場する。
●タリスリン‥最終ページに登場。