小堀憲
小堀 憲︵こぼり あきら 1904年9月10日 - 1992年12月8日︶は、日本の数学者、科学史家、教育者。専門分野は複素解析学。
経歴[編集]
1904年︵明治37年︶、福井県三方町に生まれる[1]。1929年︵昭和4年︶に京都帝国大学理学部数学科を卒業後、同大理学部副手講師、新潟高等学校 (旧制)教授、第三高等学校 (旧制)教授を務めた後、1945年︵昭和20年︶京都大学助教授、1949年︵昭和24年︶同大教授に就任。 1956年︵昭和31年︶イタリアのフィレンツェで開催された第8回国際科学史会議に日本代表として出席。1967年︵昭和42年︶京都府立大学学長、1971年︵昭和46年︶京都産業大学教授、後に同大副総長[2]。受章歴[編集]
- 1973年(昭和48年)レジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)[3]
- 1975年(昭和50年)勲二等瑞宝章
主な著作[編集]
- 『大数学者』 弘文堂 1929年
- 『数学史鈔』 秋田屋 1946年
- 『アンリ・ポアンカレ』 創元社 1948年
- 『数学入門』 創元社 1949年
- 『数学通論』 大明堂 1951年
- 『数学史』 朝倉書店 1956年
脚注[編集]
- ^ “小堀憲「20世紀日本人名事典」”. 日外アソシエーツ (2004年). 2022年10月14日閲覧。
- ^ 小堀憲『出身県別 現代人物事典 西日本版』p386 サン・データ・システム 1980年
- ^ “小堀憲”. 筑摩書房. 2022年10月14日閲覧。