山田将之 (サッカー選手)

名前
愛称	やま、やまちゃん
カタカナ	ヤマダマサユキ
ラテン文字	YAMADA Masayuki
基本情報
国籍	日本
生年月日	1994年10月1日（29歳）
出身地	埼玉県所沢市
身長	186cm
体重	80kg
選手情報
在籍チーム	福島ユナイテッドFC
ポジション	DF
背番号	2
利き足	右足
クラブ1
	1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月12日現在。; ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

山田将之︵やまだまさゆき、1994年 10月1日 - ︶は、埼玉県所沢市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・福島ユナイテッドFC所属。ポジションはディフェンダー︵DF︶。

来歴[編集]

プロ入り前[編集]

中学2年時、センターバック︵CB︶に転向^[3]。2010年、青森山田高校に進学。大型CBとして守備の中軸を担い^[4]、2012年度の全国高校選手権ではベスト16に終わるも同期の室屋成と共に優秀選手に選出。同賞受賞選手から構成された日本高校選抜にも参加し、デュッセルドルフ国際ユース大会で初優勝を果たした^[5]^[6]。 2013年、法政大学に進学し同学サッカー部に入部。2年次にはポジションをCBから右サイドバック︵SB︶に移し^[3]、攻撃性を磨いた^[^7]。また、同年から全日本大学選抜に選出されていたが、負傷により辞退して以後なかなか復帰のタイミングが合わず^[8]、2015年のユニバーシアードではバックアップメンバー登録に留まった^[9]。2016年3月、FC東京の特別指定選手に指定され^[10]、同月20日のJ3リーグ第2節琉球戦で早速Jリーグ出場。6月16日には翌2017年からのFC東京加入内定が発表された^[11]。

FC東京[編集]

2017年、法政大学からFC東京に入団。CBにしぼってポジション争いに臨んだ^[1]。U-23チームに配され、J3第1節富山戦でプロデビュー^[12]。J3第17節鳥取戦では、小川諒也の放つコーナーキックに^[13] 自身の長所である打点の高いヘディング^[2] を合わせてリーグ初得点を記録。7月26日、ルヴァンカップ・プレーオフ第2戦のサンフレッチェ広島戦では怪我が続出したため、トップチームのスタメンに抜擢されてベスト8進出に貢献した^[14]。7月30日、第19節のアルビレックス新潟戦でリーグ戦デビューを飾った。11月26日、J1第33節のサンフレッチェ広島戦でJ1リーグ初得点を決めた^[15]。

レンタル時代[編集]

2019年シーズンは、J2リーグ・FC町田ゼルビアに期限付き移籍^[^16]。しかし、町田では思うような出場機会を得られず、7月28日にアビスパ福岡に期限付きで移籍することが発表された^[17]。福岡移籍後は、3バックの一角として出場機会を増やした。11月24日の鹿児島ユナイテッドFCとのリーグ最終節では72分に初瀬亮のコーナーキックから決勝点を挙げ、J2リーグ戦の19,000得点目を記録した^[18^]。 2020年シーズンはツエーゲン金沢に期限付き移籍^[19] したが、リーグ戦3試合の出場にとどまった。

大宮アルディージャ[編集]

2020年10月20日に大宮アルディージャへ期限付き移籍^[20]^[2^1]。12月2日、J2リーグ第38節の愛媛FC戦において、23分に翁長聖のクロスからヘディングでゴールを挙げ、同リーグ戦の20,000得点目を記録^[22]。J2リーグで同一選手が節目の記念ゴールを2度以上決めた事例としては、500得点目と2,500得点目を記録したジョルジーニョ以来、史上2人目の快挙となった^[23]。2021年、完全移籍に移行。2022年11月14日、契約満了が発表された^[24]。

藤枝MYFC[編集]

2023年、藤枝MYFCへ加入^[25]。シーズン前半はサブ起用が中心であった。6月7日の天皇杯、ベガルタ仙台戦で右半腱様筋肉離れで全治2-3週間と診断を受けるも約1ヶ月で戦線に復帰した。しかしながら8月以降は出番を減らし^[26]^[27]、同年11月18日、藤枝MYFCは契約満了を発表した^[28]。

福島ユナイテッドFC[編集]

2024年、福島ユナイテッドFCへ加入^[29]。

所属クラブ[編集]

南ファイターズサッカー団^[10]
NPO法人ワセダクラブ Forza'02^[10]
2010年 - 2012年青森山田高校
2013年 - 2016年法政大学
- 2016年3月 - 同年12月 FC東京 (特別指定選手)
2017年 - 2021年 FC東京
- 2019年 - 2019年7月 FC町田ゼルビア（期限付き移籍）
- 2019年7月 - 同年12月アビスパ福岡（期限付き移籍）
- 2020年 - 同年10月ツエーゲン金沢（期限付き移籍）
- 2020年10月 - 2021年大宮アルディージャ（期限付き移籍）
2022年大宮アルディージャ
2023年藤枝MYFC
2024年福島ユナイテッドFC

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度	クラブ	背番号	リーグ	リーグ戦		リーグ杯		オープン杯		期間通算
年度	クラブ	背番号	リーグ	出場	得点	出場	得点	出場	得点	出場	得点
日本				リーグ戦		リーグ杯		天皇杯		期間通算
2017	FC東京	36	J1	3	1	2	0	0	0	5	1
2018	FC東京	22	J1	0	0	4	0	0	0	4	0
2019	町田	4	J2	0	0	-		0	0	0	0
2019	福岡	4		11	1	-		0	0	11	1
2020	金沢	2		3	0	-		-		3	0
2020	大宮	43		12	1	-		-		12	1
2021		43		15	0	-		1	0	16	0
2022		4		9	0	-		1	0	10	0
2023	藤枝	4		17	1	-		1	0	18	1
2024	福島	2	J3
通算	日本		J1	3	1	6	0	0	0	9	1
	日本		J2	67	3	-		3	0	70	3
	日本		J3
総通算				70	4	6	0	3	0	79	4

国内大会個人成績
年度	クラブ	背番号	リーグ	リーグ戦		期間通算
年度	クラブ	背番号	リーグ	出場	得点	出場	得点
日本				リーグ戦		期間通算
2016	F東23	36	J3	7	0	7	0
2017		36		25	3	25	3
2018		22		22	1	22	1
通算	日本			J3	54	4	54	4
総通算				54	4	54	4

2016年は特別指定選手

出場歴

2016年3月20日：Jリーグ初出場 - J3第02節 vsFC琉球 (味の素フィールド西が丘)
2017年7月15日：Jリーグ初得点 - J3第17節 vsガイナーレ鳥取 (とりぎんバードスタジアム)

タイトル[編集]

チーム[編集]

青森山田高校

JFAプリンスリーグ (2010年)

法政大学

関東大学サッカーリーグ戦2部 (2014年)

代表[編集]

日本高校選抜

デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会 (2012年)

個人[編集]

全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会優秀選手 (2012年)^[11]
全国高等学校サッカー選手権大会優秀選手 (2012年)^[11]

代表・選抜歴[編集]

日本高校選抜
- 2013年 NEXT GENERATION MATCH^[30]
- 2013年デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会^[5]
全日本大学選抜
- 2015年第28回夏季ユニバーシアードサッカー競技バックアップメンバー^[9]
関東選抜B
- 2016年デンソーカップサッカー

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

(一)^ ^a ^b ^c﹃Jリーグ選手名鑑2017 J1・J2・J3 (エル・ゴラッソ特別編集)﹄三栄書房、2017年、64頁。 (二)^ ^a ^b ^c﹃サッカーダイジェスト No.1379﹄日本スポーツ企画出版社、2017年、55頁。 (三)^ ^a ^b︻注目ルーキー︼青森山田を経て“究極のストイック”に…法政大DF山田将之、覚悟のFC東京加入 SOCCERKING (2017年1月20日) (四)^ チーム紹介｜高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プレミアリーグ日本サッカー協会 (五)^ ^a ^b日本高校選抜チーム直前合宿・欧州遠征メンバ－日本サッカー協会 (2013年3月18日) (六)^ “日本高校選抜、ドイツでの国際ユースサッカー大会で初優勝！”. Goal.com (2013年4月2日). 2013年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月18日閲覧。 (七)^ MOM307 法政大DF山田将之(2年) 成長遂げた右SBがエース封じにゴールもゲキサカ (2014年8月6日) (八)^ 全日本大学選抜DF山田将之(法政大)﹁もっと上に目を向けて﹂ゲキサカ (2015年5月1日) (九)^ ^a ^b第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子サッカー日本代表メンバーリスト (PDF) 全日本大学サッカー連盟 (2015年5月11日) (十)^ ^a ^b ^c2016年JFA・Jリーグ特別指定選手に2選手を承認日本サッカー協会 (2016年3月9日) (11)^ ^a ^b ^c山田将之選手(法政大学)来季新加入内定のお知らせFC東京 (2016年6月16日) (12)^ ﹁J3という自分が与えられた場で…﹂大卒ルーキー山田将之の決意ゲキサカ (2017年3月12日) (13)^ 明治安田生命J3リーグ選手コメントJリーグ (2017年7月15日) (14)^ “急造3バック”で完封勝利に貢献、山田将之﹁3バックでも自分の良さは出せる﹂ゲキサカ︵2017年7月26日︶ (15)^ ︻FC東京︼以心伝心!?　“良いキッカー”太田宏介のCKを仕留めた“怖がらない”山田将之サッカーダイジェスト︵2017年11月27日︶ (16)^ 法政大出身のFC東京DF山田将之、来季は町田へ期限付き移籍ゲキサカ︵2018年12月20日︶ (17)^ 山田将之選手　FC東京より期限付き移籍加入のお知らせアビスパ福岡︵2019年7月28日︶ (18)^ “Ｊ2リーグ戦　通算１９,０００ゴール！”. J.LEAGUE.jp (2019年11月24日). 2019年11月27日閲覧。 (19)^ ﹃山田将之選手FC東京より期限付き移籍加入のお知らせ﹄︵プレスリリース︶ツエーゲン金沢、2019年12月25日。2020年10月21日閲覧。 (20)^ ﹃山田将之選手FC東京より期限付き移籍﹄︵プレスリリース︶大宮アルディージャ、2020年10月20日。2020年10月21日閲覧。 (21)^ ﹃山田将之選手大宮アルディージャへ期限付き移籍のお知らせ﹄︵プレスリリース︶FC東京、2020年10月20日。2020年10月21日閲覧。 (22)^ “祝!J2・2万ゴール到達!!大宮DF山田将之がメモリアル弾”. ゲキサカ. 2020年12月5日閲覧。 (23)^ “J２リーグ38節で通算2万ゴールのメモリアル弾！大宮DF山田将之がJ２史上二人目となる快挙を達成 | サッカーダイジェストWeb”. www.soccerdigestweb.com. 2020年12月5日閲覧。 (24)^ ﹃山田将之選手契約満了のお知らせ﹄︵プレスリリース︶大宮アルディージャ、2022年11月14日。2022年12月3日閲覧。 (25)^ ﹃山田将之選手大宮アルディージャより完全移籍加入のお知らせ﹄︵プレスリリース︶藤枝MYFC、2022年12月3日。2022年12月3日閲覧。 (26)^ “藤枝、金浦真樹&山田将之が負傷…ともに天皇杯で”. 超サッカー (2023年6月12日). 2023年11月18日閲覧。 (27)^ “選手名鑑”. Jリーグ (2023年). 2023年11月18日閲覧。 (28)^ “契約満了選手のお知らせ”. 藤枝MYFC (2023年11月18日). 2023年11月18日閲覧。 (29)^ ﹃山田将之選手加入決定のお知らせ﹄︵プレスリリース︶福島ユナイテッドFC、2024年1月6日。2024年1月12日閲覧。 (30)^ ︻FUJI XEROX SUPER CUP 2013︼NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜vs日本高校サッカー選抜参加選手・スタッフ決定のお知らせJリーグ (2013年2月14日)

外部リンク[編集]

山田将之 - Soccerway.com (英語)
山田将之 - FootballDatabase.eu (英語)
山田将之 - WorldFootball.net (英語)
山田将之 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
山田将之 - J.League Data Siteによる選手データ
山田将之 - TheFinalBall.com (英語)
Masayuki Yamada (masayuki.yamada.1428) - Facebook
Masayuki Yamada (@masayuki36) - Instagram
山田将之 (@1001ays) - X（旧Twitter）

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表話編歴 J2記念ゴール
1 - 10,000	1 岡元勇人 1999.3.14 500 ジョルジーニョ 2000.3.12 1,000 鳴尾直軌 2000.10.1 1,500 エジミウソン 2001.7.28 2,000 小石龍臣 2002.4.20 2,500 ジョルジーニョ 2002.11.10 3,000 アウグスト 2003.8.30 3,500 バロン 2004.6.26 4,000 永井俊太 2005.5.7 4,500 高橋健二 2005.11.23 5,000 アジエル 2006.7.29 5,500 酒本憲幸 2007.4.15 6,000 アンドレ 2007.9.29 6,500 レオナルド 2008.6.11 7,000 関口訓充 2008.12.6 7,500 小松塁 2009.6.24 8,000 大西容平 2009.10.4 8,500 倉田秋 2010.6.6 9,000 東慶悟 2010.12.4 9,500 宮吉拓実 2011.8.27 10,000 平本一樹 2012.3.17
10,500 - 20,000	10,500 キローラン木鈴 2012.7.8 11,000 高山薫 2012.11.11 11,500 高原直泰 2013.6.15 12,000 ドウグラス 2013.9.29 12,500 青木孝太 2014.5.3 13,000 城後寿 2014.9.6 13,500 片山瑛一 2015.4.5 14,000 川辺駿 2015.8.1 14,500 島屋八徳 2016.4.3 15,000 鄭大世 2016.7.24 15,500 船山貴之 2017.3.4 16,000 吉田眞紀人 2017.6.25 16,500 阪野豊史 2017.10.14 17,000 安柄俊 2018.5.6 17,500 北爪健吾 2018.8.25 18,000 ヨルディ・バイス 2019.4.7 18,500 ライアン・デ・フリース 2019.8.4 19,000 山田将之 2019.11.24 19,500 オウンゴール 2020.9.13 20,000 山田将之 2020.12.2
20,500 - 30,000	20,500 オウンゴール 2021.5.23 21,000 池上丈二 2021.10.17 21,500 石川啓人 2022.4.17 22,000 一美和成 2022.8.6 22,500 鈴木喜丈 2023.3.25 23,000 チャン・ミンギュ 2023.7.5 23,500 デラトーレ 2023.11.4
得点王(J1 - J2 - J3) - 記念ゴール(J1 - J2 - J3)