岡部いさく
岡部いさく | |
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ペンネーム | 岡部ださく |
誕生 |
岡部いさく[1] 1954年1月30日(70歳) 埼玉県浦和市 |
職業 | 軍事評論家・作家・イラストレーター |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 学習院大学文学部フランス文学科卒業 |
ジャンル | 軍事 |
ウィキポータル 文学 |
岡部 いさく︵おかべ いさく︶は、日本の軍事評論家[2]。作家・イラストレーター。
略歴[編集]
航空雑誌﹃月刊エアワールド﹄編集者、艦艇雑誌﹃月刊シーパワー﹄編集長を経て、軍事関連のフリーの評論家となる。 2018年7月現在、自衛隊関係のテレビ番組やDVDの監修を行っている[3]。人物[編集]
﹃月刊モデルグラフィックス﹄誌上等にて﹁岡部ださく﹂のペンネームで﹃世界の駄っ作機﹄シリーズも執筆。またF1ファンでもあることから、雑誌﹃F1グランプリ特集﹄︵ソニー・マガジンズ︶では航空機とF1マシンに共通するテクノロジーを取り上げるコラム﹃スピンオフ﹄を連載している。
漫画﹃エロイカより愛をこめて﹄に脚本アドバイザーとして参加。
アニメ﹃ストラトス・フォー﹄のOVA第2シリーズである﹃ストラトス・フォー アドヴァンス﹄に軍事評論家として実名で登場し、声も担当した。また、フジテレビ系列で放送された﹃海猿﹄のテレビドラマ﹃海猿 UMIZARU EVOLUTION﹄にも軍事評論家役で出演している。
ガンダムファンとしても知られ、アニマックスで放送された劇場版﹃機動戦士Ζガンダム﹄の特別番組に出演し、エマ・シーンのファンであると語った。﹃マスターピース ゼータ・ガンダム﹄ではサイド6のリーアコロニー出身の軍事評論家﹁イサク・オカベ﹂としてΖガンダムに関する考察文を書いている。また、﹃機動戦士ガンダム00﹄には、設定協力として制作に参加する。
また、12作目﹃アーマード・コア フォーアンサー﹄のプロモーションでは当該世界に住む軍事評論家として、登場するACやAF等の兵器などの解説をした動画が配信された。
家族・親族[編集]
父は漫画家の岡部冬彦。姉は漫画家のおかべりか。妹はイラストレーターの水玉螢之丞。画家で作家、登山家の岡部一彦は父である岡部冬彦の兄で、岡部いさくの伯父にあたる。著書[編集]
単著[編集]
●﹃クルマが先か? ヒコーキが先か?﹄二玄社、2002年11月。ISBN 9784544040821。 ●﹃クルマが先か? ヒコーキが先か?﹄ Mk.Ⅱ、二玄社、2005年4月。ISBN 9784544040982。 ●﹃クルマが先か? ヒコーキが先か?﹄ Mk.Ⅲ、二玄社、2007年3月。ISBN 9784544400151。 ●﹃クルマが先か? ヒコーキが先か?﹄ Mk.Ⅳ、二玄社、2011年1月。ISBN 9784544400496。 ●﹃クルマが先か? ヒコーキが先か?﹄ Mk.Ⅴ、二玄社、2011年3月。ISBN 9784544400502。 ●﹃世界の駄っ作機 番外編﹄大日本絵画、2004年9月。ISBN 9784499228534。 ●﹃世界の駄っ作機 番外編 蛇の目の花園2﹄大日本絵画、2010年7月。ISBN 9784499230247。 ●﹃世界の駄っ作機 番外編 蛇の目の花園3﹄大日本絵画、2019年3月。ISBN 9784499232579。 ●﹃英国軍艦勇者列伝﹄大日本絵画、2012年6月。ISBN 9784499230865。 ●﹃いさくの艦艇モデルノロヂオ﹄イカロス出版、2019年4月。ISBN 9784802206747。岡部ださく名義[編集]
●﹃世界の駄っ作機﹄大日本絵画、1999年1月。ISBN 9784499226899。 ●﹃世界の駄っ作機﹄︵増補改訂版︶大日本絵画、2017年6月。ISBN 9784499232111。 ●﹃世界の駄っ作機﹄ 2巻、大日本絵画、2000年9月。ISBN 9784499227261。 ●﹃世界の駄っ作機﹄ 3巻、大日本絵画、2003年9月。ISBN 9784499228237。 ●﹃世界の駄っ作機﹄ 4巻、大日本絵画、2009年6月。ISBN 9784499229906。 ●﹃世界の駄っ作機﹄ 5巻、大日本絵画、2009年11月。ISBN 9784499230063。 ●﹃世界の駄っ作機﹄ 6巻、大日本絵画、2012年3月。ISBN 9784499230759。 ●﹃世界の駄っ作機﹄ 7巻、大日本絵画、2014年3月。ISBN 9784499231299。 ●﹃世界の駄っ作機﹄ 8巻、大日本絵画、2017年8月。ISBN 9784499232173。 ●﹃世界の駄っ作機﹄ 9巻、大日本絵画、2019年8月。ISBN 9784499232708。共著[編集]
●石川潤一、岡部いさく、能勢伸之﹃検証 日本着弾 ﹁ミサイル防衛﹂とコブラボール﹄扶桑社、2001年9月。ISBN 9784594032401。 ●G-アミューズ編集部編集 編﹃マスターピース ゼータ・ガンダム﹄SBクリエイティブ、2006年10月。ISBN 9784797334623。 ●押井守、岡部いさく﹃戦争のリアル﹄エンターブレイン、2008年3月。ISBN 9784757741447。 ●GA Graphic編集部編集 編﹃ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー﹄SBクリエイティブ、2010年6月。ISBN 9784797356939。 ●中野耕志、岡部いさく﹃ビジュアル・マスターファイル F-14トムキャット﹄SBクリエイティブ、2012年11月。ISBN 9784797371734。翻訳[編集]
●ビル・スウィートマン﹃モスキート﹄渡部利久イラストレーター、河出書房新社︿世界の偉大な戦闘機7﹀、1983年8月。 ●シェパード・ペイン﹃シェパード・ペインの戦車の作り方﹄大日本絵画︿月刊モデルグラフィックス 別冊﹀、1985年7月。 ●Eric Lefevre﹃パンツァーズ・イン・ノルマンディ﹄大日本絵画︿月刊モデルグラフィックス 別冊﹀、1988年3月。 ●ジャン・ポール・パリュ﹃アルデンヌ1944 バルジ戦のパイパーとスコルツェニー﹄大日本絵画︿月刊モデルグラフィックス 別冊﹀、1988年8月。 ●ビル・ガンストン﹃現代の戦闘機﹄ホビージャパン︿イラストレイテッド・ガイド1﹀、1988年8月。 ●ビル・ガンストン﹃スパイ機﹄ホビージャパン︿イラストレイテッド・ガイド4﹀、1988年12月。 ●デズモンド・スコット﹃英仏海峡の空戦﹄朝日ソノラマ︿新戦史シリーズ32﹀、1990年11月。 ●アレクサンダー・M.ズース﹃ソビエトウイングス 現用ソビエト軍用機写真集﹄大日本絵画、1991年4月。ISBN 9784499205658。 ●C.V.グラインズ﹃巨星﹁ヤマモト﹂を撃墜せよ! 誰が山本GF長官を殺ったのか!?﹄光人社、1992年4月。ISBN 9784769806042。 ●メラヴ・ハルペリン・アハロン・ラピドット 編﹃イスラエル空軍﹄朝日ソノラマ︿新戦史シリーズ53﹀、1992年12月。ISBN 9784257172536。 ●ジャン・ポール・パリュ﹃バルジの戦い﹄ 上巻、大日本絵画、1993年7月。ISBN 9784499226097。 ●ジャン・ポール・パリュ﹃バルジの戦い﹄ 下巻、大日本絵画、1993年11月。ISBN 9784499226103。 ●ヴェルナー・ジルビッヒ﹃ドイツ空軍の終焉 西部戦線ドイツ戦闘機隊、最後の死闘﹄大日本絵画、1994年6月。ISBN 9784499226332。 ●ピーター・ツォウラス﹃Dデイの惨劇 1944年6月、連合軍敗退﹄大日本絵画、1995年11月。ISBN 9784499226387。 ●ジョン・マロン﹃はやわかり第二次世界大戦史﹄光人社、1999年6月。ISBN 9784769809265。 ●フレデリック E.スミス﹃633爆撃隊﹄光人社︿光人社NF文庫﹀、2000年9月。ISBN 9784769822820。共訳[編集]
●ラッセル・クレンシャウ 著、岡部いさく・岩重多四郎 訳﹃ルンガ沖の閃光 日本海軍駆逐艦部隊対アメリカ海軍巡洋艦部隊﹄大日本絵画、2008年9月。ISBN 9784499229739。解説[編集]
●George Hall﹃U.S.FIGHTING WINGS アメリカ最新鋭機のすべて 大型本﹄朝日ソノラマ、1991年8月。ISBN 9784257033172。文庫解説[編集]
●新谷かおる﹃エリア88﹄、スコラ漫画文庫、1994年 - 各巻の巻末に﹁﹃エリア88﹄を彩る航空機群﹂として解説を書く。 ●青池保子﹃エロイカより愛をこめて﹄ 3巻、秋田書店︿Akita Bunko 20-3﹀、1998年2月。ISBN 9784253173612。 ●ギャビン・スミス 著、金子浩 訳﹃帰還兵の戦場﹄ 1巻、東京創元社︿創元SF文庫﹀、2016年5月。ISBN 9784488761011。 ●ギャビン・スミス 著、金子浩 訳﹃天空の標的﹄東京創元社︿創元SF文庫﹀、2016年9月。ISBN 9784488761042。監修[編集]
●モデルグラフィックス編集部 編﹃岡部いさく&能勢伸之のヨリヌキ週刊安全保障﹄フジテレビジョン﹁ホウドウキョク﹂・岡部いさく監修、大日本絵画、2016年12月。ISBN 9784499231992。脚注[編集]
- ^ Mossie633のツイート(1677190376158023681)
- ^ “空母、原潜、核兵器の保有は“割に合う”か―軍事評論家・岡部いさく氏に聞く”. ダイヤモンド・オンライン. (2014年6月20日)
- ^ “海上戦の基本がわかる、決定版”. 松竹\キュー・テック
外部リンク[編集]
- 岡部いさく (@Mossie633) - X(旧Twitter)