恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム
表示
恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム | |
---|---|
Om Shanti Om | |
監督 | ファラー・カーン |
脚本 |
ファラー・カーン ムスタク・シェイク |
原案 | ファラー・カーン |
製作 |
シャー・ルク・カーン ガウリー・カーン |
製作総指揮 |
サンジーヴ・チャウラ アニル・サブレ |
出演者 |
シャー・ルク・カーン ディーピカー・パードゥコーン |
音楽 |
ヴィシャール・ダドラニ シェーカル・ラヴジアニ |
撮影 | V・マニカンダン |
編集 | シリーシュ・クンデール |
製作会社 | レッド・チリーズ・エンターテインメント |
配給 |
![]() |
公開 |
![]() ![]() |
上映時間 | 169分 |
製作国 |
![]() |
言語 | ヒンディー語 |
﹃恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム﹄︵原題・Om Shanti Om︶は、2007年に製作・公開されたインドの映画である。インドの2007年映画興行収入成績ランキングで1位。
ボリウッド映画界で活躍する舞踊監督であったファラー・カーンの2作目の監督作品であり、シャー・ルク・カーン︵製作も兼ねる︶と本作がヒンディー語映画へのデビューとなるディーピカー・パードゥコーンが主演している。
日本では2013年3月16日に劇場公開。キャッチコピーは﹁何度生まれ変わっても、また君に恋をする﹂。ぴあの調査による公開初週の映画満足度ランキングで1位を獲得している[1]。通常の劇場上映に加えて、上映中に自由に踊ったり音を鳴らしながら鑑賞できる﹁マサラ上映﹂も各地で行われた[2]。2017年に舞台化作品が上演︵後述︶。
ストーリー[編集]
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
主人公のオーム・プラカーシュと友人のパップーはボンベイで活動している脇役俳優。ある日、炎に巻かれるシーンの撮影中の事故で逃げ遅れたスター女優のシャンティプリヤをオームが助けたことで二人は友人となる。その後も交流を続け二人の仲は深まっていったのだが、実はシャンティは映画プロデューサーのムケーシュと秘密裏に結婚していた。シャンティはこの事実を公表したがっていたが、映画界での成功を狙うムケーシュはこれを疎ましく感じ、遂にはシャンティを事故に見せかけて焼き殺そうとする。その場に偶然居合わせたオームは彼女を助けようとするが、逆に一緒に命を落としてしまう。
それから30年後、ボンベイではオーム・カプールという若手俳優が大人気スターとなっていた。それはオーム・プラカージュの生まれ変わりの姿だった。
キャスト[編集]
※括弧内は日本語吹き替え ●オーム・プラカーシュ・マッキージャ / オーム・カプール - シャー・ルク・カーン︵宮内敦士︶ ●シャンティプリヤ / サンディ - ディーピカー・パードゥコーン︵木下紗華︶ ●ムケーシュ・メーラ - アルジュン・ラームパール︵花輪英司︶ ●パップー - シュレーヤス・タラプデー︵金野潤︶ ●ベラ・マッキージャ - キラン・ケール︵市川愛子︶ ●ラジェ・カプール - ジャーヴェード・シェイク︵西谷修一︶スタッフ[編集]
●監督/振付‥ファラー・カーン ●製作総指揮‥サンジーヴ・チャウラ、アニル・サブレ ●製作‥シャー・ルク・カーン、ガウリー・カーン ●脚本‥ファラー・カーン、ムスタク・シェイク ●撮影‥V・マニカンダン ●編集‥シリーシュ・クンデール ●美術監督‥サブー・シリル ●音楽‥ヴィシャール・ダドラニ、シェーカル・ラヴジアニ映画賞受賞・ノミネーション[編集]
●受賞 ●国家映画賞美術監督賞‥サブー・シリル ●フィルムフェア賞デビュー女優賞‥ディーピカー・パードゥコーン ●スター・スクリーン賞新人女優賞‥ディーピカー・パードゥコーン ●第2回アジア・フィルム・アワード作曲賞‥ヴィシャール・ダドラニ、シェーカル・ラヴジアニ ●ノミネーション ●フィルムフェア賞主演男優賞‥シャー・ルク・カーン ●フィルムフェア賞主演女優賞‥ディーピカー・パードゥコーン ●フィルムフェア賞助演男優賞‥シュレーヤス・タラプデー ●フィルムフェア賞監督賞‥ファラー・カーン ●フィルムフェア賞作曲賞‥ヴィシャール・ダドラニ、シェーカル・ラヴジアニ ●第2回アジア・フィルム・アワード主演女優賞‥ディーピカー・パードゥコーンソフト化[編集]
日本版Blu-rayおよびDVDは2013年9月27日発売。発売元はアジア映画社、マクザム、パルコ。販売元はマクザム。 ●恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム︵Blu-ray版/DVD版ともに2枚組︶ ●ディスク1:本編 169分 - ミュージックチャプター付き ●ディスク2:特典 100分 - メイキング、NG集、削除シーン、ロンドン・プレミア試写会、オリジナルおよび日本版劇場予告編、監督インタビュー等舞台[編集]
オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻- 2017年1月、宝塚歌劇団星組公演として東京国際フォーラムホールCで上演。脚本・演出は小柳奈穂子。紅ゆずると綺咲愛里のトップコンビ、プレお披露目公演として上演[3]。7月に梅田芸術劇場メインホールで再演[4]。大阪公演の初日に合わせて映画版の監督であるファラー・カーンが来日し、宝塚版を絶賛した[5][6]。 キャスト ︿1月﹀ ●オーム・プラカーシュ・マキージャー / オーム・カプール : 紅ゆずる ●シャンティプリヤ / サンディ : 綺咲愛里 ●ムケーシュ : 礼真琴 ●パップー : 瀬央ゆりあ ●ベラ・マキージャー - 美稀千種 ●ラージェシュ・カプール - 壱城あずさ ︿7月﹀脚注[編集]
(一)^ インド映画﹃恋する輪廻﹄が映画満足度ランクのトップにぴあ映画生活
(二)^ マサラ上映公式サイト
(三)^ “宝塚歌劇星組の次期トップスターに紅ゆずる、次期トップ娘役に綺咲愛里”. ステージナタリー. (2016年6月21日) 2016年10月20日閲覧。
(四)^ “宝塚星組﹁恋する輪廻﹂大阪公演、礼真琴主演﹁阿弖流為﹂が7月に東京大阪で”. ステージナタリー. (2017年1月13日) 2017年1月16日閲覧。
(五)^ “星組紅ゆずるにインド映画の監督﹁連れて帰りたい﹂”. 日刊スポーツ. (2017年7月21日) 2017年7月23日閲覧。
(六)^ “星組公演﹁オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-﹂初日開幕”. 産経WEST. (2017年7月22日) 2017年7月24日閲覧。