星美智子
ほし みちこ 星 美智子 | |
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1940〜1950年代のポートレート | |
本名 | 庄野 礼子 (しょうの れいこ) |
別名義 | 星 美千子 |
生年月日 | 1927年1月20日(97歳) |
出生地 | 日本 東京府東京市 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 劇場用映画、テレビ映画 |
活動期間 | 1935年 - |
配偶者 | 生別 |
著名な家族 |
叔母 星玲子 長女 あり |
星 美智子︵ほし みちこ、1927年1月20日 - ︶は、日本の女優である。本名は庄野 礼子︵しょうの れいこ︶、旧芸名は星 美千子︵読み同︶。元子役である。
来歴[編集]
1927年︵昭和2年︶1月20日、東京府東京市︵現在の東京都︶に生まれる。 1935年︵昭和10年︶、8歳の時に、戦前の日活のスターだった叔母・星玲子のいる撮影所に遊びに行ったところ、親戚に当たるマキノ雅弘監督に﹁チビ、映画に出てみろ﹂と言われ、これをきっかけに映画﹃少年靴屋﹄で子役デビューする。しばらく子役として活躍した後、学業に専念し、立教高等女学校︵現在の立教女学院中学校・高等学校︶に入学した。 1945年︵昭和20年︶、東京女子医大か、日本女子大の英文科への入学を志し、両校を受験するが失敗する。1946年︵昭和21年︶、前年に続き両校の受験に失敗する。その間に水戸光子復帰第1作﹃お光の縁談﹄に出演する。当時として高額のギャラをもらったことで、﹁女優も悪くないと気楽に考え始めた﹂と言い、大学進学を断念して映画界入り[1]。以後、大映、松竹、新東宝などで映画に出演した。1953年︵昭和28年︶、東映に移る。東映入社後は助演が主だが、時代劇・現代劇を問わず大活躍し、多数の映画に出演した。後にテレビ映画にも進出した。1965年︵昭和40年︶に結婚、後に離婚した。 2010年︵平成22年︶11月25日、東京・池袋の新文芸坐で開催された﹃時代劇の至宝 中村錦之助=萬屋錦之介 あの雄姿、ふたたび︵アンコール︶!錦之助映画祭り2010﹄のトークショーに出演、星のサイン会も開かれた。2012年︵平成24年︶公開の映画﹃俳優×監督=全力映画 ﹁もはやないもの﹂﹄に出演、健在を示した。人物・エピソード[編集]
父親は判事、叔母は女優の星玲子。映画監督マキノ雅弘は親戚に当たる。一女あり。 映画界入りのあと、現代劇から時代劇にまわったのは、本人によると﹁恥ずかしいことですが足がいささかガニ股でしてね、時代劇でないとさまにならないからです﹂とのことである。片岡千恵蔵の大ファンで、1957年︵昭和32年︶に﹃大菩薩峠﹄で共演した際には、﹁胸がドキドキして、演じるどころではなかった﹂と語っている。また監督の内田吐夢からは演技だけでなく、人生についても何かと教えてもらったという[2]。主な出演[編集]
映画[編集]
テレビドラマ[編集]
●特別機動捜査隊︵NET・東映︶ ●第56話﹁指名手配の男﹂︵1962年︶ ●第90話﹁疑惑﹂︵1963年︶ ●第112話﹁風の中の街﹂︵1963年︶ ●第123話﹁夜の女﹂︵1964年︶ ●第345話﹁濁った大都会の天使﹂︵1968年︶ - 咲子 ●第409話﹁ふたりの女﹂︵1969年︶ ●第414話﹁愛の水平線﹂︵1969年︶ - 信子 ●第424話﹁北海道を捜せ﹂︵1969年︶ - 勝代 ●第432話﹁コタンの女﹂︵1970年︶ - たつ子 ●第438話﹁汚れたウエディング・ドレス﹂︵1970年︶ - のぶ子 ●第458話﹁白い心の旅路﹂︵1970年︶ - 加代子 ●第461話﹁私の愛した女﹂︵1970年︶ - トモエ ●第481話﹁追憶の街﹂︵1971年︶ - 浜田敏江 ●第484話﹁春の坂道﹂︵1971年︶ - よしの ●第489話﹁風の中の姉妹﹂︵1971年︶ - 三村妙子 ●第503話﹁殉愛の海﹂︵1971年︶ - 津川夏子 ●第532話﹁裏町の女﹂︵1972年︶ - ふみ代 ●第567話﹁女を棄てた女たち﹂︵1972年︶ - 安藤哲子 ●第584話﹁新鮮な女﹂︵1973年︶ - 加藤志津 ●第594話﹁新しい女﹂︵1973年︶ - 沢田昌子 ●第618話﹁大都会の野良犬﹂︵1973年︶ - 鬼頭冴子 ●第653話﹁待ちぼうけの女﹂︵1974年︶ - 那美 ●第667話﹁失われた週末 ﹂︵1974年︶ - 津山多恵 ●第685話﹁暗黒街ひとりぼっち﹂︵1974年︶ - とめ ●第702話﹁消えた一千万円﹂︵1975年︶ - 古澤美保 ●第753話﹁愛と死その罪﹂︵1976年︶ - 滝沢好江 ●第774話﹁妻に捧げる協奏曲﹂︵1976年︶ - 三輪田園子 ●第794話﹁ある受験生の詩﹂(1977年︶ - 山本八重 ●孤独の賭け︵1963 - 1964年、NET・東映︶ - 千種寿都子 ●三匹の侍 第1シリーズ 第25話﹁殺法無頼﹂︵1964年、フジテレビ︶ ●廃虚の唇︵1964年、NET・東映︶ - 律子 ●軍兵衛目安箱 第25話﹁将軍暗殺﹂︵1971年、NET ・東映︶ - おぎん ●人形佐七捕物帳 第26話﹁怪談・座頭の鈴﹂︵1971年、NET / 東宝︶ - 柳光亭の女将 ●好き!すき!!魔女先生 第4話﹁ソクラテス大いに怒る﹂︵1971年、朝日放送・東映︶ - 進の母 ●プレイガール 第255話﹁冬の夜の華麗なる殺人パーティ﹂︵1974年、12ch / 東映︶‐田所美佐 ●右門捕物帖 第10話﹁真実﹂︵1974年、NET・東映︶‐お常 ●伝七捕物帳 ●日本テレビ版 ●第24話﹁日本晴れ大漁節﹂︵1974年︶ - お才の方 ●第106話﹁文治一番手柄﹂︵1976年︶ - 女将 ●テレビ朝日版 第11話﹁姉弟しぐれ﹂︵1979年︶ ●正義のシンボル コンドールマン︵1975年、NET・東映︶ - 三矢たみ子 ●赤い運命 ︵1976年、TBS・大映テレビ︶ - クニ ●大空港 第29話﹁戦慄!空港VIP室占拠事件﹂︵1979年、フジテレビ / 松竹︶ - 弘中夫人 ●花王 愛の劇場 (TBS) ●﹁下町の空﹂︵1981年︶ ●﹁赤い関係﹂︵1982年︶ ●文吾捕物帳 第21話﹁失った女の過去﹂︵1982年、テレビ朝日・三船プロ︶ ●星雲仮面マシンマン ︵1984年、日本テレビ︶ - おばあちゃん︵真紀と勝の祖母︶ ●ドラマ女の手記﹁温泉仲居物語2﹂︵1987年、テレビ東京・キネマ東京︶ ●不思議サスペンス﹁秘密箱からくり箱・殺した女﹂︵1991年、関西テレビ・東映︶ ●火曜サスペンス劇場﹁監察医・室生亜季子22・指紋﹂︵1997年、日本テレビ・東映︶ - 柳瀬昌その他のテレビ番組[編集]
●オールスター家族対抗歌合戦︵フジテレビ︶ ●一枚の写真︵フジテレビ︶広告[編集]
●柳屋本店脚注[編集]
関連書籍[編集]
●﹃日本映画スチール集 大映女優篇 昭和10・20年代﹄︵石割平・円尾敏郎/著。ワイズ出版︶ ●﹃日本映画スチール集 シリーズ映画 大映篇﹄︵石割平/編著、円尾敏郎/著。ワイズ出版︶ ●﹃大映戦慄篇 昭和二十年代探偵スリラー映画﹄︵那智史郎/編著。ワイズ出版︶ ●﹃新諸国物語 笛吹童子、紅孔雀、七つの誓い…﹄︵石割平/編・著、円尾敏郎、高橋かおる/編。ワイズ出版︶関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- プロフィール - アイティ企画