星野壽市
ほしの じゅいち 星野 壽市 | |
|---|---|
 第24回アーリントンカップ口取り式 （2015年2月28日） | |
| 生誕 |
1938年（85 - 86歳）[1] 日本 新潟県三条市[2] |
| 職業 | |
| 肩書き |
|
星野 壽市︵ほしの じゅいち、1938年 - ︶は、日本の実業家、馬主。
鉄のスクラップ加工、産業廃棄物処理などを手がける三栄商事株式会社代表取締役会長。
星野 寿市とも表記される[3]。
星野の勝負服を着用したD.レーン
日本中央競馬会︵JRA︶に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は黒、水色十字襷、袖水色縦縞で、冠名は特に用いないが、所有馬に﹁上毛かるた﹂のフレーズを使用していることで知られる。
当初は高崎競馬で馬主となっていたが、仕事との兼ね合いから撤退していた[2]。その後、テレビで競馬を見ていた孫が﹁あの馬が欲しい﹂と言ったことから馬を購入し、再び馬主となった[2]。
経歴[編集]
新潟県三条市出身。高校卒業後、群馬県高崎市のスクラップ屋に勤める。一度新潟県に戻ったのち、1964年に26歳で高崎市堰代町に三栄商事を起業した[3][2]。1967年、高崎市高関町に本社を移転。1980年、高崎市倉賀野町の現在地に本社を移転した。 2020年2月、社長の座を長男の佑介に譲り、代表取締役会長となる[3][2]。馬主活動[編集]
来歴[編集]
●2000年 - 12月3日の2歳未勝利戦をブラックジンガーが制し、中央競馬で初勝利。 ●2013年 - 桜花賞をアユサンが制し、重賞初制覇かつGI競走初制覇[4]。主な所有馬[編集]
GI級競走優勝馬[編集]
●アユサン︵2013年桜花賞︶重賞競走優勝馬[編集]
●ヤングマンパワー︵2015年アーリントンカップ、2016年関屋記念、富士ステークス︶ ●アサマノイタズラ︵2021年セントライト記念︶﹁上毛かるた﹂由来の所有馬[編集]
﹁上毛かるた﹂由来の馬名は1世代につき1頭名付けている[5]。- アサマノイタズラ[6]
- 「浅間のいたずら 鬼の押し出し」より
- エンギダルマ[7]
- 「縁起だるまの少林山」より
- ココロノトウダイ
- 「心の灯台 内村鑑三」より
- テンカノギジン[8]
- 「天下の義人 茂左衛門」より
- ヘイワノツカイ
- 「平和の使徒 新島襄」より
- ライトカラカゼ
- 「雷とからっ風 義理人情」より
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ ﹃東商信用録﹄関東版 平成元年版 下巻 1137頁
(二)^ abcdeFM GUNMA × 群馬県信用保証協会 チャレンジ?ザ?ドリーム Challenge the Dream ~群馬の明日をひらく~ 令和3年2月4日(第95回)放送 (PDF)
(三)^ abcd“会社概要”. 三栄商事株式会社. 2023年2月23日閲覧。
(四)^ “︻桜花賞︼アユサン星野オーナー、悲願ＧＩ”. ウマニティ (2013年4月8日). 2023年2月23日閲覧。
(五)^ “︻セントライト記念︼アサマノイタズラ由来は星野オーナー地元愛“上毛かるた””. スポニチアネックス. スポーツニッポン (2021年9月21日). 2023年2月23日閲覧。
(六)^ “上毛かるた由来 アサマノイタズラ皐月賞へ”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ (2021年4月5日). 2023年2月23日閲覧。
(七)^ “手塚厩舎の﹁上毛かるた軍団﹂に新顔！母が桜花賞馬のエンギダルマ／ＰＯＧ”. 極ウマ. 日刊スポーツ (2021年8月12日). 2023年2月23日閲覧。
(八)^ “﹁上毛かるた﹂にちなんだ馬名テンカノギジンがデビュー戦で勝利 本来の札に出てくる﹁茂左衛門﹂ってどんな人？”. 東スポ競馬. 東京スポーツ (2022年9月5日). 2023年2月23日閲覧。
参考文献[編集]
- 『東商信用録』関東版 平成元年版 下巻（東京商工リサーチ、1989年）