片山宏行

片山宏行
（かたやまひろゆき）
人物情報
生誕	1955年5月11日（69歳）; 日本・北海道
国籍	日本
出身校	青山学院大学文学部; 青山学院大学大学院文学研究科
学問
研究分野	日本近代文学; 菊池寛研究; 比較文学
研究機関	青山学院大学
学位	文学修士 (青山学院大学)
学会	日本近代文学会
主な受賞歴	青山学院学術褒賞
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片山宏行︵かたやまひろゆき、1955年 5月11日^[1] - ︶は、日本の国文学者。青山学院大学教授。菊池寛研究の第一人者。

略歴[編集]

北海道生まれ。青山学院大学文学部卒業。1982年、同大学院博士課程中退。神戸山手女子短大で講師、1989年助教授。1991年、青山学院大学文学部助教授。2000年同教授^[2]。2024年同名誉教授。明治、大正、昭和の近代日本文学を専攻し、特に菊池寛を研究。2004年に高松市で菊池寛の短編小説などのゲラ刷りが発見された際や、2007年倉敷市で芥川龍之介の直筆原稿が発見された際にも、調査を担当している。また2017年、菊池寛の幻の原稿﹁妖妻記﹂︵菊池寛記念館所蔵︶の鑑定・作品の意義について明らかにした。

著書[編集]

●﹃菊池寛の航跡―初期文学精神の展開﹄和泉書院、1997年。 ●﹃菊池寛のうしろ影﹄未知谷、2000年。 ●﹃菊池寛随想﹄未知谷、2017年。

共著編・監修[編集]

●﹃真珠夫人注解・考説﹄菊池寛研究会編監修翰林書房 2003 ●﹃コレクション・モダン都市文化第7巻円タク・地下鉄﹄編　ゆまに書房 2005 ●﹃異郷の日本語﹄青山学院大学文学部日本文学科編金石範,崔真碩,佐藤泉,李静和共著社会評論社 2009 ●﹃菊池寛現代通俗小説事典﹄山口政幸、若松伸哉、掛野剛史共編　八木書店、2016 ●﹃倉敷市蔵　薄田泣菫宛書簡集　作家篇﹄八木書店、2014 ●﹃倉敷市蔵　薄田泣菫宛書簡集　詩歌人篇﹄八木書店、2015 ●﹃倉敷市蔵　薄田泣菫宛書簡集　文化人篇﹄八木書店、2016

受賞歴[編集]

●1998年　青山学院学術褒賞

所属学会[編集]

●日本近代文学会 ●昭和文学会

論文[編集]

●<片山宏行

脚注[編集]

^ 『著作権台帳』
^ 青山学院大学

外部リンク[編集]

[1] 『著作権台帳』

[2] 青山学院大学

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