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疫病

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病原体の発見[編集]

感染症のうち細菌が引き起こすものについては、19世紀後半から20世紀初頭にかけての時期に病原菌の多くが発見されている[4]

病名 発見年 病原菌発見者
ハンセン病 1875年 アルマウェル・ハンセン(ノルウェー)
マラリア 1880年 シャルル・ルイ・アルフォンス・ラヴラン(フランス)
腸チフス 1880年 カール・エーベルト(ドイツ)
結核 1882年 ロベルト・コッホ(ドイツ)
コレラ 1883年 ロベルト・コッホ(ドイツ)
破傷風 1884年 北里柴三郎(日本)、アルトゥール・ニコライエル(ドイツ)
ブルセラ症 1887年 デビッド・ブルース(イギリス)
ペスト 1894年 北里柴三郎(日本)、アレクサンドル・イェルサンフランス語版(フランス)
赤痢 1898年 志賀潔(日本)
梅毒 1905年 フリッツ・シャウディンドイツ語版(ドイツ)
百日咳 1906年 ジュール・ボルデ(フランス)
発疹チフス 1909年 シャルル・ジュール・アンリ・ニコル(フランス)

一方、ウイルスについては理解が遅れ、存在は知られるようになったのは19世紀末から、その正体が明らかになるのは20世紀中葉になってからである。新型インフルエンザCOVID-19のように新たに出現する疫病(新興感染症)も存在し、これからも発見が続くものと考えられる。

脚注[編集]

  1. ^ 『日本書紀』。崇神天皇紀五年
  2. ^ 『日本書紀』、崇神天皇紀7年
  3. ^ a b 148年ぶりに疾病鎮める神事 新型コロナの終息願い 福島 会津 - NHK
  4. ^ 倉持(1995)pp.315-323

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21980 ISBN 978-4-642-00502-9

11992 ISBN 978-4-582-13101-7

12001 ISBN 978-4-095-23001-6

<>19958ISBN 4-02-259633-3

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