穂別博物館

穂別博物館
施設情報
正式名称	むかわ町立穂別博物館
専門分野	化石
事業主体	むかわ町
開館	1982年（昭和57年）
所在地	〒054-0211 北海道勇払郡むかわ町穂別80番地6
位置	北緯42度45分58.02秒 東経142度8分8.57秒
外部リンク	穂別博物館
プロジェクト:GLAM

穂別博物館︵ほべつはくぶつかん︶は北海道勇払郡むかわ町にある博物館。

沿革

博物館入口に展示されている﹁むかわ竜﹂の実物大レリーフ

●1975年︵昭和50年︶‥穂別町︵当時︶在住の男性が、山中で骨の化石を発見した。1977年︵昭和52年︶、この化石は首長竜の化石であることが判明し、化石は地名と発見者の名前から﹁ホベツアラキリュウ﹂と名付けられた。

●1982年︵昭和57年︶‥上記の化石を研究・保管して展示するため、穂別町立博物館を開館。全身骨格が展示されている。

●2003年︵平成15年︶‥町内在住の男性が沢で化石を発見した。この化石はハドロサウルス科と推測されており、同博物館と北海道大学によって発掘・調査が進められる。2016年12月にむかわ竜と名付けられる︵通称であり、学名はカムイサウルス︶。

●2006年︵平成18年︶‥旧穂別町および鵡川町が合併し、むかわ町が設置されたことにより、むかわ町立穂別博物館に改称。

●2017年︵平成29年︶‥むかわ竜の全身骨格の再現が完了する。

●2019年︵平成31年︶‥白亜紀後期︵7千万-8千万年前︶の新種を含むアンモナイトの化石34種141点の寄贈を受けて展示を開始。アンモナイトは、日高町と新冠町の境にある里平地域で発見されたもの。

●2019年︵令和元年︶‥東京上野の国立科学博物館で行われた﹃恐竜博2019﹄にて、むかわ竜がメイン展示に選ばれる。展示のために、穂別博物館が所蔵するむかわ竜、ホベツアラキリュウ︵新復元︶、ティラノサウルス︵普段は収蔵庫所蔵非公開︶が貸し出された。またむかわ竜が正式に新種と認定され学名がつけられた。

施設

●化石学習館

●かせき学習館 作業場

●かせき学習館 収蔵庫

脚注

(一)^ ^abどうやってできたの？

(二)^ 博物館からのお知らせ

(三)^ 恐竜の頭骨を北海道・穂別で確認

(四)^ むかわ町穂別で恐竜の化石発見　草食系のハドロサウルスか

(五)^ 北大など、むかわ町穂別から北海道で4例目となる恐竜の化石を発見

(六)^ むかわ町穂別から恐竜全身骨格化石を確認

(七)^ むかわ町穂別産恐竜の頭骨一部を発見

(八)^ 恐竜の頭骨化石を確認　北海道むかわ町

(九)^ むかわ町穂別での恐竜発掘⑨ 2014年の第二次発掘①

(十)^ “アンモナイト新種発見　日高、新冠両町境の里平地域－穂別博物館で公開”.  苫小牧民放 (2019年3月27日). 2019年3月31日閲覧。

外部リンク

●穂別博物館